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2021年01月08日 イイね!

「新しい錆対策」のお話 エストレヤ

「新しい錆対策」のお話 エストレヤYouTubeのレストア番組を観ていて、私の中ではこれまでになかった「新しい錆対策」が紹介されていましたので、早速、その溶剤を尼村で購入しました。


 
 

その溶剤とは、「必殺錆封じ」という錆変質剤であります。
有名メーカーの商品ですからとりあえず信用ができるでしょう。
掲げた画像は解像度が悪くて申し訳ありませんが、3枚目の文字説明がわかりやすいと思います。

これまで私がやって来た錆対策は、「除錆→防錆」の工程を踏んでいました。
錆をヤスリで削ったり、ワイヤーブラシで磨いたり、除錆剤で取り除いたりして金属面を綺麗にし、その上から塗装やコーティングなどの措置を施して防錆するというやり方です。

しかし、この必殺錆封じは、塗布するだけで、錆そのものを固めてしまって錆の進行を止め、それそのものが防錆効果がある皮膜になってしまうという代物です。
ですから、この溶剤によって黒く変化した元錆は取り除くことなく(取り除くと単なる除錆の効果だけになってしまう)、必要によってその上から直接パテや塗料、コーティング剤を塗布するということになります。
ですから、見えない裏側などの部位は、溶剤を塗布しっ放しにして大いに手を抜いてもいいのです。
除錆・防錆の作業は大変なんですが、必殺錆封じは労力がとても少なくて効果が期待できるという画期的な商品であり、素晴らしいの一言です。

※参考
銃の鉄表面に「ブルーイング」という防錆処理が施されています。
これは奇麗な金属面を溶剤により、特殊な錆の被膜に変化させて防錆するというものであり、必殺錆封じはこの処理とは全然違います。

必殺錆封じは、唯一の難点があります。
他の除錆剤と比べると、とてもお高い商品なのです。

私はとりあえず、コスパが非常に悪いことを承知で小瓶を買い求めました。
長い間これといった車体メンテナンスをしていなかったエストレヤのあちこちに発生ている小錆の対策に試用してその効果を検証し、良ければ大瓶を購入しようと考えています。
サドルシートの修理に際に実行をします。
Posted at 2021/01/08 10:29:47 | トラックバック(0) | 日記
2021年01月05日 イイね!

サドルシートのブラケットが折れてもーたというお話 エストレヤ

サドルシートのブラケットが折れてもーたというお話 エストレヤ昨日は年末年始休暇の最後の休日で、晴天のもと2021年初ライディングということで、SL125S、エストレヤの順で少しの距離ですが乗り込んで、おっさんの楽しみを味わいました。
もちろん、おっさんが故の防寒装備は万全にしてでの話です。



SL125Sは、目的地であるいつもの撮影場所まで走らせて、交換したチェーンや取り付けなおしたオイルクーラー・コアに問題もなく無事に帰宅できました。
ところがエストレヤは、復路においてサドルシートが左右に簡単に傾くようになったのです。
この変化に異常を覚えた私は、帰宅後すぐにサドルシートを取り外しました。
そうしましたら、ブラケットの支点近くの部位にヒビが入っていたのです。

◯だいぶ以前に、サドルシートの後端とリアキャリアの先端の接触を回避させる必要があって、サドルシートの前後の移動許容範囲より前方に持って来るために、ブラケットの前側に取付穴を開けてしまった。
◯ブラケットはこの穴開け加工によりこの周辺部分の強度が大きく落ちてしまった。
◯昨年末のサドルシートの後部を低くした作業で、支点のボルト・ナットを親の仇のように、あっ、カンカラカンのカン、あほーりゃ、カンカラカンのカン、あほーりゃ、カンカラカンのカン、あほーりゃ、カンカラカンのカンと締め付けてしまった。
◯支点にはサドルシートが上下方向や左右傾きの範囲においてそれを許容する「遊び」が必要となるが、このカンカラカンのカンの所業により遊びが無くなってしまい固定されてしまった。
◯ごっついおっさんの大きな臭いケツを置いたサドルシートの動きに応じて、支点付近が捻れて捩れ、そして強度が落ちている穴開け部分に金属疲労が生じてヒビが入ってしまった。
…と、このように分析をしました。

パーツというものは設計者がちゃんと計算尽くめで作っているものだから、穴を開けたり、削ったりすれば何かの拍子に必ず壊れて機能しなくなるという見本のような失敗行動でありました。



すぐに自家溶接に取り掛かりましたが、何回やっても全然上手くいかずに、最後には悲しいかな、ブラケットは折れ千切れてしまいました。
それもそのはず、自家溶接は全く初めてであり、要領を得ずにやっていたからできるはずもないのです(汗)



その夜に尼村でブラケットを探し出して注文しました。
明日配達されます。

それはそれで修理ができることとなり、この件は解決する話なのですが、自家溶接の失敗が悔しくてたまりません。
YouTubeにやり方がいくつもあげられていますので、これを観ながら、折れたブラケットを何とか使えるようにリベンジをして、少しは自家溶接ができるスキルを身に付けたいと考えています。
Posted at 2021/01/05 19:34:48 | トラックバック(0) | 日記
2021年01月03日 イイね!

2021年にやりたいカスタムのお話 SL125S

2021年にやりたいカスタムのお話 SL125S新年 おめでとうございます。

SL125Sのカスタムは未だ完成領域には達していません。
いくつかやりたいことがあります。
やりたいことのその一つは、他機種のキャブレターでエンジンを動かしてみたいということです。

画像のキャブレターは、ホンダ CD125K 2気筒1キャブレター仕様に採用されていたケーヒン製のセミCVキャブレターであります。
何回か、キャブレターの採用変更があったようで、このキャブレターはたぶん二代目になるのではないかと思います。

さて、エストレヤに付いている(フル)CVキャブレターは、スロットルバルブにダイヤフラムが付いていて、負圧によってスロットルバルブの開閉を行います。
しかし、ここで扱うセミCVキャブレターは、スロットルバルブにダイヤフラムが付いているのは同じですが、「開」は負圧(ベンチュリー)により作動し、「閉」はスロットルに連結されたレバーによりダイヤフラムの中心部が強制的に押さえ付けられて作動します。
「加速はゆったりと 減速は素早く」といった安全志向の味付けになろうかと思います。
このように、強制開閉タイプのVMキャブレターの機能と負圧タイプの(フル)CVキャブレターの機能の両方を持ち合わせていますので、「セミCVキャブレター」なのです(笑)

CD125KのセミCVキャブレターは残念ながら以降、(フル)CVキャブレターに取って代わります。
このセミCVキャブレターは、VMキャブレターから(フル)CVキャブレターへと進化する過程での試作品のようなものですから、珠数が少なく貴重、希少なアイテムと言うことができます。
そのようなことから、性能的には大きく?が付くかもしれません。

いずれにしても、VMキャブレターと比べると、加速時のツキがマイルドになり、荒いアクセル操作を吸収してスムーズなエンジン回転を実現してくれらことでしょう。
スポーツ走行を想定していない実用車であるCD125Kに採用された理由が理解できます。

セミCVキャブレターは、VMキャブレターより複雑な構造となりますので、特にダイヤフラム辺りのトラブルが多いという弱点があるにはあるのですが、魅力的なキャブレターです。
このキャブレターは、なんせ1960年代の古い古いキャブレターでありますので、型式がわかりません。
今ではもう使われてなくて、探しても詳しいデータが見つかりません。
ひょっとすると、ケイヒンの黒歴史的なキャブレターなのかもしれません(汗)



ところで、このセミCVキャブレターは、インマニ側の取付サイズがSL125SEエンジンにドンピシャなんです。
これは適合できそうなキャブレターだと判断して白羽の矢が立て、なんとかそこそこの程度のものを手に入れました。
このキャブレターのポイントはダイヤフラムに破れが無いかどうかであります。
もうこのダイヤフラムは市場には出回っていないからです。

YouTubeに投稿されている動画を観ながらきちんとオーバーホールをしたいと思いますが、ちゃんとセッティングができるかどうかはそれはわかりません。
もし上手くいってセッティングが出た暁には、ツキの良いVMキャブレター PW22と比べ、以降はフィーリングの良い方を使い続けようと考えています。



やりたいことの二つ目は、予備エンジンパーツによるオブジェ、モニュメントの作成です。
スペアエンジンで作成を予定していたのですが、思わぬ高値で売却したので、シリンダーやシリンダーヘッドなどのエンジン腰上パーツで挑戦してみようと思います。
見た目が大切ですので、まずはリファインからです。

先のセミCVキャブレターを取り付けたりすると、オブジェ・モニュメントとしてはかなり格好良くなるでしょう。



やりたいことの三つ目は、昨年のやり残しです。
素人ペイントでど失敗をしたSL90用ティアドロップ型ガソリンタンクのリペイントと内部コーティングであります。
やはり塗装は苦手のままですので、これはプロにお任せすることにします。
まずは予算内に収まる業者探しからとなります

そして、秋には古い二輪を愛でる会に出品参加したいですね。
Posted at 2021/01/03 22:11:43 | トラックバック(0) | SL125S | 日記

プロフィール

「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! エンブレムの複製 https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/7523005/note.aspx
何シテル?   10/09 10:16
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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