2022年03月24日
先日手に入れた型式違いのエポ用の三つ目のキャブレターを、いつものようにオーバーホールします。
旧車レストアでは二輪・四輪を問わず、キャブレターのオーバーホールはごく当たり前と言いますか、ほぼほぼ必須と言いますか、そのためにYouTubeでもその光景をよく見かけます。
やっているご本人達は異口同音で「楽しい!」とおっしゃっています。
実は私もキャブレターのオーバーホールは大好きなんです。

探し求めていた希少で貴重なお品がメッチャお安くてたまらないというのに、あまりにもど汚くて使い物にはなりそうにないので、だーれも手を出さなかった…そんなキャブレターがこれです(笑)
エポの二つ目のキャブレターも相当酷かったんですが、勝るとも劣らない状態です。
それにおそらく、単純なことですが、見た目がとても悪い押引式のチョークノブの曲がりが入札への敬遠の決定打になったのだと思われます(笑)
なお、今エポ PV60に取り付けているキャブレターのチョークはレバー方式ですので、二つのキャブレターはチョークの作動がノブの押引によるものか、レバーの上下によるものかで見分けることができます。

キャブクリーナーでよく洗浄し、極細針金とパーツクリーナーを使って確認しましたら、ジェット類や各パイプに、錆カスやゴミが溜まって塞がっているといったことは一切無く、また、フロートの穴開きや凹みもありませんでしたので、これは使えるアイテムだと判断を下して磨き中心の作業をしました。
ボディ表面は大いに侵されて、まるで鮫肌のようなザラザラな状態になっていましたので、新品のようなツルッとした金属の輝きを取り戻すことはできませんでした。
しかし、それでもかなり奇麗にはなったと思います。
チョークノブのロッドは真鍮製でしたので、曲がりは簡単に修復できました。
フロートチャンバーのガスケットは、液体ガスケットを塗布して再利用をしようと考えていますので、剝がすのは止めておきました。
近日中にこの型式違いのキャブレターをエポ PV60に取り付けますが。エンジン特性がどのように変化をするのか、今からとても興味津々であります。
これからは雪解けとなった気持ちが、アクティブな行動へと変化をさせることでしょう。
Posted at 2022/03/24 13:39:50 |
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エポ | 日記
2022年03月22日
今回、JB64Wの初車検を受けた際に、水抜き穴が無いリアスプリング上部バンプラーを、穴ありの改良品に無償交換してもらいました。
私は、よーりんさんの記事でこの交換サービスを知ったのですが、JB64W乗りの皆さんはもうすでに交換してもらっているのでしょうね!?(笑)
Posted at 2022/03/22 17:15:37 |
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ジムニー | 日記
2022年03月12日
ヤフオクでずっとアンテナを張って待ち構えていたパーツを、競り合うこともなく幸運にも開始価格の超格安で落札することができました (嬉)
右側のパーツは見ればわかりますが、SL125S用の「純正サイドスタンド」です。
今、臨時で取り付けている汎用スタンドで使い勝手は十分なのですが、やはり旧車バイクですので、オリジナルのパーツを所持することは必須事項であります。
交換せず現状のままでも、純正パーツを持っているだけで満足感は半端ありません。
次に、左側の箱に入っているバラバラのパーツは、高回転型のエポ PV60用に前々から欲しかった「ハスラー50用の純正キャブレター」で、ミクニ製となっています。
今、エポ PV60に取り付けているミクニ製キャブレターは、低回転低出力のエポ用エンジンに合わせてセッティングされたものを、四苦八苦しながら無理矢理、高回転型にリセッティングしていますので、ドンピシャ感が今一つの状態にあり、二個一状態で組み付けていることそのものが四苦八苦した苦戦の証です。
新旧のキャブレターは、同じミクニ製でも型式が違い、見た目では「チョーク」の形状が全く違いますので、簡単に見分けられます。
新たなキャブレターは、ハスラー50の高回転高出力型のエンジン特性に合わせたセッティングがなされていますので、そのままの状態によりドンピシャ感満点で使えるものと大いに期待しています。
なんせ、PV60のエンジンは、ハスラー50のシリンダーを10ccボアアップしたものですから、ハスラー50用のキャブレターの方が良いに決まっています。
まずは、ど汚いボディを丁寧にていねいに、綺麗きれいな状態にします。
もし、取り付けてもう一つでしたら、出品をして手放します。
落札価格の何倍かの値段で処分できますので、絶対に損だけはしません。
また、やることが増えました。
ボチボチやります。
Posted at 2022/03/12 13:52:04 |
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SL125S | 日記
2022年03月11日
ようやく暖かい春が訪れようとしている今日この頃です。
暖かい、暖かいと手放しで喜んではいられません。
毎年、花粉症が発症するからです(汗)
暖かいのに、バイクに乗るのは憚ります。
オープンで走るのも憚ります。
一番良い季節なのに…情けない人生です。
さて、暖かくなったら、SL125Sの12V化とセミトラ化、エストレヤのリファイン、エポ PV60のクラッチ板交換など、二輪のカスタムや整備をやります。
四輪ではJB64Wのカスタムや整備は今のところ予定はありませんが、2シーターカーではオイルクーラーのコアの小型化をやりたいと考えています。
今回の車検もそうでしたが、その都度、ミッションの下部に取り付けているコアが最低地上高ギリギリのところにあることを指摘されるからです(汗)
車検に通っても、走行中に路上にある石などの障害物に接触をして脆い作りのコアがいとも簡単に破壊され、オイルが吹き出してしまったら、それで終わりになります。
だから、もうええ加減、放置プレイ〜今時は死語か?(笑)〜はやめて、ちゃんと対策をすることにします。
今のところ、画像のものが一番小さいようです。
幅と厚みは以前のコアと同じで、高さが1/2になりますが、段数は同じ「7段」ですので、冷却効果が1/2になり下がることはないでしょう。
そして、この大きさなら、もう少し理想的な場所に移動することができるでしょう。
7年前にはこのサイズのコアは無かったのか、よう探し出せなかったのかわかりませんが、ようやく理想のコアを、他見つけ出すことができました。
なお欲を言うと、この高さと厚みのままで幅がもう少し狭いものが有れば、申し分ないのですが、まぁ、冷却能力の維持からすると、画像のコアより小さいものはおそらく無さそうですので、これに交換をしてオイルラインやフィッティングを見直す予定です。
オイルクーラーカスタムはとても厄介ですが、メカメカしていて楽しいものですよ。
あなたもお一つ如何ですか?(笑)
Posted at 2022/03/11 15:53:53 |
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2シーターカー | 日記
2022年03月06日
少しの間、ご無沙汰していました。
もうすぐ春です。
そうすれば、レストアやカスタムの作業を鋭意進めていく気持ちが湧きます。
今はもう少しの間だけ冬眠をしています。
さて以前、SL125Sの12V化計画のお話をしたところですが、実はこの12V化計画に伴う「セミトラ化構想」があります。

これはヤフオクで継続的に出品されているセミトラ(セミトランジスタ点火)ユニットであります。
6V・12V兼用ですので、今の6V状態でも取付可能であります。
フルトラ(フルトランジスタ点火)は、エストレヤに採用されているメンテフリーの「無接点点火方式」でありますが、セミトラは、「ポイント」の接点を利用しつつ点火を制御するユニットであります。
画像のように、セミトラユニットはポイント点火の配線に割り込ませるだけとなっています。
ポイント点火は、ポイントの隙間の適否がスパークプラグの火花の強さを決定してエンジンコンディションの良否に大きく影響しますので、定期的な点検整備が必須となります。
調子がおかしくなった時、キャブレターの詰まりの場合がありますが、このポイントの隙間が広がったことによる場合が少なくないのです。
ポイントの隙間が広がるのは、ポイントの両面が減るためでありますが、それはここに大電流が断続的に流れていることにより、面が荒れつつ減っているのであります。
セミトラは、ポイントを単なるスイッチだけの機能にしてしまい、大電流はセミトラユニットが担うシステムですから、ポイントの面が消耗して減ることはなく、そのためにポイントの隙間調整に対して過敏になる必要はありません。
また、大電流はセミトラユニットが担うことにより、スパークプラグにおける安定した点火を得ますので、アイドリングなどでの安定は雲泥の差となり、これは嬉しい限りです。
しかし、フルトラがメンテナンスフリーになるのに対して、セミトラでは点火時期やガバナー進角の定期点検はしなければなりません。
Posted at 2022/03/06 11:51:08 |
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SL125S | 日記