
タイミングが良いのか悪いのか,4~5月にかけて「欲しいけど入手困難」と思っていたパーツが中古品で次々と手に入り,結果的に大幅な仕様変更に至ったため,ホームサーキットである日光でテストしてきました.
今回投入したパーツは以下の通りです.
①
スポーツECU投入 (VTECポイント:5800→5000rpm)
②
スプリング変更 (F:4.4→7.0kg R:3.5→5.0kg)
③ダンパー変更 (減衰設定の変更と車高90mmの実現)
④
フロントインチアップ (195/55R15→215/45R16)
銀行残高を悲惨な状況に追い込んでまで手に入れたパーツなので,これでタイムが出ないと精神的なダメージ大でしたが,結果は43.1→42.5秒と想定を超えたタイムアップを果たし,コンスタントに42秒台を出せるようになったので,日光サーキット・フリー走行のSクラスへ無事昇格出来ました.
それでは,今回投入したパーツのそれぞれのインプレッションです.
①スポーツECU投入
最も明確だったのが,11コーナー出口からの加速力.
これまでは,11コーナー進入で2速50km/hまで落とすため,4000rpm程度まで回転数が下がる事から,12コーナー~ホームストレートで明らかにVTECを外れた失速感がありました.しかし,今回はVTECポイントが下がったおかげで,12コーナーを抜けた辺りで失速感は終わり,VTEC作動までのタイムロスが減りました.
②スプリング変更
RE-71Rを投入してからスキール音を聞かなくなったのですが,今回はあちこちのコーナーでスキール音を聞く事ができ,タイヤの限界を引き出せている印象を受けました.また,キャンバー不足で減りの酷かったフロントタイヤのショルダー部分も磨耗量が小さくなり,ロールが減っている事を確認出来ました.
③ダンパー変更
上記②との効果も合わさってなのでしょうが,これが今回の唯一のネガとなりました.
当たり前なのですが,ブレーキング時におけるフロントへの荷重移動が遅くなったので,ターンインでフロントのグリップ感が減った印象を受け,1コーナーや8コーナー等で思い切った飛び込みが出来なくなりました・・・.周回をこなす毎に多少慣れてきましたが,減衰力を色々と変える度に新たな課題が見つかったので,後日,詳細を分析したいと思います.
④フロントインチアップ
上記①~③の変更の影響が大きいせいか,思った程の違いを体感出来ませんでした.
10コーナー手前のブレーキングポイントは以前よりも奥になりましたが,8~9の高速コーナーでの踏ん張りはあまり感じず,11のような低速コーナーでも相変わらずクリップにつけず,こちらの効果は別のコースで確認する必要がありそうです.なお,フロントのサイズアップでオーバーステアが誘発されないか心配でしたが,前後バランスは全く変わらず,こちらは杞憂に終わりました.
総じて,全体的なレベルアップは果す事ができ,Sクラスの末席に加わる事が出来ました.
その一方で,レベルアップに合わせて足回りの課題も色々と見つかり,更なる伸び代も見出せたので,大きな収穫が得られたテストとなりました.
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アップデート 20XX | 日記
Posted at
2015/05/31 00:30:11