
鈴鹿で0.4秒差まで先輩のEF8に詰め寄れたので,調子に乗って今月も勝負を挑んでみました.
挑んだ場所はTC2000.雨続きの週の中でタイミングを合わせたかのように見事な晴れ模様.気温も低く目で絶好のコンディションでした.
周囲は1分2~7秒台の猛者ばかりですが,NAのみなのでターボ車がいない分,前回のTC1000よりは若干気楽.長いストレートを使って上手く避けつつ,20分×3本の走行枠の中でどこまで先輩に挑めるか? 少し緊張しながらアタック開始です.
まずは1本目.
9ヶ月振りのTC2000で最終コーナーの走り方をすっかり忘れてしまい,看板を見ながらブレーキングポイントを探りつつ周回.「4→3速にシフトダウンするんだっけ・・・?」と記憶を呼び起こしながら走って,タイムは 1'11.036.
GPSLapsで9ヶ月前のデータと比較したら,最終コーナーを10km/hも遅い速度で旋回しており,「やっぱ4速キープだったか・・・」と少し反省.一方の先輩はまだ1分10秒台で何とか手が届きそうな範囲.
続けて2本目.
周囲の動きとスムースに抜かせるポイントも掴めてきたので,本格的にアタック開始.
タイムも 1'09.548 まで伸びて,自己ベストを更新.
・・・が,先輩の方も1分8秒台までタイムアップ.
2本目の感触からすると,ちょっとそこまでは手が届かなそう.
最後の3本目.
セッティングは変えず,ライン取りで改善すべきポイントを振り返りつつ再びアタック.
ところが,気負いすぎてシフトミスを連発し,タイムは僅かに更新したものの,ほとんど変わらない 1'09.527.
一方の先輩は,1'07.617 まで躍進し,約2秒も差をつけられて完敗・・・.
走行終了後,セクタータイムを比較させてもらったところ,Sec1(スタートライン~ダンロップ手前)で1秒,Sec2(ダンロップ~最終コーナー手前100m看板)で1秒離されており,Sec3(最終コーナー)はほぼ互角でした.
1コーナー~1ヘアまでのS字,ダンロップ~2ヘアまでの80R,そしてバックストレートと,動画中に出てくるFD2との差を見て頂ければ分かる通り,TC2000ではパワーの差がきっちりとタイム差に表れてしまっているようです.
ちなみに,走行終了後にLap+で解析した結果は以下の通りで(青:ベストラップ 緑:タラレバベスト),
タラレバベストでは1'08.883でしたが,ご覧の通りベストラップとの差は極僅かで,細かく刻んで,つないで,ようやく1分8秒台というレベルのようです.
鈴鹿のように先輩も走り慣れていないコースであれば,クルマの差を一発の度胸で何とか埋められるようですが,長年走り込んだTC2000ともなるとクルマの性能をきっちりと出されてしまい,経験値の違いをまざまざと見せつけられてしまいました・・・.
とはいえ,これで終われる訳もなく,「ならば,今度はパワー差の出にくいミニサーキットで!」という事で,今度はTC1000で先輩に再び挑戦してみる事にします!
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EF8 vs EF8 | 日記
Posted at
2015/11/14 23:22:57