
TC1000で差が出なかったRE-71Rの15インチ(
195/55R15)と16インチ(
215/45R16).
ローテーションやコスト面を考えると,ほとんど差が出ないなら15インチを来季の本命にしていきたいと思い,今度は場所を変えて日光サーキットで比較テストを行ってみました.
前回のTC1000でローテーションや裏組み等を駆使して1年間延命させてきた15インチを遂に使い切ってしまったので,ここで新品を投入.気温も低くなって絶好のコンディションの中,果たして16インチを上回れるのか? テスト開始です.
最初の1本目.
タイヤの皮むきと熱入れを含めたウォームアップが終わった後,タイヤの内圧を確認してアタック開始.慣らしを兼ねていたのでFクラスで走ったのですが,ロドスタ天国直前だったせいか,上限に達する出走台数でなかなかクリアラップが取れず,43秒前半と低調.そんな中,1Lapだけセクターベストを纏めて,何とか42.784.
続けて2本目.
クリアがとれないとテストにならないので,Sクラスに変更して再度アタック.全体的にフィーリングは悪くなく,ブレーキングでロックする雰囲気もなく良い感じでしたが,如何せん8コーナー出口で踏ん張り感がない・・・.何回か縁石を跨いでコースアウトする始末で,たまらずピットインしてフロントの減衰を1段落としてみるも状況は変わらず,1本目より遅い,42.856.
投入の3本目.
「こりゃダメだ!」と15インチを諦め,フロントに16インチを投入.すると,8コーナー出口での踏ん張り感が戻ってきて「そうそう,この感じ!」と良いフィーリング.そんな中,後ろに見知った2台がいたので,道を譲ってみると・・・,
自己ベストの42.198をマークし,完勝!
走行終了後,LAP+で15インチ(青)と16インチ(緑)を比較してみると,以下の赤丸の箇所で差がついていました.
(手前から①,②,③)
①9コーナーの手前
感触通り,16インチの方が旋回速度が高く,ここだけで0.1秒稼いでいます.
②バックストレート
9コーナーが速いせいもあるのでしょうが,ストレートの伸びが良く,終端で2km/h近く16インチの方が速いです.
(ここで更に0.1秒稼いでます)
③ホームストレート
トラクションの違いなのか,ここでも車速の伸びが良く, ゴールライン通過時点で3.5km/hも16インチの方が速いです(更に0.2秒稼いでいます).
①の速さは明らかにタイヤの幅でしょうが,②と③のストレートの速さはトラクションの良さなのか,外径の大きさによる伸びなのかは判断が難しいところです.
いずれにせよ,やはり「太いは偉い!」の格言通りの結果となりました.
こうなると225を試してみたくなりますが,リム幅:7.0のホイールしか持ってないので,7.5が標準となる225/45R16では余り気味になってしまい,次点の225/50R16では+32mmと外径が大き過ぎです(ギヤ比は合いそうですが).
CE28Nの16インチ/8.0/4Hなんて既にラインナップにないですし,当面の間はフロント:215/45R16,リア:195/55R15の組合せのままとなりそうです.
ブログ一覧 |
セッティング(タイヤ) | 日記
Posted at
2015/11/25 22:26:04