惨敗に終わったTC2000ですが,ストレートスピードだけは狙い通り伸ばせたので,同日走ったK20A搭載車(FD2)とB18C搭載車(EF8)と比較してみました.
K20Aの方は,
もてぎに続き,この日もライバルのFD2と0.1秒差のトップタイム争いをしていたテールに特徴のあるオレさまFD2.B18Cの方は,タイトル画像の通り先輩のEF8です.
なお,エンジンパワーの比較をするのであれば,本来は朝一のデータが望ましいのですが,私が完全にチキン状態でアクセルを踏めてないため,少し気温の上がった2本目以降のデータとなります.
それでは,行ってみましょう.まずはB18C(青) vs B16A(緑)です.
1コーナー(1つ目の赤丸)
順当に約2km/hの遅れ.立ち上がり重視のラインを駆使しても全く敵いませんね・・・.
1ヘア(2つ目の赤丸)
1コーナーを立ち上がって,S字の1つ目を抜けるまではB18C(青)の方が速く,さすがの加速力です.しかし,S字の2つ目でピーキーなリアタイヤを抑え込むためにアクセルを緩めたため,真っ直ぐ突っ込んでいったB16A(緑)の方が7km/h近く速いです.
ダンロップ(3つ目の赤丸)
2ヘアを立ち上がって,ダンロップの進入まではB18C(青)の圧勝.私(緑)のアクセルONが少し遅れたせいもありますが,3速に入った領域でチギられてます.なお,先輩は進入でチョンブレをしているのか,ターンインしてからは逆転して一矢報いています.
80R(4つ目の赤丸)
ダンロップを抜けた後も,リアが落ち着くのを待ってから先輩は踏んでいるようですが,それなのに,あっさりとB18C(青)に追いつかれます.最終的にはブレーキングポイントの違いで再逆転出来てはいますが,B16A(緑)の4速に入れた領域の伸びの鈍さは何とかしたいですね・・・.
バックストレート(5つ目の赤丸)
B18Cの加速力が炸裂! 2速までは何とかB16A(緑)もついていけますが,3速,4速,(B18Cのみ)5速とシフトアップする度にグングン引き離され,8km/h近い差をつけられます.
ホームストレート(6つ目の赤丸)
最終コーナーがやっぱり遅い私のドライビング(緑)に嘆きつつ,それと引き換えに手に入れたトップスピードを使って挑んでみましたが,これだけ踏み始めのポイントが違うにも関わらず,結局,ゴールライン手前でB18C(青)にかわされます・・・.
追い掛けられた時の車載を見れば一目瞭然ではあるのですが,どんなに立ち上がりを重視しても,やっぱり全開で踏める領域ではB18Cに歯が立ちませんね・・・.
では,続けて,今度はB18C(青) vs K20A(緑).
1コーナー(1つ目の赤丸)
いきなり9km/hもK20A(緑)が上回ってきます.もうこの時点で格上感が満々ですね・・・.
1ヘア(2つ目の赤丸)
先輩(青)が少し抑えて走っているとはいえ,S字の2個目を過ぎても「まだ伸びるのか!」というくらいK20A(青)はスピードが出ています.その差,実に15km/h!
ダンロップ(3つ目の赤丸)
2ヘアを抜けてからの加速力は全くのイーブン.ここはB18C(青)が健闘しています.最終的にダンロップの進入で8km/h近い差は出ていますが,B18C(青)も踏み続けられれば同じ速度までいけそうです.ただ,履いているタイヤの太さが違うので,FD2(緑)の方が旋回速度が有利な点は考慮しないといけません.
バックストレート(4つ目の赤丸)
トップスピードはK20A(緑)に軍配が上がりますが,注目はブレーキングを始めるまでの加速力.何と150km/h付近まではB18C(青)の方が上です! 150km/hを超える直前でB18C(青)は5速に入れていると思われますが,これでようやくK20A(緑)が互角に持ち込む感じとなっています.
以上,筑波ならではの加速力比較でした.
今回,立ち上がり重視のラインをとって抵抗してみましたが,驚異的なB18Cが相手だと,B16Aでは全く勝負になりませんね.このB18Cの驚異さは,格上であるはずのK20Aに対しても余裕で食らいついている点です.これで,もう少しリアが安定させ,太いタイヤを履き,アクセルを躊躇なく踏める状態を作り出せば,FD2も食えるんじゃないかと思います.いやはや,末恐ろしいポテンシャルです・・・.
では,最後に,その驚異的なB18Cの加速力を動画でご覧下さい.
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XXX vs EF8 | 日記
Posted at
2017/11/18 09:37:45