
どこかサーキットに走りに行こうと思ったのですが,
ローター交換後のブレーキの感触が今一つだったので,ブレーキ慣らしの旅に出かける事にしました.
前日の肌寒さから一転陽気な気候で,ドライブには持って来いの天気でしたが,慣らしの対象がブレーキなので,距離よりもブレーキング回数が多い方が良いだろうという事で,ターゲットは峠道.
ただ,先日の台風の影響で予期せぬ通行止めに遭遇するのも困るので,無難に実家から近い「弥彦山スカイライン」となりました.
遠目に見える山に向かって何となく勘で進み,気がつけばスカイラインの入口.ここからヒルクライムスタートです.
© OpenStreetMap contributors
ヒルクライムなので,ほとんどブレーキは使わないものの,
先日208で走ったばかりなので,ついそれと比較してしまいます.ノーズの入り具合とか,ロールの小ささなんかは当然EF8の方が良いですが,ギャップのいなし方は208の方が良いですね.
それにしても,こういった地方に来ると強く感じるのが,やっぱり都心の路面ってキレイなんだなぁ~と.路面にバンプやひび割れなんかないし,サーキット用のバネレートでも全く気にならないのですが,地方の道を走ると足回りの固さを顕著に感じます.一般道では減衰を最弱に設定しているのでギャップで跳ね飛ばされるような事はありませんが,重量車が路面を削った窪みなんかを通過すると,ガツン!と結構なショックが来て,足回りにダメージを受けないか不安になるくらいです(苦笑).
高速域でのバイブレーション対策の1つとして,バネレートを上げる事も考えていたのですが,こういう道を走った後だと,やっぱり今のレートが上限だなぁ~と思いました.
そうこうしているうちに,前走車がいなかった事もあって,あっという間に頂上へ.
トイレ休憩だけして,すぐ出ようと思ったら,パノラマタワーから降りてきたご老人達を乗せたバスが発車したので,今出るとバスに追いつくと思い,景色を見ながら時間調整.
「日本の島の中では沖縄本島に次ぐ2番目の面積」「東京都の約48%に相当する面積」なんて佐渡の説明が書かれたボードを読みつつ,見上げると結構トンボが飛び回っていました(写真中の黒い飛行物体もヘリではなく,トンボ).
さて,時間もそこそこ潰したので,ここからダウンヒルを開始.
© OpenStreetMap contributors
ヒルクライム時のルートに比べると,結構コーナーがバラエティに富んでいて,弱く・長いブレーキングから,強く・短いブレーキングまで,万遍なく慣らしをする事が出来ました.
また,合わせて,
先日の富士の走行中にヒール&トゥが雑になったような気がしたので,こちらの練習も実施.
クラッチペダルの調整機構を付けてから,どうもクラッチミートをスムースに出来ない時があり,微調整を繰り返しているのですが,どうやら全踏の状態から少し踏力を抜いた時にワンテンポ,ミートするタイミングにずれがあるようでした.これを打消すには,もうちょっとストロークを増やさないとダメかもしれませんね・・・.
そして,肝心のブレーキ慣らしですが,ダウンヒルを終えた状態がこんな感じ.
一通り熱が入ったかな?という感じです.慣らしの前はブレーキの踏み始めで止まらない(柔らかい)感触がありましたが,慣らしが終わった後はカッチリ感が出てきました.ただ,このカッチリ感も少し出過ぎで,ペダルストロークがほとんどない感じ(板踏み感が少しある).「ま,これでもいっか」と思って,帰りの下道を走っていると,徐々にカッチリ感が失われ,また元の柔らかい感触に戻っちゃいました.
「熱のせいかな?」と思いながら,そのまま走っていると,今度はブレーキを引き摺っているような感触が.信号停車の減速時にクラッチを切って惰性で走らせると,「キー~」というブレーキの擦れた音をしながら結構早めに減速します(無論,この時ブレーキペダルは踏んでません).
ブレーキフルードがエアでも噛みましたかね? 次サーキットを走る前に交換した方が良さそうですね.
ブログ一覧 |
慣らしの旅 20XX | 日記
Posted at
2019/10/23 23:52:07