ストレーキ調査の結果,Aセグメントのクルマ達の方が特徴的な事に気づいたため,エアカーテンに関しても調べてみました.
エアカーテンというのは,タイトル画像のようなフロントバンパーの端面にスリット状のダクトを設けて,そこからフロントタイヤの横に空気を抜くような機構の事で,これによってフロントタイヤの側面をカバーし,空気抵抗を減らすという代物です.
東京モーターショー2019に展示されていた車両では,国産車では,ほぼ見かけず,欧州車の方が採用率は高かったです.
ただ,欧州車と言っても,先述のAMG A45,メガーヌR.S.トロフィー,アルピーヌA110Sのようなクルマ達では採用されておらず,例えば,A45なんて,
こんなそれっぽい形状をしているのに,中は蓋がされていて空気が抜けないようになっていました.
(フェンダー側にもダクトっぽい形状があるのに,やっぱり蓋がされている)
一方,トゥインゴなんかは,
向こう側が見えるくらい,はっきりと穴が空いていています.
フェンダー側から見ても,かろうじてですが向こう側が覗けますね.
ちなみに,Bセグメントになりますが,新型のルーテシアでも,
トゥインゴに比べれば控え目ですが,やっぱり向こう側が覗けます.
そして,ここでも一番過激なのは,やっぱりこのクルマで,
ここまで大胆に穴が空いています.
何か部品を付け忘れたんじゃないかと思いたくなりますね(笑).
あ~,そうそう大胆と言えば,リア側も・・・,
見えますか?
リアゲートの下にバッテリーの排熱用と思われる穴が空いています.
(中が覗けるレベルなので,
TRB-04を思い出しちゃいました)
EV故なのか? 特異なディメンジョンであるが故なのか?
その辺りの理由は分かりませんが,やっぱりスマート EQ フォーツーが一番過激ですね.
Aセグメントのクルマは,とにかくコスト重視で無駄な事は一切出来ないはずなので,それでも採用されているという事は,やはり一定の効果があるという事なのでしょう.あとは,その効果を発揮する車速レンジがどの辺りにあるのか? こちらも引続き調べていきたいと思います.
ブログ一覧 |
イベント見学 | 日記
Posted at
2019/10/31 21:52:16