
(この日記は2020年に記載しています)
初めて最上位クラスで走りながらも楽しめた本庄の後,ショップに通うEF8勢が呼び出されました.
「何だ?」と思いつつ行ってみると,EF8の先輩(白)と袖ヶ浦のEF8(黒)もいて,「3台ともアップデートが済んだから,次のTC1000で同じクラスを走って,誰が一番速いのか白黒はっきりつけろ!」との事.
袖ヶ浦のEF8はB18Cへの換装が終わり,慣れた頃合い.私も
大幅なアップデートを行い,日光で遂にSクラスに昇格していました.
では,EF8の先輩は?というと,こんなアイテム(↓)を投入していました.
分かりますか? 足元に注目です.
そう,レーシングカーでお馴染みの
オルガンペダル です!
先輩のEF8は既にB18Cに換装されていたのですが,ワイヤー式のYS1ミッションが手に入らず,油圧式のミッションを移植する形となりました(DC2のだったかな?).レイアウトの都合上,かなり無理をして搭載したらしいのですが,その無理が祟ってクラッチペダルが壊れ,「さて,次どうするか・・・?」とショップと相談した結果,「オルガンペダルにしてみるか!」となったそうです.
ナンバーなしのレーシングカーやチューニングカーならばともかく,ナンバー付きのクルマにオルガンペダルを付けるのは相当苦労したらしく,マスターバックを除去すると共に,ドライビングポジションもかなり変更を強いられました.
上がオルガンペダル化の前,下がその後になりますが,シートが相当後ろに押し出されているのが分かりますでしょうか? シート背面がBピーラー近く,この位置だとJTCCのマシンを彷彿とさせます.
当然,シートをこんなに後ろにされたら,ステアリングは届かないので,見た事ないサイズの延長ボスを使用.
更にシフトノブも届かないので,N型のレイアウトに変更.
ナンバーなしであれば,シフトロッドそのものを変更してしまうのでしょうが,さすがにそこまでは出来ず,一品モノで仕上げられています.
私も何度か座らせてもらった事がありますが,やはり3ペダルの間隔が狭いので,ヒール&トゥは凄くやりやすそうでした.ただ,大分足を伸ばして,爪先を立てるような姿勢をとる必要があり,私の靴のサイズだと爪先がコンソールの下に引っ掛かるような感じでした.
後に先輩にペダルの感想を聞いたところ,「マスターバックがないので,街乗りで油断しているとちょっと怖い(軽く踏んでもブレーキが効かないので).でも,サーキットでそれなりのブレーキングするような場面では,とくに気にならない」との事でした.
また,走行会でプロに同乗を依頼すると,みんな「えっ? 何コレ? このクルマ,ナンバー付きだよね・・・??」と面食らった反応をするので面白かったです(笑).ちなみに,
どこぞのフラットスポッターもサーキットで試乗した事があるのですが,
「うん.これなら絶対にフラットスポットは出来ない.安心だな!」
・・・と訳の分からないお墨付きを出していました(苦笑).
そんな感じで先輩のEF8もアップデートが完了し,次のTC1000の走行会の同一条件下(同じ枠)で,この3台が勝負する事となりました.
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セッティング(操作系) | 日記
Posted at
2020/05/03 16:34:02