
先日,
1ヵ月半振りにTC1000で走ったのですが,騙し騙し使っていた車載カメラが遂に寿命を迎えました.
昨年の冬くらいから調子が悪くなり,朝一になかなか起動しなかったり,起動したらしたで即電源が落ちたり,それで1回SDカードをダメにした事もあって,「そろそろ厳しいかなぁ~」と思いつつ,毎回30分くらい格闘すれば何とか使えていたので,あの手・この手でやりくりしてましたが,いい加減無理でした・・・.
これまで使っていたのは,国内ではあまりメジャーではない「
Contour+2」というカメラで,ズーム機能がなかったり,音声が良くなかったり,大体1年くらいでバッテリーが死んだり(撮影時間が60分→20分くらいになる)と,正直オススメ出来る製品ではないのですが,当時はまだ数が少なかったスマートフォンとの連携機能や,レンズの回転機能等が私のニーズとマッチしていたので使い続けていました.
「Contour」の製品は2019年9月に全ての製品のサポートが終了しており,思えば使い始めたのが
2015年の日光からですから,「6年使ったのなら元手は取れただろう・・・」という事で,新しいカメラを探す事にしました.
さて,6年振りのカメラ探しなので,ウェアラブルカメラもそれなりに時代進化しているだろうと調べ始めてみたのですが,GoProの寡占とCOVID-19の影響で,既に多くの会社が市場から撤退しており,実はそれほど選択肢がない事が分かりました.
「Contour+2」購入当時,次はこれが欲しいなぁ~と思っていたPanasonicの「HX-A500」は当然なく,
それの後継機で驚異のサイズだった「HX-A1H」も販売終了.
JVCのGC-XA2も当然ないでしょうし,
「うわっ,GoProを選ぶしかないのか・・・?」と現状を理解させられ始めました.
まぁ,1回買ったら5年は使う訳だし,多少高額でもいいか・・・と思いつつ,だったらいっそ専用カメラにするか?という事で,M&S camを物色.
「M&S cam Dualstreamなんて凄いイイじゃん!」と思いつつ,その値段に閉口・・・.確かにタイムスケジュールが決まっている競技等で,1本目の走りの結果を2本目に反映する~みたいな,その場で撮った映像をその場で見て分析するなら有用ですが,競技をやっている訳でもなく,そもそもサーキットでじっくり映像を見る気なんて起きないので,ここまでは要らないだろうと見送りました.
次に興味が湧いたのが,360°カメラ.YouTube上でもグリグリ動かして周囲の映像を見れる(↓)ので,コレも良さそうだなぁ~と調べ始めました.
(IT media NEWS:
筑波サーキットで迫力の“360度”車載映像を撮る「Insta360 ONE」で試したより)
ただ,よく見てみると,前方オンリーのドライビング分析用としては画角がちょっと物足りず(左右の端が少し湾曲している),コース上で追いかけっこして遊んでいる時は良い絵が撮れますが,そもそもそんな機会は多くないので,「宝の持ち腐れになるな・・・」と思い見送りました.
だんだん面倒臭くなってきたので(笑),「もういっそ,スマホのカメラでいいか!?」なんて思い始め,そういえば,以前
東京モーターショーで見かけたアレはどうなんだろう・・・?と検索.
GAZOOの記事が引っ掛かったので,読んでみると,iPhone使っているので映像としては良さそうですが,アプリの方はイマイチっぽいので,「コレはないな・・・」と見送り.
「iPhoneと言えば,こんなの(↓)もあったな~」と動画を見てみるも,
「コレ,広角レンズが標準装備のiPhone11だからだよね・・・」と,手持ちの古いiPhoneを眺めつつ,買い直す気は起きなかったので,これも見送り.
「あと残ってるのはなんだ? SONYか??」と思ったら,こちらの動画(↓)で,
「
HDR-AS50」がオススメされていたので,これを購入しました.ライブビューリモコン付の「HDR-AS50R」と迷いましたが,サーキット走行時にベルトで手に巻くなんてしたくないし,ポケットに入れてガタゴト音が出るのも気になるし・・・で,リモコンなしの方を選びました.
リモコンがなくとも,専用アプリを使えばスマホで画角調整が出来ますし(↓),
アプリを使えば,複数台コントロールも出来そうなので(↓),
ゆくゆくは足元撮影したくなった時に便利かなぁ~?と思いました.
他にも,RECランプの視認性とか(↓),
本体固定用のネジ穴があるか?とか(↓),
上下反転機能があるか?とか(↓),
今まで使っていた「Contour+2」より使い勝手が悪くならないように必要事項は確認しました.特に一番最後の上下反転機能は重要で,私はカメラを天井から吊り下げて固定するので(↓),
この機能があると分かった時点で,ほぼ即決でした.
なお,画質のスペックに関しては,撮影した映像はYouTubeに上げる事が多いので,編集時の負担を考えるとファイルサイズは小さい方が望ましく,サイズは1280×720で,フレームレートは50fpsあれば十分なのですが,ちょうど良いものがないので,使いながら妥協点を探ってみたいと思います.

(120fpsは,ファイルサイズが4倍になる割にそれほど違いを感じませんでした)
一先ず,街乗りで使ってみた印象としては,音声は「Contour+2」よりはるかに良好.あと動画でも触れられている通り,本体が58gとホント軽い!(中身スカスカのおもちゃか?と思うくらいの軽さです) 唯一の欠点としてはレンズキャップがキットに付属されていない点で,レンズを傷つけないようにするためにはウォータープルーフケースに入れて持ち運ばないとダメな事くらいですかね.
以上,ニューカメラの選定話でした.足の変更と合わせて,こちらのカメラの方も次回の走行でテストしてみたいと思います.
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Posted at
2021/08/15 19:12:11