![リアタイヤ選定 2023(フィーリング編) リアタイヤ選定 2023(フィーリング編)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/860/327/46860327/p1m.jpg?ct=240d5e3c211a)
とあるブログに「シバタイヤ(TW200)はA052の下位互換」という話が出ていました.曰く「縦のグリップはA052もシバタイヤも(ついでにA050のG/Sも)大して変わらない.ただ,横のグリップは大きく異なる」「特性的にはA052⇔シバタイヤは似通っているので,シバタイヤでセットを詰めていけば,A052に繋がる」との事.
読んでいて「ん~,そうかなぁ~?」と思う部分がない訳でもないのですが,下位互換という考え方がなかなか新鮮だったので,練習用のタイヤ選定中の身としてはもう少しこの話を深掘りしたくなったOXです.
さて,年初に立てた「月100周!」という目標は,3ヵ月目にして早くも途絶えた訳なのですが(ファミ走の周回数は0周で3月が終了).心機一転
スプリングを変えた事ですし(↓),
5ヵ月に及ぶトラブルのせいで色々テストメニューも溜まっているので,それをこなしにTC1000へ行って来ました.
この日は筑波に向かう道すがらから難航して,まずは首都高中央環状線 扇大橋付近で渋滞に遭遇.朝の5時から混雑渋滞なんてするはずもないので,事故だろうと思ったら,軽トラがひっくり返っていました(
コチラ).「なんでこんなトコでひっくり返っているんだ?」と思いましたが,ちょうどS1とC2が合流した直後の部分だったので横から飛び出してきたクルマでもいたんですかね? 私が横を通過した時にはドライバーさんが散乱した積み荷を搔き集めていました(多分救援の到着待ちかと).
そこを過ぎて常磐道に入ったら,今度は利根川を越える辺りで物凄い濃霧.100m先を走っているクルマの姿が見えないくらいの濃さで,なかなかに怖かったです.常磐道を下りてからも,その後は筑波まで断続的に濃霧が続きました(最近少しずつ濃霧の走行に慣れてきた感があるのはどうなんでしょ・・・苦笑).
この日は8時枠があるので,当然ピットは埋まっているだろうとスルーしてパドックへ.道中のLINK ECUのデータをチェックしていたら,いつさんが隣に来られました(タイトル画像参照).「珍しい,ピットに停めないんですね~」なんて声を掛けると,カス取りで8時枠の走行は諦めたとの事(↓).
ただ,諦めたとは言っても「T1観戦(朝一の一番速いタイムアタック枠の見学)」は譲れないそうで,8時になったらカメラ片手にピットの方へ駆け出して行かれました.
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(春休みのせいか,今日のT1観戦者は結構多かった)
そんな様子を見ながら,私もT2枠(8:15~)に向けて出走準備.
さすがに大分春の陽気になってきましたが,気圧・気温・路面温度(更には湿度まで)も
先月の走行と大して変わらないので,温まりの悪いCR-Sを警戒して一応2周ウォームアップを実施.
フロントスプリングの反発力を弱めた事で,ブレーキング中の荷重抜けが減ったのか? 今回は全くロックしませんでした.「じゃあ,行ってみますかー」と90%くらいのブレーキングで1コーナーに飛び込むと,
ドアンダー(苦笑).
ブレーキロックはしないレベルではあるものの,MAXグリップを発揮するほどの発熱ではなかったようです・・・.
計測1は42.1秒と大外しをしたので,気を取り直してアタックをやり直し.結果は,
41.637.悪くはないですが,感触的にはあと0.1~0.2秒タイムが足りない感じ.「アレッ? 攻め方が足りなかったか??」と思い,その後もアタックしてみますが,41.8秒→42.1秒→42.3秒と落ちる一方で,タイヤは既にタレてしまったようです.
少々不可解な感じですが,気にしてもしょうがないので,走行終了後はテストメニューをこなすべくリアタイヤの交換を実施.
5ヵ月前,雨に阻まれた比較テストを行います.
大分気温も上がってしまいましたが,A7枠(11:00~)でコースイン.
しかし,感触的にはアレレ・・・?な印象.この組合せだとオーバー傾向になるはずなのですが,なぜかリアがガッチリ喰いついてる.フロントが全然入らないので,2コーナーなんて全くステアリングを戻せず,こりゃ遅い.案の定タイムも42.242と酷い有様でした.
「ん~,なんじゃこりゃあ~?」と走行終了後はクルマの横で暫く黙考.フロントタイヤがタレ切っているのは間違いないので,これ以上走ってもタイムは望めないのですが,2本目の感触があまりにもアレレ?だったので,これじゃテストにならんと思い,リアタイヤを再度交換.
2本目の違和感が路面温度に起因していないか? 原因を切り分けるためにP1枠(13:00~)で3本目.
試してみると,やっぱりこっちの方がリアが動く(=向きの変わりが早い).そのおかげでコントロールは楽なんですが,攻め込んでいくとなかなかに冷や汗をかく挙動を示します.限界域で上手く乗りこなせず,タイムは42.366と更にダウン.「これは多分
アレかなぁ~?」と思い,急ぎパドックへ.
途中で戻ってきたので,いつさんにご心配をお掛けしてしまいましたが,エアゲージを取って矢継ぎ早に移動し,リアの内圧を変更.「これで答えが出るっしょ!」と再度コースインしてアタック開始.タイムは42.239と2本目を上回りましたが,正直乗っててかなりおっかない.
プロドライバーが好きそうな,乗り手の腕を試すかのような挙動をクルマが示してくるので,果たして私がこれに応えられるか? 何回かチャレンジはしてみたものの,やっぱり怖いもんは怖いので全力でコーナーに飛び込めず(苦笑),そうこうしているうちに時間もなくなってきました.最後の最後,最終ラップに覚悟を決めてクルマをコーナーに放り込んでやると,
タイムは0.05秒縮まり42.180.この枠のベストを叩き出す事が出来ました.「うわぁ~,この方向性かぁ・・・」と状況を理解しつつ,「このラップの走りをもう一度やれ!」と言われたら,なかなか「うん」とは言いたくない動きなので練習が必要ですね.
その後,大急ぎで後片付けをして,ギリギリサロンにまだ入れそうな時間.いつさん,taka@黒インテ(元)さん,かずやん!さんと「ワンチャン間に合うかも!?」と移動して,昼食.
頑張った自分にご褒美をあげたい気分でしたが,残念ながらモツ定は売切れ.仕方がないので初めてカレーを食べましたが,いや,コレ,メッチャ熱い(笑).こんな熱々のカレーは久方振りに食べました.
以上,5ヵ月振りのリベンジで結構収穫が多かった「タイヤ選定 2023」でした.
この感触だとリアは「195/55R15」で決まりなので,あとはホイールをどうするか? データを見返しながらまた考えようと思います.当日お会いした皆様,お疲れ様でした!