
天気予報で気温1桁台が見えるようになり,ようやくアタックシーズンに入って来た感があるため,24-25シーズン用に新品のA052を手配しました.
ショップに「年末進行で12月は忙しい」と言われてしまったため,作業予約を早めにとった結果,11月中にタイヤを使い切らないと残量が残った状態での交換となってしまうため,
先週に引続きTC1000へ行ってタイヤを潰してきました.
当日は8時の時点で気温6.8℃とタイムアタックには絶好の条件だったのですが,残念ながら気圧が1003hPaと非常に低い・・・.気圧より気温の方が影響が大きいとはいえ,少々残念な感じでした.
まぁ,残念とは言っても,タイヤがこんな状態なので(↓),
マトモなタイムなんて出るはずもなく,アンダーステアに苦しんで42秒を切れないだろうと思い,1本目はT3枠(8:30~)でチケットを購入すると,こんなポンダーを渡されました(↓).

(隅が欠けてる・・・)
穴はテープで塞がれてますし,筑波のスタッフから渡されたのでちゃんと動くのだとは思いますが,なんでこんなトコが削れてる? 4輪でこんな壊れ方をする可能性は低いでしょうから,2輪で使ってコケて削れたんですかね・・・??
そんな事を思いつつ,隣のこもりん.さんからRC-T5を借りて装着時のイメージを膨らませつつ(↓),走行の時間を待ちました.
路面温度5.5℃なんて条件下だとリアタイヤが温まらないので,他の方の邪魔にならないように多めに間隔を取りつつウォームアップ.4周目くらいにはリアのスライド量が減ってきたので,そろそろ行くかぁ~と思ったら上手くスペースが見つけられず・・・.ま,ガチでタイムを狙ってる訳じゃないし~なんて気長に待ってたら10周を過ぎてました(汗).
「おいおい,これじゃアタックしないまま枠が終わっちゃうよ!」という事でリアタイヤを半信半疑な状態でアタックしてみたら,
41.671・・・.うわっ,マズい.41秒台が出てしまった(汗).
ま,出てしまったものはしょうがないという事で,今度は全力でアタックしてみると,
ヘアピンでミス! なんとかスピンは免れましたが, やっぱりインリフトのタイミングをコントロールするのが難しい(泣).その後も諦めずにアタックを完遂しましたが,タイムは41.701 と更新出来ずに終わりました.
さて,これで良コンディション下でのアタックも終わりましたし,残り時間はどうするかなーと思案していたところ,「どうせタイヤを潰すなら・・・」とテスト項目を1つ思いついたので,そちらを試しにA6枠(10:40~)へ.
1本目よりは条件が悪いので,まぁ,タイムは伸びないだろうと思いつつ試してみると,41.762 とタイムの落ち幅が少なく,思っていたよりは効果がある感じ.ならば,もう1段階追い込んでみるか?とピットに入って更に調整.

(かずやん!さん,場所を貸して頂き有難う御座いました.<(_ _)>)
これでアタックしてみると・・・,
41.622 とこの日のベストタイムをマーク.1本目より条件が悪いのにこれだけのタイムが出るなら,こっちのセットの方が良いのか?と思い,続けてアタックしてみましたが,この頃にはリアタイヤに大量のカスがついてズルズル滑るようになり,コントロールが更に難しくなってタイムダウン・・・.
パドックに戻り,隣のこもりん.さんにそんな話をすると「取ってあげますよ!」と,
タイヤカス取り職人再び!
アッという間にキレイにしてくれて,これでもう1本走らざるを得ない状況に(苦笑).
まぁ,さっきのテストの続きもしたいし,終わりかけてるけどフロントタイヤはまだギリギリ生きてるし,午後も走るか!と覚悟を決めたら,あおたまさんから「午後のアドバイザー講習は,1コーナーの攻略をお願いした」と教えて頂き,講習へ参加.
サーキットアドバイザーの話を聞きつつ,途中ちょっと離脱して
10月の雨練時に思いついた仮説を確認.
1コーナーの手前には路面の継ぎ目があり(↓),
当時,ここのギャップでクルマが跳ねて,リアタイヤがハイドロに乗って滑ったんじゃないか?という仮説を立てたのですが(↓),
実際にこの継ぎ目を目で見て,足で触って調べてみると(↓),
段差はほぼない感じ.僅かに傾斜している可能性はありますが,姿勢が乱れるほどではなさそう(↓).
となるとなんで滑ったんだ?と,講習の集団から取り残されてボッチになりつつも(汗),路面を観察し続けて1つ気づきました.
あっ! この継ぎ目の部分だけ路面の粗さが違う!!
継ぎ目の部分だけ目が細かく,どちらかと言えばツルツルでμが低い一方,その前後(画像上だと左右)は目が粗いので,そちらはμが高くてしっかりとグリップするという事ですね.だから一瞬だけ滑ったのかぁ~.
という事は,ロガーデータを見ていると時々現れる,1コーナー進入直前で車速がもう一伸びしたり・伸びずに失速したりする現象は(↓),
このμが低い部分で上手くトラクションが得られたか? 得られなかったか?の違いかぁ・・・.
なるほど,1つ勉強になりました.
その後,講習の集団に追いつき,信号の横に実は看板が立っている事にも初めて気づいたりしながら(↓),
コースを半周してコントロールタワーに戻ると,あおたまさんがP1枠のチケットを購入していたので,私はP2枠(13:20~)のチケットを購入しコースイン.しかし,周りとリズムが合わず,1周ちゃんとアタック出来なくてイライラしていたところ,はっさく ZN6さんが上手く避けてスペースを作ってくれたので(↓),
41.837 と何とか満足出来るタイムを出す事が出来ました.
(はっさくさん,有難う御座いました!<(_ _)>)
走行終了後は,こもりん.さん・かずやん!さんとサロンへ移動して昼食.
モツ定でこもりん.さんを買収し,走行終了後のタイヤカス取りもやって頂きました(笑).
以上,タイヤ潰しと路面観察の1日でした.
その後は,日が暮れて寒くなっても延々とピットでタイヤ・ホイールの清掃をやっている素敵なご夫婦を見守りつつ,渋滞回避の時間潰しのため,「鶏そば炭や 常総店」へ行って早めの夕食.
前回は丼物を食べましたが,その時付いてきた白湯スープが美味しかったので,今回は「純生白湯 鶏そば」をオーダー(↓).
期待通りの味で美味しかったです♪ 当日お会いした皆様,お疲れ様でした~.