リア周りのリフレッシュが終わったので,早速慣らしの計画を立てていたのですが,タイミング良く,座間市にある「日産ヘリテージコレクション」の予約が取れたので行って来ました.
「日産ヘリテージコレクション」はその名の通り,日産自動車のミュージアムで1930年代~2010年代までの市販車・レーシングカー約300台が展示されています.
以前は一般公開していたようですが,コロナ禍で一度閉鎖し,それが空けて以降は予約制となりました.1日・1回20名までのようで,それが月に数日しかないため,外国人観光客が多い昨今ではなかなか予約が取れなかったのですが,最近X(旧Twitter)で
予約の空き状況をアナウンスしてくれるアカウントを見つけ,これを使って予約のキャンセルが入った瞬間を捕まえ,ようやく予約が取れました.
見学時間も指定されているため,当日は早めに家を出発.東名で渋滞にハマるかなぁ~?と思ったら首都高までの下道の方でハマりつつ(通勤の時間帯なので仕方ない),開始時間の45分前に座間市に到着.近くで時間調整をして入口へと向かいました.
「日産ヘリテージコレクション」は日産の座間事業所内(=工場内)にあるため,まずは2地区の正門から入ります.工場に入る時は入門手続きが必ず必要だと思うので,どうするのかなぁ~?と思ったら,正面の駐車スペースに一旦クルマを停め,クルマを降りて受付へ行き,駐車券を受け取れとの事(↓).
駐車券を受け取ったらクルマに戻り,受付横にあるゲートを通過して奥の駐車場へ進み,そこにクルマを停めよとの事(↓).
クルマを停めたら,降りて徒歩で移動し,上の画像の青の箱の辺りに行くと往復のバス(というか10人乗りのバン)が待っていて,それに乗って「日産ヘリテージコレクション」へ移動する流れでした.
移動時間は5分も掛からず,「日産ヘリテージコレクション」の建屋の中に入ると,早速Zがお出迎え(↓).
入った最初の場所がゲストホールとなっており,全員揃うまでここで待つようです.
(入館の記念グッズを頂きました↓)
この建屋は元々工場だったところだそうで(↓),説明員の方が「工場の広大なスペースにクルマを並べただけなので展示も平置きです!」と説明されていました.
ちゃんとテストコースがあるなぁ~(↓)とか確認するのは職業病ですね(苦笑).

(奥に見えるのは多分寮だろうけど,近いからトラブると夜中でも呼び出されるんだろうなぁ・・・)
そうこうしているうちに時間となり,最初はビデオ鑑賞.座間事業所の歴史を約20分程度かけて学んだ後,入口のシャッター(↓)まで移動し,
それが上がったら見学開始.ここから先は自由見学なので,いきなりレーシングカーに向かう人,説明員の方をガイドに付けて一緒に聞いて回る人と人によってバラバラ.制限時間70分の中で自由に観る形となります.
勿論,私の目的はレーシングカーな訳で(笑),じっくりと観た結果はいつものパターンで後日述べるとして,ここではそれ以外のクルマで興味があったものをご紹介.
1つ目は「ダットサンブルーバード(910型)」.
なんでこんなクルマに興味を持つのか?というと,昔,父親が乗っていたから.
みんカラに上げてあるのは,このブルーバードから乗り替えた後の
クレスタからですが(私が運転したのもクレスタから),その前,恐らく1984年頃まで乗っていたのがこの「ダットサンブルーバード」.
展示車両は上級グレードの「SSS」ですが,父親が乗っていたのはローグレードの方だったので,街で「SSS」を見かける度に「あっ! SSSだ」と車内で声を上げていたのを覚えています(笑).
40年以上前の設計のクルマなので当たり前ですが,車内がちゃっちぃですね!(失礼) よくこんなシートで何時間も乗ってたなぁ~と思ってしまいます.
お次は「ニッサン MID4(Ⅱ型)」.
1987年の東京モーターショーで展示されたコンセプトカーですね.その名の通り,3L V6のターボエンジンをミッドシップに搭載した4駆です.
WRCグループSへの参戦計画を立てていただけあって,スタイリングはまさしくスポーツカーですね.
惜しむらくはここの展示は車両を並列に並べているため,細部を見る事が出来ない点.サイドミラーやリアタイヤ前のダクト等からモンスターマシンの気配を感じ取れただけに残念でした.
サイズ感は32と比べるとそこまで大きくないかな? スカイラインよりはワイド&ローな佇まいは感じますね.
この他には,ここじゃないと観れなさそうな「NISSAN GT-R NISMO N-ATTACK Package」とか(↓),
「ミドルスポーツ(S14ベースのZ33先行検討車)」とか(↓).
メーカーのミュージアムだからこそ出来る展示車両だなぁ~と思いました.
そんなこんなで色々観て,見学時間70分を時間ギリギリまで使いました.
見学終了後はまたバスで駐車場まで運んでくれるので,ピストン輸送している間の待ち時間にトイレに行こうと思ったら,こんなロッカーが(↓).
こういう遊び心が結構好きなので,先述の「ブルーバード」を収めて終わりにしました.
以上,日産ヘリテージコレクション見学でした.
見学時間が70分という事で全部観て回れるか不安だったのですが,横並びで細かい部分が確認出来ない分,1台1台にそれほど時間が掛からなかったので,ちょうど良い感じの時間配分でした.とはいえ,フル充電で持って行ったiPhoneのバッテリーがなくなる程度の量の写真は撮ったので(単にバッテリーが弱っているだけとも言う),台数としては圧倒的に多く,大変満足なミュージアムでした♪
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博物館見学 | 日記
Posted at
2025/04/24 18:56:36