
(この日記は2020年に記載しています)
期せずして雨中特訓となったTC1000の後,会社のカート大会に誘われてエントリーする事になりました.
場所はF.ドリーム平塚.3人1組で,フリー走行→予選→耐久レース(60分)という流れで進行したのですが,チームを組んだ上司がとっても速いので,予選ポール~スタートダッシュ~大量リードでバトンを受けて,後との差を維持して逃げ切り,見事優勝を果たしました.何気にこれが人生で初の優勝でした(笑).
遅い時間のスタートという事もあって,耐久はナイトレースだったのですが,私のメットは四輪と兼用の「
GP-5WP」で,カートをやる時はバイザー→シールドに交換して使っているのですが,スモークシールドしか持っていなかったので,日が落ちると真っ暗で何も見えない・・・(苦笑).
コースを走る分には,ちょっと見づらいくらいで済んだのですが,ピットサインが全く読み取れず,何度か指示を無視したそうです(あとで上司に怒られました・・・泣).「次ナイトレースやる時はクリアのものを用意しないと~」と思ったレースでした.
そんな幸先の良い始まりをしたこの月,次の走行会は袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催される事となりました.
当然の事ながら初めて行くサーキットだったのですが,入口がちょっと分かりづらかったり(1回行き過ぎた),パドックへ入るためにくぐるトンネルが見つけられず,サーキットの外周を1周したりとなかなか手こずらされましたが(苦笑),パドックに入ってみると施設が非常にキレイで,コースレイアウトもチャレンジングで面白く,同じ2kmコースといってもTC2000とは全く違う雰囲気で新鮮でした.
唯一難点があるとすれば,当時はほとんどのコーナーに縁石が付いていない事で,アップダウンがあるのに目印がなく,しかも一度飛び出したら即ダートでスピン!なんてリスクがあった事です.特に最終コーナーの外側がリスキーでしたね(ブラインドコーナーなので,イン巻きして止まってても気づけないですし).
さて,この袖ヶ浦から,遂にあの男が走り始めます.
オレさまFD2!
前の愛車を壊した後,5年間くらいクルマなし生活をしていたそうなのですが,年下のKei-s2kさんの挑発されてFD2を購入.久方振りのサーキットなのに,いきなり相手のホームコースで勝負を挑むという,褒めれば良いのか,呆れれば良いのか,よく分かりませんが,この方の武勇伝(?)はここから始まります.
ちなみに,この日も皆が走行準備をし終わった頃に遅れて現れて,皆が避けて止めているのに気にせずピット前に直付けし,すぐにスタッフが寄ってきて「お前! 今日止めるのそこじゃないから!!」と怒られ,スゴスゴとコース脇へ移動するという,誕生早々いきなり全開で「オレさまスタイル」をFD2で披露してくれました(苦笑).
一部の方は,オレさまFD2とKei-s2kさんの対決結果が気になると思いますが,本人の名誉のために私からは何も言わない事にして,私の初袖ヶ浦の話に戻します.
今回は初サーキットという事で,一番下「S1クラス」でエントリー.同じ枠を走るのは,AP1,DC5,BB6,FD1,EK9,EF8,GE8,ZF1,PP1・・・.まぁここまではサーキット走っている人なら分かると思うのですが,これ以外にもJE1(ゼスト),SJ5(フォレスター),DY5W(デミオ)なんかがいるのですよ.
いやぁ~,
キワモノだらけのバラエティーに富んだ走行枠ですね!
早速1本目.上位陣の顔ぶれは以下の通り.
EF8 ・・・ 1'29.544 (クラス1位)
DY5W ・・・ 1'34.517 (クラス2位)
BB6 ・・・ 1'35.633 (クラス4位)
私 ・・・ 1'36.961 (クラス5位)
はい.トップのEF8は私ではありません.この後,何度かサーキットで会う事になる袖ヶ浦のEF8で御座います.続く2番手がデミオ.デミオ? ええ,こんなトコにいるデミオは
雪月さんしか有り得ません.そして,いつものAT使いのBB6,それらの後塵を拝した私となります・・・.同じEF8から7秒も遅れたのも恥ずかしいですが,如何に初コースとはいえ,デミオやAT車にも負けるのはビビり過ぎですね.
という事で気合を入れ直して,2本目.
私 ・・・ 1'27.331 (クラス1位)
EF8 ・・・ 1'28.387 (クラス2位)
BB6 ・・・ 1'30.491 (クラス3位)
DY5W ・・・ タイムなし
気合入れたら9秒縮まってトップに躍り出ました(1本目どんだけグデグデだったんだ!).2位の袖ヶ浦のEF8にも1秒差,デミオとは・・・ってアレ? タイム出してない.そういえばコース上でデミオを見た記憶がほとんどない(1本目含めて).どうしたのかな?と思ったら,
こういう事だったようです.当時は知らなかったのですが,これを読むと袖ヶ浦2年目の「壊れなかったぁ~!」の雄叫びの意味がよく分かります(苦笑).
そしてラスト,トップに立ったからには逃げ切りたい3本目.
私 ・・・ 1'26.285 (クラス1位)
EF8 ・・・ 1'26.796 (クラス2位)
BB6 ・・・ 1'29.535 (クラス3位)
途中,袖ヶ浦のEF8に先に26秒台へ入れられてしまい,一度は逆転されてしまいましたが,最後のアタックラップでこちらも何とか26秒台入り,再度逆転.遂に1日を通してのクラス1位を獲得出来ました!
同じクルマ・ほぼ同タイムの相手に競り勝てた事で,大きな自信を得る事が出来ましたし,袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースレイアウトも非常に面白く,もっと走りたい!と思う走行会でした.
Posted at 2020/04/22 19:38:20 | |
トラックバック(0) |
その他サーキット | 日記