前回,TC1000の左高速コーナー~洗濯板にかけてのアプローチで意識すべき点を纏めたら,ikuji-さんから「以前,そのアドバイスを頂きましたよ~」と情報を頂き,更にs氏さんから「バンクの件はNo.19~20の辺りですよ~」と情報を頂きました.
こんな自問自答してるようなブログに情報を寄せて下さり,皆さんには大変感謝です! 1の気づきが10倍になって返ってくるような感じでホント有難いです.
さて,こうして情報が増えてくると,早く試してみたくてウズウズしてくるのですが(皆さん大集合だった24日のファミ走にやっぱり行けば良かった・・・),恐らく実際にそのライン取りを試す際に,課題となる点が1つあると思ったので,それに関して考察してみます.
まず,s氏さんから教えて頂いたバンクが逆→正に戻る位置を再確認.
コース図で言うところのNo.19~20の位置だそうなので(↓),
ここの路面の状況を
こもりん.さん撮影の画像を拝借して確認してみます.
恐らく,No.19とNo.20はこの辺り(↓)ですかね・・・.
ちょうど2枚目の写真の下端(撮影時に立っていた位置)がNo.19となりそうなので,こちらの写真にフォーカスして細部をチェックしてみると,
まず,コース右側に水が溜まっているのが確認出来ますね.撮影当日は雨が降った後ですので,画像の左→右に向かって水が流れたため,コース右側に水が溜まった事が推測されます.つまり,左高速コーナーは左(IN側)→右(OUT側)に向かって傾斜している(=逆バンク)という事ですね.
続けて,洗濯板付近を拡大して見てみると,
IN側に水が溜まっている事が確認出来ます.つまり,ここも左(OUT側)→右(IN側)に向かって傾斜しているという事で,確かに正バンクに変わっているようです.
・・・と確認していて気づいたのですが,あ~,なるほど.路面的にはここは一律左→右へ傾斜しているだけなんですね.その傾斜している部分に対し,コーナーが左→右へと入れ替わるため,結果的に逆バンク→正バンクに変化する感じになるのか.
だとすると,逆バンク→正バンクに切り替わる境目はどの辺りなんだ?と思い,更に画像をよーく見てみると,
矢印のようなラインを通った跡が見えますね.この日は確か2輪の走行枠だったはずなので,これが縁石を使わない2輪のラインなんでしょうか? だとすると,彼らにとって左→右に切返すポイント,つまり,バンクが入れ替わるポイントがこの辺りっぽいですね・・・.
また,同じ画像を更によーく見てみると,
洗濯板に向かって真っ直ぐ行っているラインも見えます.こちらの方が私のライン取りに近いイメージですね.だとすると,バンクの変化を使ったラインというのは,相当左に寄せないとダメっぽいです.
これは,かなりおっかないなぁ~.(;°-°;))) ゴクリ…
クルマを左側に寄せるためには,一度視線をそっちに送らないといけない訳で,進入速度にもよりますが,左→右に視線を切替えるタイミングをミスると,洗濯板のトコで手元の操作が追いつかなくなって破綻しそうですね・・・.
という事でお手本の視線送りを確認.
ヘルメットの動きを見る限り,ココ(↑)までは左側を見ていますね.
その後,視線を左→右に視線を送るポイントはこの辺り(↑)かなぁ~?
シフトダウン操作を終えたこの辺り(↑)では,完全に右側を見ていると思いますが,クルマの位置取り的にはしっかり左側に寄っているので,視界の左端で寄せ具合は捉えている感じがしますね.
(こもりん.さんのように対面で撮影するカメラがあれば,もうちょっと正確に分かるのですが・・・残念!)
私の場合は,左高速コーナーのエイペックスに寄せた!と感じた辺り(↓)から視線を右に送るので,
これをもっと我慢しないとダメな感じですね.
果たしてこれが出来るかなぁ~? 夏場のパワーダウン状態であれば出来る気がしますけど,冬場の加速力で,もうワンテンポ視線を左に残すのは,この後,目が追いつかない気がするなぁ~.目線は右側に送りつつも,視界の端で左側を捉える意識を鍛えた方が良いのかな?
いずれにせよ,こういう練習は速度の絶対値が落ちる(=操作時間に余裕のある)夏場にした方が良いので,また来月も走り込みですかねぇ・・・.ショップからは「シーズンオフにクルマのメンテを~」と言われたのですが,「シーズンオフなんてないよ!」が答えになりそうで,困ったもんです(笑).
以上,TC1000のバンク考察でした.
Posted at 2022/06/25 08:02:48 | |
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筑波サーキット・コース1000 | 日記