
気になる事があってタイヤのお勉強をし直しているのですが,ちゃんと理解するにはやっぱり現物を見るのが一番だよなぁ~と,どこか見れるところがないかなー?と調べてみたところ,小平市にBRIDGESTONEの博物館があるとの事だったので行って来ました.
こちらは以前「BRIDGESTONE TODAY」と呼ばれていた施設で,2020年に「Bridgestone Innovation Gallery」としてリニューアルしたそうです.
見学無料の施設ではありますが,入口で受付を済ませないといけないとの事で書類に必要事項を記入.記入に使うボールペンが封をされていたり(景品も兼ねてる),記入の内容が個人情報だったりして,コロナ対応を続けている印象ですね.
入って最初に目に入ったのは「Bridgeston Motorsport 60周年記念展」というイベント展示.
その名の通り,モータースポーツ活動60周年の歴史が示されています.
初代「POTENZA RE47」が誕生したのは1979年だそうで,「あら,私が生まれた頃だ・・・」と歴史を感じます.
ちなみに「POTENZA」は,イタリア語で「力強さ」「可能性」という意味だそうです(↓).
当然,F1関連の展示もあって,ミハエル・シューマッハのヘルメット&スーツが展示されいたり(↓),
参戦200戦を達成した際の記念タイヤが展示されてました(↓).

(2008年なので今も現役で走っているドライバーがいるはずですが,どれが誰のサインか分からない・・・)
さて,常設展示に移ると,こちらもF1関連.
F1参戦の直前に使われたテストカー(元リジェ JS41)が展示されていたり(↓),
当時のグルーブドタイヤ(溝付のスリックタイヤ)が展示されてました(↓).

(こんな減り方をするんですねぇ・・・)
そして,肝心のタイヤ構造の展示(↓).
素材関係の展示(↓),
製造方法の展示(↓),
更に目的の1つである,タイヤのカットモデル(↓)等をじっくり見てました.
一通り目を通したところで,最後にインディカーの展示(↓).
インディアナポリス・モーター・スピードウェイのゴールラインである「レンガ」を模しているのが良いですね!
そして,勿論タイヤも(↓).

(サイズは305/45R15だそうで,15インチだったんだ~と親近感の沸くホイール径でした・・・笑)
以上,ゴムとタイヤの博物館見学でした.
実は一番見たかった
フットプリントの展示がなかったのが唯一残念な点ですが(「BRIDGESTONE TODAY」時代はあったらしい),タイヤの構造関係はここじゃないとじっくり見れなかったですし,免震構造用のゴムの実物展示とか,月面走行用のタイヤ展示とか,目的外の展示も見れて面白かったです.

Posted at 2023/06/04 05:19:45 | |
トラックバック(0) |
博物館見学 | 日記