先日,
ナリモで初のジムカーナを楽しんできた 訳なのですが,タイム計測をされると,やっぱりこれは速かったのか? 遅かったのか?が気になるものです(笑).
今回のジムカーナのレイアウトだと1周がちょうど1kmくらいで(ナリモの正規コースは1周0.8km),当日トップのAP1からは1.2秒遅れという結果でした.こちらのAP1はRE-71RSを履かれていたので,これをそのまま日光での差として置き替えて考えてみると,39.9秒(AP1) vs 41.1(EF8)という構図となり,これくらいの差なら十分納得出来ますね.
なので,そんなに悪い結果ではなさそうなのですが,逆に言えば特に速くもないという事で,モヤモヤするので「客観的な指標で考えたいなー」と思い,ジムカーナのコースから+200mの部分を切り抜き,純粋な「左周り(800m)」と見なした場合の仮想タイムを求めてみました(↓).
VIDEO
作り方としては,バックストレートに入って1回目のブレーキングを開始する位置にセクターを設定して(↓),
インフィールドを1周回って,再びこの位置に戻って来る部分までの部分を切り抜く感じです.
ロガーデータで言うと,以下のグレーの部分(↓)をカットした感じですね
助走の長さが異なるので,最初にセクターを通過した時の車速と2回目にセクターを通過した時の車速は,76km/h vs 89km/hで大きな隔たりがありますが,13km/hも車速が高いからこそ,その先の8Rのブレーキングでアンダーを出して(↓),
タイムロスしているので,ここは相殺と考えました.
こうして出した仮想・左周りのタイムをロガーデータから求めてみると,
59.426 - 14.283 = 45.143
車載映像から計算したラップタイムも「45.11」でしたので,おおよそこれくらいが私の持ちタイムとなりそうです.
さて,ナリモにはステッカーによる段位認定制度があるそうで,こんな感じになっています(↓).
「右周り」と「左周り」で差はなく,A052はラジアル(R)タイヤ扱いなので,45秒台だと「ライトブルー」=「弐段」だそうです.43秒台の「ブラック」=「免許皆伝」だそうなので,ここら辺が筑千職人GPで言うところの「職人クラス」に相当するのかな?(そうなると「スーパーブラック」は魔改造クラスですね・・・)
初走行で「初段」じゃないなら,まぁ,頑張った!って感じなんでしょうか?
遅くはないが,速くもないという,いつもの立ち位置で笑ってしまいました(苦笑).
なお,ナリモのサイトにはランキングも記載されていたので,そこからCR-Xという括りで「左周り」のタイムを抜粋してみると,こんな感じ(↓).
43.54 ・・・ RE55S
44.11 ・・・ RE55S/RE-11S
44.71 ・・・ A050
45.89 ・・・ ZⅡSTARSPEC/AD08R
履いているタイヤが時代を象徴しているなーとも思いますが,Sタイヤで44秒台,今でいうセカンドグレードのラジアルタイヤで45秒台後半となると,A052で45秒台前半はやっぱり順当な位置付けとなりそうですね.
(43秒台は多分SA車両だろうし・・・)
以上,仮想・ナリモ左周りでした.
ちなみに,YouTubeその他の情報でナリモ⇔TC1000のタイム換算を求めてみたところ,ざっくり「TC1000+4秒」って感じでした.私の経験則と今回のナリモでのタイムを踏まえると厳密には「TC1000+3.5秒」くらいな気もしますが,EF8の車両特性がナリモ向きなので,一般的には「+4秒」くらいで考えた方が参考になりそうです.
Posted at 2023/10/30 00:18:48 | |
トラックバック(0) |
ナリタモーターランド | 日記