
2022年からこもりん.さんを見習って筑波サーキット公式の気温・気圧掲示を記録するようにしているのですが,そろそろデータも溜まってきたので,記録の目的である,その日のコンディション(気温・気圧)に応じたタイムマップを作ってみようと思います.
コースはTC1000,タイヤは全てA052の205/50R15,クルマは勿論自分のEF8です.
作り方としては以下のような流れ.
①自分が走った走行枠のベストタイムと公式の気温・気圧を記録
②縦軸:気温,横軸:気圧とした2Dテーブルにタイムをプロット
③データのない部分は1次線形で補間
④見やすいように0.1秒単位で色分け
これで出来上がったのが以下のようなタイムマップ(↓).

(点々となっている黄色の部分がプロットしたタイムです)
このままだと見づらいので,気温:5℃単位,気圧:5hPa単位で纏めるとこんな感じ(↓).
これを見ると,40秒台を出すためには如何にコンディションが揃ってないとダメかよく分かりますね・・・.
(気温が10℃未満,気圧が1015hPa以上)
ちなみに偶然だとは思いますが,気体の標準状態(25℃,1013.25hPa)を下回る条件になった瞬間,タイムがガクッと落ちるのが面白いですね.やっぱりNAエンジンにとって空気密度って大事なんだなぁ~と思いました.
最後に,「40.9秒」を基準として上のマップを「タイムの落ち具合」で表すとこんな感じ(↓).
これを見ると,これからの暑い時期は自己ベストの0.7~1.0秒落ちくらいのタイムしか出ないのがよく分かりますね・・・.
以上,TC1000のタイムマップでした.
サンプルとなるデータがなく外挿で補っている部分もありますし,タイヤの摩耗状態や路面のコンディション等はこれに表れていないので,そういった部分でズレている部分もあるとは思いますが,5℃・5hPa単位まで粗くすれば,その誤差はほぼ吸収されているんじゃないかと思います.
今後はこのマップを参考に当日の目標タイムを設定して,ヒトとクルマを測るモノサシにしていこうと思います.
Posted at 2024/05/19 02:27:14 | |
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筑波サーキット・コース1000 | 日記