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2022年08月08日 イイね!

テスト以外のお話

テスト以外のお話記憶が新鮮なうちに先にテストの結果を纏めましたが,1ヵ月振りのTC1000は,他にも色々ネタが盛沢山でした.

この日は曇り予報で,一時は雨が降る可能性すら出てましたが,実際は非常に良い天気で日射しも強く,肌がこんがりと焼かれてしまいました・・・.帰宅時の後片付け時点では気温は33℃に達し,酷暑日に比べればまだマシなはずなのですが,汗がダクダクと流れ続けて嫌になる程でした.

そんな疲労感たっぷりな状況になる前の朝一にまで時間を戻して振返ってみます.
まずはお馴染みのこちらのお方(↓)から.



タイムの出る時期ではないので,朝のT2枠(8:15~)のチケットを買って,テストに専念するつもりで横を通り過ぎようとしたら,振り向き様に,

「ハンデ戦,1.6秒です!」m9( ・ω・) ビシッ!

と言われました(苦笑).「ええっ!? 今日もやるんですかぁ~」と返しつつ,どうやらA052にAD09を組み合わせたハイブリッドセッティングを考案されたようで挑まれてしまいました.



苦戦が予想されましたが,結果は0.058秒差で辛くも勝利(左:こもりん.さん 右:私).8月だというのに,朝のタイムアタック枠はなかなかの人気で台数が多く,スペースがなかなか見つからず,アタック出来ないまま5周も走行しちゃったので「ひゃ~,タイヤに熱が入っちゃったよ」と一瞬焦りましたが,夏ノ陣ベストのタイムを出す事が出来ました.

ただ,FWDクラス首位のkame@118kgさんが夏ノ陣のタイムを0.192秒縮めているのに対し,私の方はその半分の0.089秒しか縮められていないので,修行がまだまだ足りないなぁ~と.kameさんと同様,同じT2枠を走られたtaka@黒インテ(元)さんとも約0.5秒の差がついてますし,もう少し頑張らないとダメですね(せめて,あと0.2秒削りたい).

とはいえ,ハンデ戦の勝ちは勝ちなので,こもりん.さんからは景品としてジュースを頂きました(↓).


(あ,クモがいる・・・)

こもりん.さん,ご馳走様でした!


さて,1本目が終了し,ピットの方に挨拶に行くと,GT3のレーシングカーでもここまでの高さはないんじゃないか?と思うようなハイマウントなクルマが.


(ウイングの下からルーフ上部の青空が垣間見えます・・・)

「車両規定違反ですよ!」と抗議してみたところ,



「フレキシブルウイング構造になっているので,走行中はウイングが後ろにたわんで位置が下がるからレギュレーションには合致している」と却下されてしまいました.ストレートではウイングが空気抵抗に負けて後ろに寝るので最高速が伸び,コーナーでは車速が落ちてウイングが起き上がり,ダウンフォースが得られるという功名な仕掛け.これによってコーナリングスピードを維持しつつ,最高速を5km/hも伸ばしたそうで,さすがはTC2000で分切りを狙う方はやる事が違います・・・.


その後もピット周辺を歩き回っていたら,TC1000でプライベートレッスンを受講された方(↓)にお会いし,



レッスンがどんな感じだったのか?を聞き出そうと試みたのですが,なかなかガードが固く(苦笑),唯一ロール剛性の話だけ教えて頂けました.やっぱり前後バランスって重要ですね・・・.


更にA5・P2枠を走って,リアの車高に関してアドバイスを頂き,家に帰って比較写真を撮りながら少し考察.





ブレーキング時(左)の隙間が指2本分であるのに対し,静止状態(右)では指1本が入らないくらいの隙間.
変化量は約20mm? これでリアが浮くようにセットしないとダメなのか・・・.

ちなみに,完全に浮かせるには指3本分(約50mm)くらい必要そうです(↓).




なんて思いながら後片付けをしていたら,





やれやれ,今度はグローブが終わったか.購入から5年目なので寿命と言えば寿命なのですが,これでまた購入品リストに新たな品目が加わってしまいました(出費が続くなぁ・・・泣).


以上,真夏のファミ走でした.当日お会いした皆様,お疲れ様でした!
2022年08月07日 イイね!

悩んでるみたいなので来てみました

悩んでるみたいなので来てみました日光の走行会帰りに起きたトラブルも無事直ったので,溜まっている課題を解消しにTC1000へ行って来ました.

今回のテーマは「リアタイヤの内圧」.6月にサーキットアドバイザーでお馴染みの蘇武喜和さんにEF8に乗って頂いた際,「(クルマを尖らせるために)リアの内圧を上げてみましょう」とアドバイスを頂いたのですが,内圧をイジる前に,まずは足回りの方向性を先に決めておこうと思い,フロントトーの修正リアの減衰設定の見直しを行いました.そしてお次は内圧・・・というところでトラブルが起きてしまい,間隔が少し空いてしまいました.

トラブルはトラブルでしょうがなく,1ヵ月振りのTC1000という事で,まずはベースラインの確認から.
先月の日光でもリアの内圧上げはトライしていたので,まずは温間2.50キロターゲットでスタート.



結果は,T2枠(8:20~)を走って 41.750 とマズマズのタイムが出ました.ここのところの酷暑を10℃も下回る気温:28℃,気圧:1012hPaというコンディションを踏まえれば,まぁ,ほぼ想定通りのタイムかな~という感じです.フロントトーはやはり修正後のOUT 0'20の方が良さそうで,ステアリングを切った分だけ曲がる感じで,操舵抵抗でクルマが前に進まないような感触もありませんでした.


基準が定まったところで,ここからテストを開始.まずは内圧を2.50キロ→2.70キロまで上げてみます.



A5枠(10:20~)でコンディションは気温:+1.5℃,路温:+6℃と悪化した状況でしたが,フィーリング的には2.50キロ時と比べてさほど大きな違いは感じず・・・.若干ステアリングレスポンスが良くなった印象があり,舵を切り足していった時(大舵の時)に,最後の最後でクルマの向きがクルッと変わるようになりました.方向性としては良い感じなものの,タイム的には大きなゲインはなく,41.953 とコンディション相当に0.2秒タイムダウンしました.


内圧的にはまだ足りないようなので,ピットインして更に2.70キロ→2.85キロまで上げてみます.



これで明確にリアが動いてくれるようになりました.1コーナーやヘアピン等は,舵を少し入れただけでクルマが勝手に曲がるようになり,懐かしい感触です(笑).ただ,向きを変えるのは楽になりましたが,まだどこまで滑るのか?が掴み取れず,スライドが止まるまでの待ち時間が少し長い印象.早めにアクセルを開けるとフロントが横に逃げるので,ライントレースの難易度も上がりました.加えて,リアのスライドに起因したフロントタイヤの荷重不足も感じられ,LSDの悲鳴も聞こえますし,「全体的に少し滑り過ぎかなぁ~?」という印象です.また,内圧を上げた事でリアが固くなり過ぎ,洗濯板通過後の着地で跳ねるようにもなりました.こういった各所のロスが増えたせいだと思われますが,タイムも 42.492 と一気に0.5秒も落ちてしまいました・・・.


「さすがに2.85キロはやり過ぎだったかな?」と思ったので,ここで一度,蘇武さんにアドバイスを求めてみます.



現在の状況を伝えると,

 ・フロントが横に流れるのは,アクセルを開ける量が多過ぎるからかもしれない.
 ・まだリアタイヤに横方向の力が残っているうちに(↓),フロントで引っ張ろうとしてもフロントが負けてしまう.



 ・アクセルを開けて,リアタイヤに掛かる力を一気に止めるのではなく,少しずつ開けて徐々に引っ張る感じで・・・.
 ・アクセルを開けるのが遅くなる分のロスは,進入速度を上げて相殺する感じで.
 ・最終的にはロガーで比較して,「アクセルの早開け」と「ボトム上げ」のどっちが良いか?という話になると思う.


「なるほど! まだドライバー側でやれる事があったか!!」と思いつつ,「(目安的な意味で)リアの内圧はどこまで上げて良いか?」と質問すると,

 ・前後差で1.0キロくらいまで.フロントが2.0キロならリアは3.0キロくらい.
 ・話を聞いていると,リアは少し落とした方が良さそうに感じる.
 ・0.05キロ・・・いや,0.1キロくらいかな?


ふむふむと思いつつ,会話の過程で「そう言えば,1コーナー・ヘアピン・インフィールドでは向きが変わるようになったのに,最終コーナーだけは相変わらず向きが変わらないな・・・」という事を思い出し,その事を話すと,

 ・あ~,だったらもっとオーバー方向に振っても良いかもしれない.
 ・1コーナーのオーバーが酷くなるかもしれないけど,そっちはドライビングで何とか出来る.
 ・それより,最終コーナーの立ち上がりの取り分の方が大きい.
 ・最終で曲がらないのは,オーバースピードのせいかもしれない.
 ・もっと手前でアクセルを抜いてみてはどうか?
 ・あるいはブレーキを踏んでみるとか.


といったアドバイスを頂きました.他にも「オーバーが出たら更にステアリングを切って止める」といった高等テクニックを教えて頂きましたが,ちょっと私のスキル(というかメンタル)では出来なそうなのでこれは辞退して,内圧を2.85キロ→2.80キロに落としてバランスを見つつ,あとはドライビングで何とかしてみる事にしました.



午後のP2枠(13:20~)という事でコンディションは更に悪化しましたが(気温:+2℃,路温:+8℃,気圧:-1hPa),42.292 とA5枠から0.2秒タイムは回復.スライドのコントロール性も良く,バランス的にはこれくらいが良さそうです.


ただ,相変わらず最終コーナーの入口の向きの変わりが悪いので,こちらはブレーキを併用してみる事に.



3年前に学んだテクニックを思い出して,久し振りに使ってみましたが,当時よりも旋回速度が上がっているので時間が短く,操作が非常に苦しい・・・.それでも苦しい操作を何とかこなしてみたところ,ブレーキを併用した方が確実に向きは変え易かったです.

ドライビングを合わせ込むために,その後も何周かトライしてみましたが,終盤はリアタイヤがオーバーヒート(表面温度が58℃まで上がってました・・・)して,フットブレーキだけでドリフト出来る状態になっちゃいました(苦笑).




そんな感じでリアタイヤの内圧テストは終了.オイシイポイントは見つけられたものの,全体的なフィーリングとタイムを踏まえると,

(―‘`―;) ウーン…

という感じ.「フロントタイヤのグリップが全て」だった今までの状況に比べると,選択肢は広がった(ドライビングの自由度が増えた)感はありますが,「速さ」という意味では退化した印象.「内圧で対処するのは正しい選択じゃない気がするなぁ・・・」と思っていたところに,

「悩んでるみたいなので来てみました」
(・∀・)/


と蘇武さんがわざわざ足を運んでくれました.


早速,「ちょっとリアタイヤをジャッキで浮かせてもらえます?」とリクエストを受けたので,フロアジャッキを引っ張り出してセット.



「リアタイヤのストローク量が気になるんですよねぇ~」と仰るので,タイヤが浮くまでジャッキアップしたところ,「ああ,結構ストロークありますねぇ~」との事.そこから,こんな感じかな?とコーナリング中のリアのリフト量を再現して頂き,







 蘇武さん :(外から見ていると)ほとんど3輪状態にならないんですよねぇ.
 蘇武さん :リアタイヤの回転が全く止まらない.
 蘇武さん :ヘアピン等では多少リアはロックしている感はあるのですが,
 蘇武さん :それでも微妙に路面と擦れて,かすかに白煙が上がる程度.
 私     :ああ・・・やっぱり全然インリフトしてないんですね.
 私     :乗っていても浮いてる感じが全くしないのですよ.
 蘇武さん :乗ってる時の感触と実際の状況は一致しているのですね.
 蘇武さん :じゃあ,間違いないな.

 蘇武さん :バネレートはどうなっているのですか?
 私     :フロントが14キロ,リアが12キロです.
 私     :但し,リアには0.2キロの遊び防止みたいなヘルパーが入ってます.
 蘇武さん :車高は?
 私     :前後水平です.
 蘇武さん :走行中は若干リア下がりに見えます.
 蘇武さん :フロントに余力があるなら,リアの車高を上げても良いかもしれない.
 蘇武さん :レーキをもっと付けても良いかも.
 私     :ヘルパーも外した方がいいんですかね?
 蘇武さん :外さなくてもストロークを縮めて(ヘルパーを潰して)しまえば? その方が簡単ですし.

 蘇武さん :あと,フロントのサスペンションがストロークしてない感もあるんですよねぇ.
 私     :リアのスプリング長は6インチですが,フロントは7インチなんです.
 私     :なので,ストローク量自体はフロントの方があるはずなんですが・・・.
 蘇武さん :ボディが捻じれて,サスペンションを潰し切れてないような感じなんですよねぇ.
 蘇武さん :すじがねくんみたいなのは入ってます?
 私     :入ってます(↓).



 私     :あ! 最近フロントのバネレートが高過ぎなんじゃないか?と思ってます.
 私     :205/50R15に対して,14キロは高過ぎなんじゃないかと.
 私     :最終コーナーで曲げるのが苦しくて,試しに減衰を抜いてロールさせたら楽になった事があります.
 私     :14キロだと,アクセルOFFで潰し切れていないんじゃないか?と.
 蘇武さん :あ~,それはあるかもしれませんね.
 蘇武さん :フロント12キロ,リア10キロくらいに落としても良いかもしれませんね.

 私     :有難う御座います.大分方向性が見えてきました.
 私     :最後に,頂いた案を試す順番みたいなのはありますか?
 蘇武さん :①リアの車高アップ→②リアのストローク減→③フロントのレートダウンですね.
 私     :分かりました.今日は暑くてもう試す気が起きないので(笑),次回試してみます!


以上,内圧テストと今後の方向性でした.

乗っている時に何となく肌で感じていた事を,蘇武さんに外から見てもらい,指摘頂けたのは大変助かりました.どんなに自分で頭の中でイメージを膨らませても,実際にそれを自分の目で見る事は出来ないので,どうしても半信半疑になってしまうのですが,これでスッキリしました.

蘇武さん,毎度の事ながら貴重なアドバイス有難う御座いました!<(_ _)>
対策を施して,次回の走行で確認してみたいと思います.

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「サイドドラフトを使ったオーバーテイク http://cvw.jp/b/1684331/48478095/
何シテル?   06/09 22:35
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
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