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OX3832のブログ一覧

2022年11月28日 イイね!

29周遅れのウェット耐久

29周遅れのウェット耐久遡る事3週間前,まだ次のリアタイヤをどうしようか悩んでいた頃,筑千職人 秋ノ陣の途中経過(タイトル画像参照)を見たら,今期の周回数がトップのかずやん!さんと46周も差がついていました.

この時点で4輪のファミ走の残りは平日半日+土曜半日の僅か2回.「(土曜はかずやん!さんも走るだろうから)今期の周回王はさすがに届かないなぁ・・・」と思い,「これを逃すなら,冬ノ陣のエントリーは見送ってSタイヤ(A050)履いちゃおっかなぁ~」なんて考えていました.

その後,色々思案した結果,結局195/55R15のA052に落ち着く訳なのですが,朝一にテストしていた時には周回王の事なんて,頭からスッポリ抜け落ちてました.


朝二のT2枠(8:15~)を走るつもりだったので,準備に掛かりっきりでピット側に誰が居るのか気を配る余裕もなく,パドック側に居た(大)@みやう軍団さんとtaka@黒インテ(元)さんが居る事だけ認識してました.
(takaさん,ホントあの時間に来て,よくT2枠に間に合いますね・・・)


その後,T2枠のタイムが撃沈に終わり,2本目の走行準備を終えてピットに居るこもりん.さんに会いに行き(↓),



そこでようやく落ち着いてピットに居るメンバーを見渡すと,

アレッ? かずやん!さんがイナイ??
キョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ


おおっと! これなら,もしかして周回王に手が届く!?と思い,朝のT2枠の周回数を確認.
17周していたので,46 - 17 = 29周差となりました.

「に,29周・・・.び,微妙・・・」 (-ω-;) ウーン

ファミ走は1枠20分なので,トータルで1200秒.
逆転するためには30周必要なので,1200秒 / 30周 = 40秒/周・・・.

「平均40秒ペースなんて,そりゃ無理だ!!」 Σr(‘Д‘n)

という事で,最低でも2枠(20分×2回)走行しないとダメ.
「これって,周回王特典の計測器無料でペイ出来るのか??」と思い試算してみると,

1枠の料金(2900円) / 計測器費用(500円) = 5.8回

無料期間3ヵ月のうちに,ファミ走を6回走らないと元が取れない・・・.

「び,微妙・・・」 (-ω-;) ウーン

とは思いましたが,まぁいいやって事でA4枠(10:00~)のチケットを買ってコースへ.


この直前に雨が降り始めて,路面は既にフルウェット状態.リアタイヤも比較テスト用に15インチ→16インチに交換していたので,スピンが怖い冷え冷えタイヤ.おまけにコースを見渡せば,ウェットなのに皆よく走るなぁ~と思う12台エントリー.「こりゃ,ひたすら淡々と走るしかないな」という事で,20分間の一人耐久(ロングラン)をする事にしました(↓).


(20分そのままだと飽きるので1.2倍速にしてあります.暇な人は見て下さい)

途中で雨脚が強まったせいか,FR車は勿論の事,AWD車ですらクルクル回ってコースアウトしていたので,みんな大変そうでした.タイムを気にせず,何度行く手を阻まれようとも耐久走行のつもりで淡々と走り続けたので,ウェット路面ながら22周する事が出来ました.これであと7周差です.


「どうせウェット路面を走るなら,もう一度15インチに変えて,16インチとのフィーリングの比較くらいはしたいなぁ~」「でも,雨の中でタイヤ交換するのは嫌だなぁ~」とクルマの中でブツクサ言いながら,雨雲レーダーを覗いていると,



雨雲が通り過ぎて11時前後で雨が止みそうな気配.
そのままクルマの中で待機していると雨脚が弱まり始めました.

「今だッ!」 ε=(((((ノ`・Д・)ノ

・・・と飛び出して,また降り始める前に急げぇ~!と大急ぎでタイヤ交換をしましたが,そこから再び雨が降る事はありませんでした.


周りを見渡すと,さすがに皆さん諦めて帰ったようで,ほとんど人が居ない.悠々とA8枠(11:20~)のチケットを買ってコースに入ると,私とカプチーノの2台だけでした♪

これならどんだけスピンしても迷惑掛からなそうなので,ターゲットタイムを45秒台に設定して,1アタック&1クールでウェット路面を攻めてみます.





結果は,ロガーデータ上は45秒を切れていますが,公式のタイムは 45.026 でした(↓).



最終ラップで上手く全部纏められたかなぁ~?と思いましたが,タラレバベストだと,あと0.15秒削れたみたいですね.残念!

ウェットだとその時その時の路面コンディションに左右されるので,これがどれくらいのレベルなのか分かりませんが,この後のA9枠(11:40~)を走ってるフォーミュラ勢がこれくらい(↓)のタイムだったので,まぁ,そこそこな感じですかね.




いやぁ~,それにしても最後の枠のアタックは楽しかった!

2台だけだから周囲を一切気にしなくて良いし,タイヤのグリップのギリギリを狙って微妙なコントロールを試すのがホント楽しい♪ トライした事の成功・失敗がはっきりと挙動で返ってくるので分かり易いし,ドライだったら絶対やらない色んなラインやアプローチを試せて勉強にもなりました.特にコーナーのどこの部分でタイヤのグリップに頼っているのか?を体験出来たのは今後の役に立つかも!? 2900円追加で払った価値は十分あったと思います(笑).

あと,色々試す中でTC1000のウェットラインみたいなものも探ってみましたが,絶対的な速度が低いせいか,結局のところはドライと同じ最短距離のラインが一番速そうに感じました(LSDの感触からすると,コーナーで微妙に回り込む量は増やした方が良さそうでしたけど).

唯一「ここは危ないのでラインを変えた方が良いな・・・」と思ったのは,「左高速コーナー」のアプローチ(↓).



知っている人は知っていると思いますが,この「左高速コーナー」は逆カントがついていて,右肩下がりになっているんですよね(↓).



なので,IN側のタイヤは丘の上で水が少なくグリップが良いのですが,反対にOUT側のタイヤは下流に溜まった水の上を走る事になるので滑り易かったです(特に右のリアがヤバイ!).ウェット路面だとFR勢がここでイン巻きして,洗濯板のトコのスポンジに刺さるのをよく見聞きするのですが,内心「ウェットとはいえ,なんであんなトコで回るんだ・・・?」と思っていたのですが,今回の走行でそうなる理由が良く分かりました.


・・・という事で,楽しんだ上での最終結果は以下となりました.



これで春・夏・秋・冬の周回王通年制覇の野望(?)にまた一歩近づく事が出来ました.ランキングの方はまたも4番手で賞典外ですが,ハンデが付かない中では最速だと思って,前向きにいきたいと思います(笑).
2022年11月27日 イイね!

リアホイール15インチ化の影響

リアホイール15インチ化の影響同じ条件下で比較を行いたかったリアホイール比較ですが,先日のTC1000では残念ながら雨に阻まれ,それが叶いませんでした.

仕方がないので前回のTC1000のデータと比較しようと思い,今回のデータを見返していたら,当日のベストラップとロガーデータを照らし合わせて見ると,車載の動きとデータが合わない.「アレ? 変だな??」と思い,細かく見てみたら車載側のベストラップを間違えていました・・・.

ここのところ,周回すればするほどタイムが落ちていく事が多かったので,大体ベストラップは初回のアタックラップとなる事が多かったのですが,今回は路面の汚さに心が折れてしまい,枠の後半で41.6秒を3回マークする事になってしまったので,ベストラップを1アタック分勘違いしてました(泣).

・・・という事で,動画も作り直して(↓),再度映像を確認してみると,



こちらのラップではブレーキングの合わせ込みが出来ていたせいか,1~2コーナー間は意外とアンダーステアが出てませんでした.途中ヘアピンでGK5に追いつきそうになって,進入~立ち上がりの区間で集中力を欠いてしまいましたが,それを差し引くと前回のタイムと同等くらいにはなってました.

「アレレ?? 意外と15インチも悪くない!?」
(゚^ ゚) ウーン


と思い直し,だったらいっそ16インチのBest of Bestであるフロントに新品を投入した時と比較してみるかーという事でやってみました.


まずはそれぞれのコンディション.

 16インチ ・・・ タイム:41.142  気温:21.0℃  路面温度:29.9℃  気圧:1017.9hPa
 15インチ ・・・ タイム:41.620  気温:10.0℃  路面温度:12.6℃  気圧:1017.6hPa

気圧は同等ですが,気温が10℃違います.16インチの方はフロントが新品なので,これのゲインを0.2秒と見積もると,ちょうど気温差分を相殺出来るくらいでしょうか.約0.5秒をどこで失っているのか?がポイントですね.


続けてロガーデータですが,今回はLAP+で比較してみます(緑:16インチ 青:15インチ).



上が車速,下がタイム差です.前述の通り,両者のタイム差が広がっている(下段で緑線が上に行っている)ポイントに絞って見てみます.


1コーナー立ち上がり(1つ目の赤丸)
15インチ(青)の方は1コーナーの立ち上がりで0.1秒失っているので,「やっぱり新品のグリップには敵わないよなぁ~」と一瞬思いましたが,データをよーく見てみると,15インチ(青)の方がアクセルを開け始めるポイントが僅かに早い.これによって1コーナーの縁石付近の旋回速度は15インチ(青)の方が高くなっています.進入速度が高ければ,その先でアンダーが待ち構えているのは当然な訳で,この高い進入速度が0.1秒のロスの直接の原因のようです.

では,なぜ進入速度が上がったのか?というと,リアが安定していたからでしょうね.1コーナーは,3速固定のままブレーキング時のフロント荷重で曲げて突っ込んでいくコーナーなので,当然クルマはオーバーステア傾向になり易く,アクセルを開けられるポイントはリアのスタビリティで決まります.リアがフラフラしていれば落ち着くまで待たないといけませんし,反対にリアがドッシリとしていれば自分の好きなタイミングで踏めます.

15インチ(青)の方は,リアタイヤ自体が新品であるため or 6mmリアのトレッドが広がったため or リアの車高が3mm下がったため,の3つの要因のいずれか(あるいは3つ全て)のおかげでリアが安定し,ドライビングの自由度が増したのでアクセルを早く開けられたんだと思われます.従って,これを上手く活かすべきなのですが,問題はその先に待ち構えるアンダーステア.

車載で確認してみると(↓),





ほんのちょっとなのですが,上段→下段で僅かにステアリングを切り足しているんですよね・・・.この切り足しが操舵抵抗となって失速を招き,0.1秒のロスに繋がっているので,ここは一定の舵角で曲がれるようにしたいところです.

立ち上がりでアンダーステアを消すための策としては,まんま進入の逆になるので,リアタイヤを中古にする or リアのトレッドを狭める or リアの車高が上げる,といった点が挙げられます.タイヤは今回使った事で自然と「中古」状態になっているので,それで1度確認した後,車高調整,ホイールの再選定という流れで検討でしょうか? あるいは単純にフロントに新品タイヤを投入すれば片付く問題なのかもしれません.

いずれにせよ,ここは15インチ化しても±ゼロに持って行けそうです.


ヘアピン立ち上がり(2つ目の赤丸)
ほんのちょっとなのですが,15インチ(青)の方が立ち上がりで遅れています.これは恐らく,



立ち上がる先にGK5の姿が見えて(↑),「どうしようかなぁ~」と一瞬躊躇したからでしょうね.ご覧の通り,そこそこ距離はあるので気にせずアクセルを踏み抜けばいいんだと思いますが,そもそも先に心が折れているので(笑),こういうところでドライバーの集中力の差が表れちゃいますね.

ちなみに,この躊躇で失った0.05秒は,その後の全開加速で取り戻せています.これがリアホイールの軽量化によるものだと嬉しいですが,多分気温差10℃の影響でしょうね・・・.


インフィールド立ち上がり(3つ目の赤丸)
ロガーデータを見た時,63km/h付近から緑線と青線が乖離していくので,「ああ,15インチ(青)はここで何か起きたのかなぁ~?」と思ったのですが,よーく見てみると,差が生じているのはその線が乖離する手前の部分.

へっ!? σ(・ω・,,`)?


と思い,車載を見返してみると・・・,



ああ,また起きてますよ,首カックンが! 失火してますね・・・勘弁して欲しいなぁ~.
これは今回の変更に関係ないので,ノーカウントです.


バックストレッチのシフトアップポイント(4つ目の赤丸)
ここは2→3速へのシフトチェンジ後の再加速が何だか異様に遅いですね・・・.「シフトミスでもしたか?」と思い,車載を見返してみるとこのラップはミスしてなさそう(この前の周ではミスりましたが).特に不審な点がないので「もしや・・・」と思い,LINK ECUのログを確認してみると,案の定,こちらも失火してました・・・.

どうも4000~6000rpmのVTEC切替ポイント周辺の燃調が合ってないなぁ~と思いつつ,こちらもノーカウントです.


最終コーナー(最後の赤丸)
ここはひたすら「曲がらん!」と思っていたので,ま,案の定な結果ですかね.



ここは新品と中古品でグリップ差が顕著に出る部分だと思うので,0.07秒差であれば健闘した方かな? リアのトレッドが6mm拡大した事で余計に曲がりづらくなっているとは思いますが,ここはホイールの影響云々より,根本的に足回りの方で問題を抱えていると思っているので,「15インチ化して良い方向に行かなかった!」くらいに留めておきましょう.


以上,リアホイール15インチ化の影響でした.

纏めると,走行前に危惧していた程15インチ化のデメリットはなさそう.ただ,それと同時にメリットもない(苦笑).何とも困った結果ですね.この後,ウェット路面で確認した印象だは,15インチはインフィールドでのスタビリティがかなり高かったので,0.1~0.2秒くらいは遅くなりそうな皮算用ってトコでしょうか.フロントタイヤが同じ条件なら0.5秒も差はつかないと思われます.

さて次はどうするか?

足回りのセットを変更してデメリットを打ち消す帳尻を合わせを行うか? 無駄な足掻きはせず,きっぱりと諦めて16インチに戻すか? う~ん・・・悩ましいので,もう1回テストしてから判断ですかね.
2022年11月26日 イイね!

リアタイヤ選定 2022

リアタイヤ選定 2022今年のアタックシーズンのリアタイヤを何にするか,そろそろ決めないといけない時期になりました.

鮮度の低いタイヤで挑むとウォームアップに苦しむ事を昨年学んだので,今年も新品を投入するつもりなのですが,1回決めちゃうとその後1年間はそのまま使う羽目になるので,お財布的に慎重に選ばざるを得ません(笑).
(1年半前に買ったリア用のRE-71RSなんてまだ残ってます・・・)

ウォームアップの性能を重視すると,A08Bとか選びたいトコなのですが,何分外径が大きくなり過ぎるので,こちらは落選.RE-71RSは私が買っているトコだとA052との価格差が大き過ぎるので,「ならば,いっそA050のG/Sにでもしちゃうか?」とか思いましたが,フロントはA052のままなので,グリップが勝ち過ぎるよなぁ~と,なかなか決め手が見つからりません・・・.

今年はアンダーパネルを追加して車重が増えているので,これを相殺するための軽量化もしなければならず,A08Bを選ばないならサイズは15インチ一択だろうなぁ~と思い,アレコレ皮算用してみた訳なのですが,その結果,手持ちのCE28を使うのが最善策に思えてきました.

 【現在】
  CE28 16×7.0 +48 ・・・ 5.0kg
  A052 195/50R16  ・・・ 8.4kg

 【改善案】
  CE28 15×6.5 +45 ・・・ 4.0kg (-1.0kg)
  A052 195/55R15  ・・・ 8.2kg (-0.2kg)

ただ,A052とA050の価格差はほとんどないので,どちらにするか最後まで悩んだのですが,

  A050 205/50R15 ・・・ 9.4kg
  A052 205/50R15 ・・・ 8.5kg
  A052 195/55R15 ・・・ 8.2kg

というデータから,A050の195/55R15だとホイールの軽量化分を食い潰してしまうと判断し,A052の195/55R15で行く事にしました.


こうしてホイール・タイヤが決まったのですが,まだまだ課題があります.1つ目はアームとのクリアランス.

手持ちの15インチのCE28は6.5Jなので,A052で必要な「リム幅+1.0」が実現出来ません.
という事はタイヤが大きくヨレるという事なので,アームとの干渉が心配.現状のクリアランスはこんな感じで(↓),



ホントギリギリ・・・というか実際はNGで,タイヤが変形した時に僅かに当たってます(↓).



一応,インセット上の計算では(↓),


(FancyCraft:ホイールオフセット計算より)


9.3mmクリアランスが増える側なので,大丈夫かなぁ~?という気がするのですが(195/55R15装着後↓),



実際にタイヤを変形させてみないと分からないので,試すしかありません.


2つ目は,タイヤのヨレの悪影響.
リム幅:6.5に195/55R15というのは,本来,推奨リム幅+0.5で引っ張っているはずなのですが,



ご覧の通り,これでもムッチリ感が凄いです.コーナリング中,リアタイヤに力を掛けに行った時に,これが原因でグニャッ!とヨレられると困ります.まぁ,その一方で,このヨレを利用してタイヤのウォームアップが早まる効果もあると思いますので,損得の差し引きがどちらに転ぶか? 試していくしかありませんね・・・.


3つ目は,リアトレッドの拡大.

これが実は一番影響が大きいと思うのですが,リアのホイールのINSETが+48→+45と3mm広がるため,トレッドで見ると6mm拡大する事になります.当然,これによりリアのロールの仕方が変わるので,それが吉と出るか? 凶と出るか? こちらも実走で確認するしかありません.


(タイヤの幅的には,左のリム幅:7.0に比べて,右の6.5の方が細いんですけどね・・・)


・・・という事で,前振りが長くなりましたが,TC1000に行ってテストしてきました.
そして,いきなりですが結果です(↓).



前回の結果が 41.490 であったのに対し,今回は 41.620 と0.13秒落ちでした.
コンディション的には以下だったので,

 前回 ・・・ 気圧:1019hPa  吸気温:19℃
 今回 ・・・ 気圧:1016hPa  吸気温:16℃

まぁ,大差ないかな?という気もしますが,路面がまだ朝のT2枠(8:15~)だというのにタイヤカスが非常に多くて(特に2コーナーと最終コーナー),それで真面目にアタックする気が失せた影響は多少なりともあるかもしれません.

乗っている時の印象としては,クルマが自然な動きになった感じで安定感が増しましたが,その分,クルマの向きがなかなか変わらず,待ちの時間が長かったようにも思えます.特に1~2コーナー間が顕著で,0.13秒の遅れは恐らくココが原因じゃないかなぁ~?という気がします.

もっとも,今回は新品タイヤの1発目のグリップというのもありますし,車高も195/50R16に合わせたままなので,これがそのままトレッド拡大の影響かどうかは正直分かりません.ただ,フロントタイヤの表面温度から察するに,前後バランスがアンダーステア傾向になったのは間違いなく,「あんまり良い方向じゃないかぁ~?」とは思いました.


そんな感じの結果でしたが,私の感覚なんてアテになんないので,再びタイヤ・ホイールを旧セットに戻して比較データの取得を・・・と思ったら,



残念ながら,
路面は完全に濡れてしまい,比較データを取る事は叶いませんでした・・・.orz


仕方がないのでそこからテストは諦め,ウェット路面でコントロールの練習.
しこたま楽しんだ後(笑),周りを見ると常連の皆さんは帰路についた後で一人ボッチ.

「お昼置いて行かれた・・・」と思いつつ,サロンへ移動して久方振りのモツ定を堪能.



そこからBパドックへ移動したら,こもりん.さんがまだ残っていたので,ジュースで買収して,E枠を走るっぽいFL5のチェックを依頼.






ふとスマホを見たら,EF8の先輩から連絡が来ていたので,アメリカへ向かう前に最後のご挨拶を・・・と急いでショップへ移動(都内に入ってから渋滞が酷かった).



この2台が並ぶのは暫く見納めですね・・・.


以上,消化不良に終わったタイヤテストでした.

なんだか後半は画像で色々誤魔化した感がありますが(苦笑),肝心のテストが完遂出来なかったので察して下さい.今回の走行でタイヤ以外にも収穫は色々あったので,場を改めて整理したいと思います.

当日お会いした皆様,お疲れ様でした.
EF8の先輩もどうかお気をつけて.またどこかのサーキットでお会いしましょう!
Posted at 2022/11/27 16:15:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | セッティング(タイヤ) | 日記
2022年11月20日 イイね!

ダウンフォースより見た目

ダウンフォースより見た目ZEV-Tokyo Festival」で見学した「Formula E」の話の続き.

前回はイベントの様子を中心に書きましたが,今回は会場で展示されていた「Formula E GEN2」を見た印象を纏めておこうと思います.

「Formula E」の車両はダラーラのワンメイクなので,外観的上の違いはカラーリングしかなく,この車両は「Nissan e.dams」のものになっています(お馴染みの赤と黒のNISMOカラーですね).

「Formula E」の最高速は280km/hだそうですが,市街地レースが中心な上にタイヤもローグリップなせいか,ダウンフォースの獲得を重視しておらず,EVの先進性を訴えるための未来的なスタイリングを主眼に,可能な限り空気抵抗を減らすデザインが採用されているそうです.

このため,空力的に調整出来る範囲はフロントウイングのフラップくらいだそうです(↓).


(ガーニーフラップが付いているのも確認出来ます)


リア側はF1のような大きなウイングは付いておらず,左右に分割された小型のスプリッターみたいなものが付いています(↓).


(こちらはガーニーフラップは付いてないですね・・・)


このため,ダウンフォースの獲得はウイングではなく,フロアで稼ぐコンセプトで,後部に大型のディフューザーが付いています(↓).





実物をこの目で見て,「90年代のF1か!?」と思うくらいの高さである事に驚いたのですが,「これならダウンフォースはきっちり出ているんだろうなぁ~」と思って調べてみると,実はそんな事はなく「ボディ上面がロードラッグで流速が速いため,このディフューザーの効果は薄い」との事でした.実際「GEN3」のデイフューザーはここまで大きくないですし,こんなところも見た目重視のようですね・・・.


とはいえ,フロアの面積自体は大きく,ドライバーの真横まで来てますし(↓).





奥にはTトレイも見えます(↓).




前側に戻って細部に目を走らせてみると,フロントノーズは非常に鋭角的(↓).



よ~く見ると,「INTELLIGENT MOBILITY」の文字の上くらいの辺りが僅かに窪んでおり,"エ"の字ような断面になっているようでした.


そして,「Formula E」の特徴とも言えるフロントタイヤのフェアリング(↓),



タイヤとフェンダーのクリアランスが,このままサスペンションストロークなんですかね?
なお,タイヤ後方はフェアリングがなく(↓),ここら辺だけ見てるとプロトタイプカーっぽく見えますね.




そのまま横を見ていくと,サイドポンツーンの一番外側にはフェアリングが付いており(↓),



ディフューザーを吊っているようなステーもありました(↓).




コクピットはお馴染みのヘイローで覆われているですが(↓),



以前見たF1よりも狭そうなコクピットに感じるのは気のせいでしょうか・・・?


ブレーキは,18インチのホイールという事もあってか,「ちっちゃいなぁ~」という感じ(↓).






そんな事を思いつつ見ていたら・・・(↓),



バランスウェイトがこんなに! 市販車ベースならともかく,フォーミュラでこんなに付いているのはあまり見た記憶がないのですが,コレ展示用だからですかね?


そう思い,「タイヤが違うのか??」と確認してみましたが(↓),



パターンは本番用と一緒に見えました.ちなみにスペックは以下の通り(↓).




あ! そう言えば,デモ走行した方の車両は,この公式タイヤを履いてなかったみたいです(↓).



「Formula E」のタイヤはドライ・ウェット兼用なので,先述の通り溝が彫ってあるのですが,デモ走行車のタイヤはスリックでした.そして,ボディをよく見ると「HANKOOK」って書いてあるし,S耐のタイヤでも持ってきたんですかね?

こちらのデモ走行車両,翌日のお台場ではクラッシュしてしまったそうですが,スリックタイヤだと溝のあるウェット兼用タイヤよりもハイトが低くなるはずなので,駐車場みたいなバンピーな路面だと,もしかしたら底突きして亀の子状態になり,そのせいでコントロールを失ったのかもしれませんね・・・.


以上,「Formula E GEN2」の見学でした.

こうして見ると,全体的にはルマンカーに近い感じでフォーミュラっぽくないですね.他に類を見ないデザインである事は間違いなく,素直にカッコイイと思うのですが,これが「GEN3」であのデザインになってしまうのかと思うと非常に残念ですね・・・.
Posted at 2022/11/21 20:51:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記
2022年11月19日 イイね!

モーター音を聞きに都庁へ

モーター音を聞きに都庁へ走行会後の週末なので,いつもならショップ行ってメンテナンスをするところなのですが,今週に入ってから週末に近くでイベントがある事を知り,急追予定を変更して行って来ました.

向かう先はタイトル画像の通り「東京都庁」.お目当てのイベントは14時くらいからで,そんなに人が集まるとも思えなかったので,のんびり向かえば良いかなぁ~?と思ったのですが,SNSを見てたら「結構並んでる.(10時時点で)200番目くらい」という情報を目にしたので,慌てて家を出ました.

都庁なんて免許更新時くらいしか用がないので,イベント会場に辿り着くまで少し迷いましたが,何とか到着.



今回の目的は東京都が主催する「ZEV-Tokyo Festival」での「Formula E」デモ走行です.

「Formula E」とはエンジンの代わりにバッテリーとモーターを積んだフォーミュラカーで,所謂ところの電気自動車(EV)です.ご存じの方も多いと思いますが,東京都は2024年に東京ビッグサイト周辺で「Formula E」のレース開催を目指しており,今回のイベントもそのプロモーションの一環と思われます.

「Formula E」というレース自体は,申し訳ないですがF3(旧GP3)レベルのマシンに,F1でシートを失ったドライバー達が乗って,サイド・バイ・サイドも困難な狭いコースで,ぶつかりながらレースするようなイベントとなってしまっており,正直全く魅力を感じないのですが,「Formula E」の「Gen2」は実車を見た事がなかったので(「Gen1」はある),近場ですし,足を運んでみました.


さて,このイベントは2日間開催なのですが,「Formula E」のデモンストレーション走行は初日のみとの事で(2日目はお台場に移動して,別のイベントで走るようです),更には配布される整理券をゲットしないとデモ走行の会場に入る事も出来ないとの事.ただ,「配布開始は10時」という情報しか載っておらず,正直詳細がよく分からなかったのですが,整理券配布の列に並んでいるとスタッフの方が「Formula eのデモ走行は3回です(オープニングセレモニー・全体デモ走行・Formula Eデモ走行).その3回分を一度に全部入手出来ます」との事でした.



「それだと,先着した人が占有しちゃわね? バラバラに配った方が皆見れて良いのでは?」と思いましたが,「イベントスタッフの負担を減らしたかったのかも?」と考え,「いや,最後のFormula Eのデモ走行以外に人が集まらないから,抱き合わせ商法をしたいだけだな」と思い直しました(笑).

そんな事を思いつつ,列に並んでいると15分くらいで整理券をゲット.



場所の指定がされていて,「C」のエリアとなりました.
前述のSNSの情報を加味すると,恐らく1つのエリアで100人くらいのようですね(=私は300番目以内).


初回のオープニングセレモニーは混雑する(&恐らく都知事の演説がある)と思ったのでパスして,その間に他の催し物を見学.

新宿中央公園では,イベント名にもなっている「ZEV(Zero Emission Vehicle:排出ガスの出ないクルマ)」の市販車が展示されていたので,軽く見学.



「ああ,これがリコールしたハブボルトか・・・」とか,



「ラリー車でEVって事は,AEクラスか・・・?」とか,説明員に白い目で見られそうな感じで見学してました(笑).


(バネはサスペンションプラスのUC-01だけど,ヘルパーは多分メーカーが違うな・・・)


お次は,都庁の第二庁舎に移動して,デモ走行車とは別の「Formula E」車両を見学.



こちらに関しては細部をジロジロと見てきたので,別のブログに書きます.


そんな事をしているうちにデモ走行の時間となり,慌てて移動.開始時間を過ぎていたので,残念ながら後ろの方での見学となってしまい,デモ走行のコースはこんな感じでした(↓).



第一庁舎前をスタートラインとし,「都庁通り」を南下,第二庁舎前の入口でUターンし,今度は「都庁通り」を北上した後,第一庁舎の入口に入ってUターンし,再び「都庁通り」に戻る・・・みたいな感じです.

このコースを見て,「都庁通りって公道だったっけ?」と思い調べてみたところ,どうやら「都庁通り」は「特例都道」だそうで,簡単に言うと「都知事の権限でどうとでも出来る道路」のようです.道路法をザッと読んだ感じ,道路の占有も都知事の権限で出来るみたいなので,やはり政治色が強いイベントですね(主催が東京都なんで当たり前ですが).

話を戻して,この回は「Formula E」の占有走行ではないので,それ以外の車両も走ります.その中から「NISSAN LEAF NISMO RC」と「Formula E」の走行シーンを撮影してみました(↓).



ちょうど目の前で,アクセルを踏み込んで加速するポイントだったので「C」エリアは正解だったかも? 外から見た感じ,恐らくアクセル開度は60%も開けてないで雰囲気で,ホント一踏みして終わりで,非常に地味ぃ~です(苦笑).ま,都のイベントですからスピンターンなんてもっての外でしょうし,庁舎間の橋渡し道路ですからそもそも短いですし,こんなもんですかね・・・.

ただ,デモ走行に参加したプロドライバー達はさすがで,





走行終了後もファンサービスをきっちりとやっていました.


「これで一通り見たし,帰ってもいいか・・・」と思ったのですが,「まぁ,折角だし,午後の回も見るか」という事で,都庁の展望室に上がって時間潰し.


(上からコースを見ると,こんな感じ↑です)


その後は再び新宿中央公園に戻って,キッチンカーで昼食.



「ホワイトシチューパン」というのを買い,広場で座って食べようと撮影していたら,鳩が大量に集まってきて,危うくお昼がなくなるトコでした.危ない,危ない(笑).


そんな感じで時間潰しに成功し,今度は遅れないように早めに会場へ移動.
今度も「C」エリアでしたが,前列を確保.バッチリ見れました(↓).



この「Formula E Gen2」の最大出力は250kW(335HP),F3(旧GP3)の最大出力は3.4L V6で283kW(350HP)ですから,ほぼ同等と言えるのですが,F3が670kg程度であるのに対し,900kgと200kg以上も重いんですよね.如何に100km/hも出てない低速のウィービングとは言え,外から見てて軽快感が全くありませんでした.

また,モーターの作動音も予想していたよりも小さく,会場のBGMの方がうるさくて良く聞きとれないくらいでした.イベント的には,この「静かさ」をアピールするためにBGMの音量を下げた方が良かったのでは?と一瞬思いましたが,逆にこれでBGMがないとショボ過ぎて,更に地味度が増してしまうのかも・・・.東京都が「Formula E」を使って何をアピールしたいのか?が今一つ分からないので,このデモ走行で何を訴えたいのか?も見えずらかったですね.

ちなみに,今回集められたメーカーは国内メーカーばかりで,例えば,テスラなんか都庁の目と鼻の先に居るのに(↓),



全く眼中にない感じでした.会場で海外の観光客はチラホラ見かけましたが,絶対数は少ないですし,イベントの告知等を見ても,海外ではなく国内向けにアピールしたいような印象を受けましたし,一体どこの誰がこれをやろうと考えたのやら? イベント自体が参加無料なのは有難いですが,逆に言えば,税金を投じて開催している訳で,ちょっと微妙な気持ちにもなりました・・・.


おっと! 話がおかしな方向に行ってしまった.

話を戻して,「Formula E」の実走行を見た感想としては,予想通りレーシングカーとしての魅力はあんまり感じませんでしたが(特に本戦開催時は,あの「Gen3」ですし・・・),「公道でレースをする」という点は,やっぱりワクワクしました!

この(↓)信号前に止まるフォーミュラカーとか,ゲームみたいで絵になるなぁ~と思いましたしね.




以上,「ZEV-Tokyo Festival」の見学でした.

最後に,「さぁ~て終わったし,帰るか」と歩いていたら,どこかで見た事がある赤髪の方がいらっしゃいました(↓).



アブダビGPの真っ最中ですが取材されていたようです.お疲れ様でした!
(SNSで発信された情報,大変助かりました<(_ _)>)
Posted at 2022/11/20 01:03:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記

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