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OX3832のブログ一覧

2025年03月22日 イイね!

全日本選手との実力差を味わう

全日本選手との実力差を味わう会社のメンバーに誘われて,通算4回目のナリタモーターランドで行われるジムカーナ形式の練習会に参加して来ました.

前回は出来過ぎの結果で58秒台をマーク出来ましたが,今回は気温20℃超えで,気圧も1006hPaと低く,前回のコンディション(気温:15℃,気圧:1028hPa)には遠く及ばないので,タイム更新どころか58秒台に入れる事すら困難だろう・・・と思いながら向かいました.


ナリモに到着した時点の朝一では気温10℃を下回り,吐く息も白かったのですがタイヤ交換をしている頃には気温も上昇.薄っすらと汗をかくような状況でした.

クルマの準備が終わったところで完熟歩行を始めてみると,コース前半部分は亀裂の穴埋めをやったような跡が(↓),



前回(2024年11月)はなかったような気がするので,コースを補修したんですかね? ただ穴埋めの痕跡は前半部分のみで後半部分はそのままでした.


(パイロンの接地跡と360°スピンターンが行われた形跡を確認)


それ以外は特に違いはなさそうなので,前回の課題として残った15Rのヘアピン攻略を検討.前回走行時の分析結果からここのロスが大きかったので,ヘアピン進入前に一度アウト側にクルマを振ってボトムを稼いだ方が良いのでは?と思ったのですが(↓),



実際にコースを見てみると(↓),



多分,アウト側に振る時間的余裕はないなぁ~と思い,路面に残っているブラックマークもインベタのラインを示しているので「ここは攻略方法を変えず,インベタのままアプローチだな」と決めました.


1本目(9:01~)
前回の結果から今回は2番ゼッケンを頂いたので早々にクルマを並べます.路面温度は20℃と微妙な感じでフロントはともかく,リアが恐らく温まらない.ブレーキの熱も入っていないですし,ここは抑えて走ろう~という事で 1'03.38.

2本目(9:08~)
今回は5台セットで2本先に走らせてくれるとの事で,すぐに順番が回ってきて2本目.1本目ではやはり左リアが温まり切っていなかったので,現状のブレーキバランスだと危険という事でブレーキだけマージンを残して 1'00.27.分切りくらいはしておきたかったところですが,今日はタイムを出す日ではないので,まぁ,こんなもんでしょう.


これでインターバルに入ったので他の方の走行を見ていたのですが,ルーフボックスを付けたまま走っているフォレスターのロールが凄い!



SUV(Sport Utility Vehicle)というよりRV(Recreational Vehicle)の時代のフォレスターなのでサスペンションストロークが長い上に重心も高いので,動きが大きく,見ていてハラハラしました(笑).


その一方で,先日の全日本ジムカーナに参戦していたコチラのスーパーセブンは滅茶苦茶速い!



筑波に持ち込んだ仕様そのままだそうで,タイヤもA050のG2/Sを履いていましたが,朝一からブッチギリの57秒台をマークしていました.「ふえぇぇ・・・,1周約1分のコースで3秒も差がつくのか.やっぱり全日本選手はレベルが違うなぁ~」と思い,このタイムにどこまで迫れるのかチャレンジしてみる事にしました.


3本目(9:56~)
今回は5台×2本を4チームで行ったのですが,回転が良いのか1時間も経たないうちに順番が回って来ました.この時点で路面温度は30℃近くなり,冷間でもリアタイヤは25℃を超えてA052の作動温度域に入りました.「これなら全開で行っても大丈夫!」とアタックして 59.32.まずは1分は切れました.

4本目(10:02~)
今回はタイム更新が望めないという事でサーキット走行時の減衰設定のままで走っていたのですが,これだとやはりちょっと固過ぎてフロントが入らないので,減衰を前後共に1段下げ.結果は,



58.53.なんと自己ベストの0.08秒落ちまで来ました.前回とのコンディション差を考えたら出るはずのないタイムなのでビックリ! サーキットだと致命的な現状のブレーキバランス(リアがロック気味)が逆に,ジムカーナだと有利に働いている事がありそうですが,フロントの入りの良さと高速コーナーでの粘りがなかなかのバランスなので,HALの低反発スプリングが威力を発揮しているんじゃないかなぁ~?とも思いました.


そこから再び50分間インターバルを置いて5本目.

5本目(10:45~)
自己ベストの0.08秒落ちまでくると俄然やる気が出てくるので,気合を入れて走った結果は58.59. この頃には気温が大分上がっていたので「これ以上は厳しいかぁ~?」と思い始めました.

6本目(10:51~)
この気温にセットを合わせ込まないとダメだなと思い,5本目の問題点を振り返ってみると若干フロントのステアリングレスポンスが悪いと感じていたので,減衰を更に前後1段下げ.「これでどうかなぁ~?」とトライした結果は,



58.53 で4本目と1/100秒まで同タイム.ただ,コンディションが悪化傾向であるにも関わらず同じタイムを出せたという事は「こちらのセットの方が正しい」という情報は得られました.


そこから再び50分間インターバルを置いて7本目.午前中はトータル6本と聞いていたのですが,回転が想定よりも良いという事で私のグループは追加でもう2本となりました.

7本目(11:32~)
先程のセットの方が良いという事で何も変更せず,50分のインターバルでタイヤが冷えた分のゲインを狙っていきましたが,タイムは59.20とダウン.路面温度が更に上がった事でフロントタイヤがタレ始め,フロントのブレーキロックが多くなっていました.

8本目(11:38~)
「この減衰だとフロントの負担が大き過ぎるか~」と思い,減衰設定を前後共に1段上げて負荷を緩和してやろうとしたのですが,



低速コーナーでハーフスピン.フロントが耐えられるようになったせいでリアのブレーキロックが顕在化し,リアのスライドが止まりませんでした・・・(1'00.91).


午前中最後のトライが失敗に終わり,一先ず減衰設定は元に戻してお昼ご飯.



クルマ的にやれる事はもうなさそうなので,ご飯食べながら「後はドライビングで削り取るしかないな~」と思っていました.


9本目(13:23~)
1時間のお昼休憩でタイヤの温度も下がったかな?と思いましたが,タイムは58.87と伸びず・・・.これ以上タイムを縮められる要素が思いつかなかったので,あとはコーナー毎に1/100秒単位で削り取るしかないな,と覚悟を決めて集中力を上げます.

10本目(13:29~)
ラインを徹底的に切り詰めて,縁石スレスレ,パイロンスレスレを狙って走らせた結果,



58.51.午前中のタイムを2/100秒削り取れました.「もうこれで目一杯.これ以上は無理~」という事でアタックはこれで終了.結局,トップタイムは全日本選手の57.19だったので1.32秒差.「あと1秒削れるイメージは全く湧かん・・・」と実力差を思い知らされました.


ここから先はテストに切替え,先日のTC1000でしきりにプロに首を傾げられたので,VTECの切替ポイントを再検証.現状,燃料が入らないので結構高めに設定しているのですが,色々見直した結果,もうチョイ下げても燃料は入りそうだったので,1速全開が試せるココでテストしてみる事にしました.

スタートライン通過時点の速度で比較するとこんな感じ(↓).

【持込み設定】
   09本目(13:23~) ・・・ 84.59km/h (ラップタイム:58.87)
   10本目(13:29~) ・・・ 85.20km/h (ラップタイム:58.51)
 ------------------------------------
    平均        ・・・ 84.89km/h (ラップタイム:58.69)

【チョイ下げ】
   11本目(14:13~) ・・・ 83.89km/h (ラップタイム:58.71)
   12本目(14:19~) ・・・ 83.51km/h (ラップタイム:59.24)
 ------------------------------------
    平均        ・・・ 83.70km/h (ラップタイム:58.97)

【更に下げ】
   13本目(15:07~) ・・・ 86.81km/h (ラップタイム:59.79)
   14本目(15:12~) ・・・ 86.85km/h (ラップタイム:58.67)
 ------------------------------------
    平均        ・・・ 86.83km/h (ラップタイム:58.73)

【チョイ下げ】レベルだとやっぱり遅いようですが,【更に下げ】るレベルまでいけば速くなっていそうですね.一応,気温の影響も有り得るのでそちらも確認してみると,

   09本目(13:23~) ・・・ 21.5℃
   10本目(13:29~) ・・・ 21.3℃
   11本目(14:13~) ・・・ 21.0℃
   12本目(14:19~) ・・・ 21.2℃
   13本目(15:07~) ・・・ 21.1℃
   14本目(15:12~) ・・・ 21.0℃

0.5℃差ならほぼ変わらない.という事は「結構下げたところに伸び代がある」という事が分かりました.これは良い情報が得られました~♪


以上,クルマとドライビングを限界まで切り詰めても届かない,全日本選手との実力差を味わったジムカーナでした.
Posted at 2025/03/23 12:49:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ナリタモーターランド | 日記
2025年03月17日 イイね!

プロとの比較で伸び代を探す

プロとの比較で伸び代を探すフロントブレーキの問題点整理対策検討も終わったので,先日のTC1000のドライビング反省会です.

今回はプロに乗って頂いたので,この最高のお手本と比較する形で反省を進めようと思うのですが,プロには8ヵ月前にも乗って頂いたので,その時はどうだったかなぁ~?と当時のブログを見返してみたところ,ヘアピンのボトムで大差(6km/h)をつけられる結果となっていました.


今回はブレーキの問題でこのヘアピンを攻め切れていないので,この差がより一層開くような気もしますが,まずは車載を比較してみます(↓).



私(右)の方は1つ1つの操作で大分ギクシャクした動きをしているのに対し,プロ(左)の操作はウルトラスムースですね! 特にシフトアップ/ダウンの操作は私(右)はエイヤー!と力任せに操作している感があるのに対し,プロ(左)は余裕をもって丁寧に操作している印象を受けます.この操作でもロスなく好タイムを叩き出す訳ですから,余裕のある人が下限で走らせている(=プロ)のと,目いっぱい上限で絞り出して走っている人間(=私)の差を感じますね・・・.プロのこの余裕は見習いたいです.


次はロガーデータ・・・となる訳なのですが,その前に全体的にライン取りを見ていて,ふと思いました.







青が私,赤がプロなのですが,「あ~,これはドライビングスタイルの違いが出ていそうだなぁ~」と.
端的に言うと,V字ドライビング(私)とU字ドライビング(プロ)のような違い(↓).


(AUTOSPORT No.1470より)

V字ドライビングはストレートスピードが速いクルマが適している走らせ方で,スロットルの全開時間を可能な限り長くとり,ブレーキングもハードに行って鋭角的(V字)なラインを取ります.それに対してU字ドライビングの方は,そこまでエンジンパワーがなく,ストレートスピードでタイムを稼げないクルマが適している走らせ方で,アンダーパワーでタイヤのキャパシティに余裕があるため,コーナーに高い速度で進入し,ブレーキングもそこまでハードに行わず,必然的に緩やかなU字状のラインを描く形となります.

EF8は1.6L NAとしてはパワーがある方ですが,90年代前半の回転数を上げて絞り出す設計思想なので,昨今の低回転域からトルクをモリモリ出す思想のクルマと比べればアンダーパワーなので,U字の方が正しいんだろうなぁ~.


そういえばプロに乗って頂く前に,こんなやりとりがあったのですが(↓),



蘇武さん :今の乗り方は,コーナーのクリップまでブレーキを引き摺る感じですか?
私     :そう・・・ですね.
蘇武さん :クリップまで引き摺っていって,アクセルをすぐ踏む感じ?
私     :そうですね.
蘇武さん :何もしない時間はあまり作らない感じ?
私     :作らないようにしています.
私     :ただ・・・(その時のクルマの動き方によって,すぐ踏んだり,待ったりするんだけど・・・).
私     :(上手く説明出来ん! 諦めよう)いや,そうですね.なるべく作らないようにしています!
蘇武さん :了解です!

アレももしかしたら,こういう走らせ方の違いを踏まえた質問だったのかなぁ~? 聞かれた時は質問の意図が汲み取れず,考えながらしゃべっていたので上手く返せなかったのですが,瞬時にこういうのを言語化出来ないのはダメですね(泣).


という事で,スタイルの違いも踏まえてデータを見ないとダメそうなので,今回はフリクションサークルの方から見ていきます(↓).



赤がプロ,青が私です.加速領域(下)はクルマの性能そのままなので多少の凸凹はありますが,それほど大きな違いはなさそうです.減速領域はピーク(上)は私(青)の方がドーン!と突き抜けていて,V字ドライビングの特徴そのままですね.ブレーキングと左へのターンをオーバーラップさせる領域(右上)はプロ(赤)よりも私(青)の方が大分タイヤを酷使しているようですが,反対にブレーキングと右へのターンをオーバーラップさせる領域(左上:緑枠の領域)ではプロ(赤)の方が私(青)よりもタイヤのグリップを上手く引き出しているようです.伸び代があるとすればココですかね?


という事で,この部分にフォーカスしてみます.
まず始めに,この部分は左高速コーナーを抜けて洗濯板に向かう緩やかなS字の部分でした(↓).



そして,この部分のGの推移を見るとこんな感じ(↓).



Gの軌跡としては,右下から始まって上に行き,そこから左へ移動して,最後は左下に至る感じですが,最初の右下~上に向かう領域でプロ(赤)は私(青)よりも右側にいるので,洗濯板手前の左高速コーナー区間(右下~上)では横Gを残した状態のままブレーキングを開始しているようです.更にブレーキングの開始ポイントも見てみると私(青)よりも10mくらい奥!(↓)



つまり,右に横Gが掛かったまま,私(青)より更にブレーキングを遅らせて入って行くという事なのですが,これが信じられない・・・.私がこれと同じ事をやろうとすると多分リアがロックしてクルマが左を向くか,ブレーキングが間に合わず,前傾姿勢のまま洗濯板に突っ込んでいく形になるはず.どうしてこれで破綻しないんだ!?

信じられないので,この時の車載を見返してみるも(↓),



洗濯板手前で3→2速にシフトダウンするタイミングはプロ(左)も私(右)もほぼ一緒.しかし,プロ(左)はそのシフトダウン段階で既にステアリングを右に切っている!

∑(゚Д゚) ファッ⁉︎

最初,「右に切っているという事は,もしかして左高速でリアが流れてカウンターを当てたのか?」と思いましたが,車載を巻き戻して見るとそんな動きはしていない.単純に左→右へコースに沿ってステアリングを切っただけのように見えます.左下の車速の数字を読み取ると,確かに私(右)よりも進入速度が10km/hも高いので,この辺りから切り始めないと間に合わないという事か.でも,ステアリングを真っ直ぐにしないままブレーキングしたら,リアがフラフラになると思うのですが,どうしてコレで破綻しないんだ? ワカラン・・・.

( ˙ㅿ˙ ) ポカーン…

1つ考えられる要素としては,「ブレーキを強く踏まない」というのが考えられます.強く踏まなければリアがロックする事はないし,前傾姿勢の角度も浅い.ただ,それにしたって・・・という感じで完全に自分の技量を超えた世界で,これを真似出来るイメージが全く湧きませんね.orz


洗濯板進入の時点で大分驚愕してしまいましたが,しかし,本題はここから.私(青)よりも突っ込んだ状態から洗濯板へアプローチしていった際のGの軌跡が以下となるのですが(↓),



私(青)の方は洗濯板に右フロントをのせるために,沈み込んだフロントを少し持ち上げるべくブレーキの踏力を少し抜いて(=減速Gを弱めて)進入しているのですが,プロ(赤)の方はブレーキを弱めず(=フロントを持ち上げず?),そのまま洗濯板にアプローチしているような・・・.そんな事をしたら,洗濯板に右フロントをのせる時にガツン!と衝撃が来て,縁石に跳ね飛ばされる気がするのですが,車載を見るとそんな衝撃はない.えっ? なんでだ??

( ゚д゚) ???

考えられる理由としては,車載を見比べるとプロ(左)の方が舵角が少ないので(↓),



洗濯板をいなす感じで乗り越えられている可能性があるのと,プロの方が横Gが掛かっている時間が長いので完全に内輪側の荷重が抜け切って,いるため衝撃が来ない,という可能性くらいかなぁ~? その荷重抜きを実現するための逆算として,「高車速進入」「早めのステアリング切り」なのだとしたら,いやはや恐れ入りました・・・という感じですね.


そして,そこから先にもまだまだ改善すべき点が.洗濯板を抜けた後のライン取りが(↓),



私(青)は大分小回りしてしまっていて,最終コーナーへの進入角度がキツく,アクセルを開け切れていませんでした.プロ(赤)の方は洗濯板通過後,そのままアウトクリップに向かっており,コース幅を目一杯使った状態から最終コーナーへアプローチしているため,進入角度が緩く・スムースに加速出来ています.この差がゴールラインまでに0.07秒の差を生んでいるので,ここは絶対直さないとダメですね.


ココのライン取りは,サーキットアドバイザーの時に何度もアドバイス頂いているのですが(↓),


(この辺りがボトム!)


(キレートレモンを目印に!)



身につけられてないなぁ~.走っているとどうもここは距離優先で小回りしたくなっちゃうんですよねぇ・・・.ここは無理矢理にでも目線を外に送って(↓),



小回り禁止!の意識付けをしないとダメですね(反省).


以上,プロとの比較で伸び代を探す,でした.纏めると,

  ・洗濯板通過後のライン取りを修正
  ・目線を外(キレートレモン)に送り,アウトクリップにちゃんとつく
  ・そこから最終コーナーに向かって回り込むラインをとり,アクセルを開けられる量を増やす!
  ・アウトクリップに向かう距離的なロスは,進入速度の高さでカバー
  ・洗濯板通過中はステアリングを切り過ぎず,ブレーキングしながらでも良いから踏力を弱く
  ・車体をロールさせて内輪の荷重を抜き,縁石をいなすようなイメージで
  ・そのためには,洗濯板への進入速度を更に上げる必要もアリ
  ・これは,洗濯板手前のブレーキングポイントを可能な限り遅らせて実現
  ・但し,ブレーキを遅らせた分だけステアリングの切り遅れも生じ易いので早めに切り始めること

といった感じでしょうか.やはり逆算・逆算で物事を考える必要がある事を再認識しつつ,TC2000と同様に弱いブレーキ(=車速を落とし過ぎないブレーキ)を使いこなすのが私の課題ですね.



恐らく,上の図でいうところの「ペダルを踏んでいないポイント」~「ペダルが硬くなるポイント」の領域のコントロール精度が低いんだろうなぁ・・・.硬くなって以降は反力があるので細かく操作出来るのですが,反力が弱い領域は手応えがないので踏力の調整が上手くいかない.ここをなんとかしないと伸び代はないので,ひたすら鍛錬あるのみですかね.

蘇武さん,今回も貴重なお手本を示してくれて有難う御座いました!(プロはやっぱり凄い!!)
Posted at 2025/03/19 12:21:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | プロの感想 | 日記
2025年03月16日 イイね!

IDIのパッド特性を読み解く

IDIのパッド特性を読み解く前回,プロから頂いたフィードバック結果を元にフロントブレーキの問題点を整理しました.

この問題に対する対策として,ブレーキパッドの「μ/N特性」に着目し,読み解いてみた訳なのですが,ENDLESS以外にこういったパッドの摩擦係数特性を開示しているメーカーはないのかなぁ~?と調べていたら,IDIも開示していました.


早速見てみようと思ったのですが,その前にIDIがEK9用のパッドを出していないと調べても意味がないので,まずはマッチングリストをチェック.



ちゃんと型がありました.「よし,これなら大丈夫だなぁ~」と思いつつ,もしIDIを選ぶと後々ENDLESSの4POTキャリパーは入れられなくなるなぁ~と思い,第2の選択肢であるSPOON製の4POTキャリパーを再度確認してみると(↓),



「EK9純正同形状」との事で,キャリパーを変更する場合はコチラを選べば問題なさそうです.


これで調べても無駄にならない事が確認出来たので,本腰を入れてみてみます.

まず,IDIのブレーキパッドにはいくつか種類があるようなのですが,サーキットユースだと「ゼロクロス」シリーズというのがあるそうです(↓).



略称が「0X」だそうでイイですね(笑).そのシリーズの中で更に3つのグループに別れているそうで(↓),

  CC    ・・・ Carbon Composite metal (ロースチール~ハイスチール)
  SC    ・・・ Semi Composite metal (ミドルスチール~ハイスチール)
  NF/NR ・・・ Non asbestos Front / Rear   (ノンスチール~ロースチール)

「NF/NR」はロースチール(スチールファイバー等を10~30%しか含んでいない摩材)という事もあって対応温度域が低いため,今回の選択肢からは外れるのですが,FFのリア用アンチロックパッドとして「NR1」という製品があるようなので,これだけは頭の片隅に置いておこうと思います.


(EF8用の型がある事も確認↑)


次に「CC」と「SC」の違いですが,その名の通り積極的にカーボン被膜を形成してローターへの攻撃性を緩和したのが「CC」.カーボン被膜は形成するが「CC」ほどではないのが「SC」という位置づけのようです.カーボン被膜は確かにローター保護の面では良いのですが,熱によって被膜にムラが出来るとジャダーの元になったりするので,個人的にはあまり好きではありません・・・.なので,今回は「SC」の方で見てみたいと思います.


(IDI:ZeroCrossブレーキパッドより)

今使っているパッドの作動温度域が「100~850℃」なので,これに近しいものだと「SC5」が相当しますね.
まずはこれから見てみましょうか.



  中高温域に特化し,初期制動を抑えたコントロール重視のブレーキパッド
  高温連続使用にも強く,耐摩耗性に優れるため耐久レース等にも使用可能な摩材


コレの摩擦係数特性はこんな感じ(↓).



作動温度域は「100~850℃」ですが,摩材の有効温度域である「300~900℃」の領域が開示されています.この間の摩擦係数は平均すると「0.48」といった感じでしょうか.温度に依存せず,かなり安定した特性で良いですね.


では次に1つランクを下げて「SC4」を見てみますか.

  初期制動を高く設定した,中高温域で高い制動力を発揮するブレーキパッド
  ブレーキ容量の足りない車両等に最適な摩材




こちらは「100~800℃」の領域が開示されています.100~300℃の領域は摩擦係数が0.49くらいでかなり効きが良さそうですが,それ以降は右肩下がりで高車速域では効きが弱そうですね.


これらの情報を頭に入れつつ,「SC4」と「SC5」のポイントを比較してみると,

  総合制動    ・・・ SC4:8.5  SC5:9.0 (+0.5)
  初期制動    ・・・ SC4:9.0  SC5:7.0 (-2.0)
  摩耗       ・・・ SC4:3.5  SC5:8.5 (+5.0)
  ローター保護 ・・・ SC4:5.0  SC5:5.0 (±0.0)
  フェード     ・・・ SC4:8.0  SC5:9.0 (+1.0)
  コントロール  ・・・ SC4:5.5  SC5:8.0 (+2.5)
  ペダルタッチ  ・・・ SC4:8.5  SC5:9.5 (+1.0)

なるほど,これでこのポイント表の読み取り方がなんとなく分かりました.

  総合制動    ・・・ 高温域まで摩擦係数が維持されるとポイントアップ
  初期制動    ・・・ 低温域で摩擦係数が高いとポイントアップ
  摩耗       ・・・ パッドの摩材が硬いとポイントアップ(?)
  ローター保護 ・・・ カーボン被膜量が多いとポイントアップ(?)
  フェード     ・・・ 高温域まで使えるとポイントアップ
  コントロール  ・・・ 摩擦係数の変化量が少ないとポイントアップ
  ペダルタッチ  ・・・ パッドの摩材が硬いとポイントアップ(?)


これを頭に入れつつ,今度は「SC6」を見てみます.

  初期制動を高く設定した高温高制動型のブレーキパッド
  高温時にも耐熱安定性が高く,過酷な状況下においても高い制動力を引き出す摩材




  総合制動    ・・・ SC6:9.5 (+0.5)
  初期制動    ・・・ SC6:9.0 (+2.0)
  摩耗       ・・・ SC6:5.5 (-3.0)
  ローター保護 ・・・ SC6:5.0 (±0.0)
  フェード     ・・・ SC6:9.0 (±0.0)
  コントロール  ・・・ SC6:7.5 (+0.5)
  ペダルタッチ  ・・・ SC6:9.5 (±0.0)    ※( )内は「SC5」比

低温域の摩擦係数が高いので,「SC5」よりも「初期制動」のポイントが高いですね.高温域では摩擦係数が多少下がってはいますが,それでも「SC5」よりは高い値を示しているので「総合制動」で+0.5ポイントなのでしょう.ただ,その分だけ耐久性は低く,3ポイントも落ちると恐らく見て分かるレベルじゃないですかね? 「摩耗」だけがネックですが,それ以外は望んでいるパッド像にかなり近そうです.


「ふむ,ではIDIで選ぶ場合はSC6かなぁ~」と思っていたら,2024年8月に新しく「SC6.5」「SC7」「SC8」というのが出来たそうです(↓).



こちらは摩擦係数の特性が開示されていませんが,先述のポイントを見ると以下の通り.

  総合制動    ・・・ SC6.5:9.5  SC7:10.0  SC8:10.0
  初期制動    ・・・ SC6.5:8.0  SC7:10.0  SC8: 9.5
  摩耗       ・・・ SC6.5:5.5  SC7: 5.5  SC8: 5.5
  ローター保護 ・・・ SC6.5:5.0  SC7: 5.0  SC8: 5.0
  フェード     ・・・ SC6.5:9.0  SC7:10.0  SC8:10.0
  コントロール  ・・・ SC6.5:8.0  SC7: 7.5  SC8: 8.0
  ペダルタッチ  ・・・ SC6.5:9.5  SC7: 9.5  SC8: 9.5

【SC6.5】
  SC6より更に高温高制動型のブレーキパッド
  初期制動はマイルドで,高温時の効きの落ち込みを極力減らし,高温安定性を向上させた摩材
  対応温度域:100~850℃


【SC7】
  初期制動の効きが高く,高温高制動型のブレーキパッド
  重量車向けで,高温高負荷時の高い制動力が特徴の摩材
  対応温度域:50~850℃


【SC8】
  SC7と比較して,初期制動を抑えた高温高制動型のブレーキパッド
  重量車向けで制動力は高いのですが,初期制動を抑えたコントロール性の高い摩材
  対応温度域:150~850℃



ポイントと概要のコメントから察するに,「SC6.5」は「SC6」の低温域の摩擦係数を少し下げ,逆に高温域の摩擦係数は上げたように読み取れるので,こんなイメージですかね?(↓)



「コントロール」のポイントも上がっているので,多分こんな感じの特性な気がするのですが,「SC6」より扱い易そうですね.対応温度域も広いし,そういう面で良さそうです.なお,「SC7」「SC8」に関してはENDLESSで言うところの「CC60」相当だと思うので,ここまでは要らない気がします.


以上,IDIのブレーキパッド特性を読み解いてみた結果でした.
2025年03月15日 イイね!

フロントブレーキの問題点整理

フロントブレーキの問題点整理先日のTC1000でプロに乗って頂き,ここ暫く苦しんでいたスピン挙動の原因がフロントブレーキの効き不足である事を教えて頂きました.

起きている事の理屈としては,マスターシリンダーをNA1用に交換した事で前後のブレーキ配分が変わり(MR用をFFに付けているので当たり前かもしれませんが),リアが効き過ぎの状態になったため,高速域からブレーキングするとリアがロックし,まるでサイドブレーキを引いたかのようなスピン挙動を起こしていたのだと思われます.

リアのブレーキがロックし易くなっている事は私も感じていたので,ブレーキバランスの調整を行って,かなりリアの効きを下げたつもりだったのですが(↓),


(一番下だと純正の57%だそうです)

それでもブレーキの踏力を上げていくとリアの方が勝ってしまうようで,プロから頂いたフィードバックとしては「リアの効きが強過ぎというより,フロントの効きが足りない」との事でした.

しかも特定の踏み方(↓)をした時にスピン挙動が出るという情報を頂き,



ペダルの奥でブレーキが効かないというと,NA1用(というかABS用)のマスターシリンダー特有の「センターバルブ(↓)」が,



悪さしているんじゃないのかなぁ~?という気もするのですが,こちらは対策のしようがないので,やはりブレーキパッドで効き方を調整するしかなさそうです.


という事でブレーキパッドの話になる訳なのですが,プロからアドバイス頂いたパッドの特性をイメージにするとこんな感じ(↓).



ペダル踏力に対して,効き(=摩擦係数)を上げる方向にすれば良い訳なのですが,これが難しい・・・.


まず,今使っているパッドはFEEL'Sの最上位モデルである「レーシング」パッド(↓).



ここから得られる情報は,以下の2点のみ.

  ・適正温度 :100~850℃
  ・摩擦係数 :0.48

今回はペダル踏力に対する摩擦係数の特性を理解して,これよりも係数が高いモノを選ばないといけない訳なのですが,FEEL'Sブランドではこれより上のモデルがないので他のメーカーから探すしかない訳なのですが,どうやってそれを見つけ出すか?

「摩擦係数」の数値だけをアテにしてメーカーを跨ぐとアテにならないので,同じメーカーの中で「摩擦係数」の数値を参考にパッドをとっかえひっかえ試すのがベターな訳ですが,そうなるとイチからやり直しです・・・.orz


そこで,どうせイチからやり直すならENDLESSにしようかな~?と思いました.
というのも,ゆくゆくはブレーキキャリパーを4POT化したいと思っていて(↓),



ENDLESSの4POTキャリパーは,同じくENDLESSのブレーキパッドしか選べないので,それを見越して先にENDLESSのパッドを投入し,どのパッドが良いのか?選定を始めておくのもアリだなぁ~と思いました.


となると,なるべく情報は多い方が良いので,パッドの「μ/V波形」が開示されている「CIRCUIT COMPOUND」を選ぶべきか?



この中で「CC38」は過去に使った事があり,今の「レーシング」に近いフィーリングだったので,これを起点に考えると良さそう.



ただ,先程の「μ/V波形」ってナンだ? 欲しい情報は「踏力に対する摩擦係数(μ)の特性」なので,速度(V)で表現されても分からん・・・.

( ˘•ω•˘ ) ウーン


いやいや,ここは思考放棄せず,頑張って考えてみよう.

ブレーキというのは,摩擦エネルギーを熱エネルギーに変換する装置と言えるのだから,ここから何か物理式がないか?と調べてみたところ,以下がありました(↓).

  [熱量] = [摩擦係数] × [面圧] × [速度] / [摩擦熱量]

なるほど,パッドの温度を上げる要素として以下(↓)がある訳か.

  ①摩擦係数 ・・・ パッドの摩擦係数
  ②面圧    ・・・ 踏力
  ③速度    ・・・ ローターの回転数
  ④摩擦熱量 ・・・ パッドの素材

となると先述の「μ/V波形」は「パッドの素材」差は無視して,「踏力」一定で,「ローターの回転数」に対して「パッドの摩擦係数」がどうなるか?を示したデータという事になる訳か.

そうなると,「ローターの回転数」=「車速」と見なせるから,TC1000でロックしている車速域(100~130km/h)にフォーカスして,摩擦係数の特性を見れば適切なパッドが判断出来るのかな?



そして,欲しいのは車速が高い領域で,ドン!とペダルを踏み込んだ時に摩擦係数が高いパッドだから「水平~右肩上がりの波形」.そう考えて読み解いてみると,

  NA20 ・・・ CC38より摩擦係数が低いので×
  CC33 ・・・ CC38より摩擦係数が低いので×
  CC35 ・・・ CC38より摩擦係数が低いので×
  CC40 ・・・ CC38より摩擦係数は高いが,右肩下がりなので×
  CC43 ・・・ CC38より摩擦係数は高いが,右肩下がりなので×
  CCRg ・・・ CC38より摩擦係数は高く,ほぼ水平なので○
  CC60 ・・・ CC38より摩擦係数は高く,ほぼ水平なので○

といったところでしょうか.このうち「CC60」は,



作動温度域が300℃以上なので,ちょっとやり過ぎ.となると「CCRg」に落ち着くのかなぁ~?



ふむ.ENDLESSのパッドを選ぶ場合はコレにしますか・・・.


以上,フロントブレーキの問題点整理でした.
2025年03月14日 イイね!

トラブルが解け,トラブルに遭う

トラブルが解け,トラブルに遭う先に「プロの感想」を述べましたが,先日行って来たTC1000の走行会のお話です.

24-25のタイムアタックシーズンが終わり,気温の上下動が激しくなって体調不良を起こす人がチラホラいる中,いつもの走行会のゲストドライバーとして蘇武さんがいらっしゃるというので,これはEF8を評価して頂かねば!とCR-Sを外し,新品のA052をセットして筑波サーキットへ向かいました.

前日まで雨が降っており,朝の1本目は路面が乾かなそうなので新品をここで下ろすのは嫌だなぁ~と思いつつ,この日はなんと20℃まで気温が上がるとの事で,チャンスは1本目しかなく,ダメ元でやるしかないか・・・と葛藤しながら首都高を走っていると,小菅JCTの分岐に差し掛かったので,前のトラックに続いて常磐道方面(左)へステアリングを切った時に,右側から路面の上を何かが滑ってくるのに気づきました.

「なんだ??」と思いながら注視すると,なんとそれは,



パレット!

「ゲッ!?」と思いつつブレーキを踏んで減速させつつ,斜めにこちらの方に向かってくるパレットをどうやって回避しようか悩みます.

  A :フロントタイヤで踏むか? ⇒ 折角の新品タイヤを無駄にしたくない・・・
  B :タイヤの間で跨ぐか?   ⇒ パレットの高さを考えるとバンパーが割れる・・・

「ダメだ.減速して避けるしかない」とステアリングを更に左に切り,路側帯へ逃げます.左ではなく右に切って逃げる事も考えましたが,位置関係的にどうしても左フロントタイヤがパレットを踏む.



「なんとか間に合ってくれー!」と願いながらエンストし掛かるレベルまで車速を落としつつ(クラッチを切ってる余裕はない),目一杯左側にステアリングを切ると,最後にコツン!という音がしてクルマが止まりました・・・.

「あ~,ダメだったか・・・」とバンパーが割れた事を覚悟しつつ,路側帯から車線に戻り,常磐道の料金所まで進んで,その先でクルマを横につけて確認してみると,





アンパネが割れてました・・・(泣).ただ,幸いにしてバンパー側は無事のようだったので,最後の最後でコツンと軽く当たったくらいで済んだようです.減速を選んで正解でした.


「なんで,こんなマリオカートみたいな攻撃を受けないといけないんだよー(なんでわざわざ,トラックとCR-Xの間に滑り込んで来る!?)」と思いつつ,TC1000到着後にテーピングして誤魔化しました(↓).



コース上の縁石でもぶつけないように気を遣ってきたのに,まさかこんなトラブルで破損させるとは・・・と到着早々泣きたくなりました.


その後は,AT使いのBB6や久方振りに参戦のEF8の先輩に挨拶しつつ,



走行開始の時間を待ちます.


1本目(9:00~).



結局,路面は乾かず,コースの上を霧が走っているような状態.新品タイヤが無駄になるのでピットへ戻ろうかとも考えましたが,2本目は気温が上がってノーチャンスなのも分かっていたので,スローペースでひたすら周回を続け,タイヤの温度を上げ過ぎないようにしつつ,路面が乾くのを辛抱強く待ちました.

15分枠の終わりがそろそろ見え始め,「あと出来て1周だな・・・」とタイムボードを見るとFD2勢が41秒台前半を出している様子.彼らがそこまで行けるならギリ行けるか?と思い,ファイナルラップでアタック.



結果は 41.976.新品タイヤのグリップはやはり素晴らしかったですが,この路面では無駄となってしまいました・・・.


「ハァ~,今日はついてないなぁ~」と愚痴りつつ隣を見ると先輩がいない.「アレッ?」と思いピットへ向かってみたところ,



なんとブレーキトラブル.リアがロックしてしまい,タイヤを引き摺った状態で帰ってきたそうです.
恐らく,2017年の時に起きたヤツ(↓)だろう~との事で,この日はリタイヤとなってしまいました.




続けて2本目(10:00~).

この時点で既にかなり暑く,路面温度を測ったらなんと30℃オーバー.こりゃタイヤのウォームアップとか言っている時期じゃない・・・という事で計測1で勝負.



結果は 41.656.「まぁ,そうだよね」というタイムで終わりました・・・.一応,計測2もチャレンジしてみましたが 41.666.「うん,1/100秒しか変わらん.今日はこれで限界!」という事で,クルマを温存すべくパドックへ戻りました.


その後は蘇武さんに乗って頂き(↓),



テスト主体の走行であるにも関わらず,さっくりと先程のタイムを抜かれました・・・.


最後の3本目(11:00~).

EF8の先輩もいないし,蘇武さんからのアドバイスも頂いたし,もうやる事がないので店仕舞いにしようかと思ったのですが,



蘇武さんから「ペダルがカッチリしたポイントで止めれば,スピン挙動は出ない」という情報を頂いたので,「ならば,ペダル踏力をそこでピタッと止める練習をしてみよう!」という事でコースイン.

この時点で気温は18℃.日射しも強く,路面温度も上がっているので42秒台のタイムしか出ない.先程のペダル踏力を止める練習をしてみると,確かにスピン挙動は出ない.ならば,この状態でどうやったら速く走れるか?にチャレンジ.止め過ぎず・止めなさ過ぎず色々試してみるも,42.040・・・42.080とあとちょっとだけ足りない.

「ぬぉー,なんとしてでも41秒台に入れてやるー!」ヽ(`Д´#)ノ ウォォォォ-!!

とムキになって走った結果,



計測6回目で 41.992 をマーク出来ました.

( *´∀`* )/ ヨシ! 満足!!


以上,今季初のEF8 vsEF8はならず,2台揃ってブレーキトラブルに悩まされた走行会でした.



先輩,早期の復帰を願ってます! 当日お会いした皆様,お疲れ様でした.

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何シテル?   08/20 19:14
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
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