
2015年マツ耐、4月開催の東北ラウンド(SUGO)総合9位・完走、11月開催の関東ラウンド(筑波2000)総合10位・完走でした。そして最終戦12月6日マツダファンフェスタ2015in岡山で開催されたマツ耐・中国ラウンドに参加しました。
2015年のターゲット、岡山国際サーキットでのマツ耐参加。6月開催のMFCT・中国ラウンド(夏)の参加やシミュレータートレーニングなど、自分が出来る限りのトレーニングし、やってきましたマツダファンフェスタ2015in岡山。
ここでの目標は、必ず完走し空白となっているクラスレコード賞獲得とBest 鉄人賞獲得です。そして岡山国際サーキットでは「60周回以上の完走」を目標に挑みました。
(今回はマツダファンフェスタの状況もあわせて、前編&後編で記してみました。長文の点は御容赦ください。)
12月5日(土曜)
Joy耐久の経験(PIT内の自分の荷物置き場所確保)から、12月5日・前日練習日より入ることとしました。6月開催のMFCT・中国ラウンド(夏)に参加した経験から、AM2時30分には自宅を出発。圏央道が東名高速道まで繋がったおかげでストレス無く移動ができ、10時40分過ぎにはサーキットから20kmほどふもとの兵庫県と岡山県の県境・赤穂郡上郡町に到着。(結局、トイレ休憩1回、休憩+燃料補給1回で775km強を走破)ここでクルマの洗車、燃料補給、次の日の朝食調達、昼飯など、全ての用事を済ませ、PM12時過ぎに出発し、PM12時20分には岡山国際サーキット到着でした。そして明日決勝時に利用する自分のPITエリアはというと

写真の通りマツダ本体の関係チームばかり。他大会とは”レベル”が違う大会のように思えました。(果たしてこの中で1人やっていけるのか心配になりました。)
他の方とは物量が限られて(特にタイヤは履いてきたRE-71Rでマツ耐に参加。無事完走できればそのまま帰宅とタイヤを壊さずに使う必要がある)ますので、気になった車両のタイム計測して、明日への走行のイメージを膨らませます。
写真はいっしょの11-B PITを使う「チーム・人馬一体アテンザ」。

昨年もこの大会に参加でタイムより走行ペースを予想すると、予選タイムそのまま決勝も同じタイムレベル(明らかにディーゼルの燃費の良さを武器に)で決勝もそのまま周回すると思われます。割とコーナースピードが速く、PITでクルマをチェックすると245/40R18のタイヤサイズを入れてました。この点はうちのクルマにも参考になりそうなアイテムです。
写真は個人的に注目のSMILE☆大森石油RX-7。なにしろ3年連続表彰台。”ロードスターキラー”と私は思ってます。

このときのドライバーは、初岡山国際のみん友「ましゅ~」さん。
関東・関西MFCTオープンロータリークラス優勝者の組み合わせがこのマツ耐で実現しました。
今回は6月の岡山国際サーキットで開催されたMFCTと同様に前日入りしてますが、前日入りの良いところは
(1)長距離移動によるハンデが少なくなる。(前日泊で体調管理がちゃんとできる。特に睡眠は。)
(2)前日受付と前日車検が受けられる。
→ファンフェスタ当日の時間の使い方に余裕が出る。
(3)大会当日、競技準備やブリーフィングで観れないかもしれないレーシングカーや展示車両がじっくり観れる。
貴重な機会ですから、しっかり楽しまないとだめですね。
これは「マツダLM55ビジョン グランツーリスモ・フルスケールモデル」。

マツダの関係者もじっくりと観てましたね。ファンフェスタ当日には無い光景です。
これは787B。このクルマだけがマツダロータリーグループCカテゴリー唯一の車両です。

~787までの車両はIMSA-GTP規定、787BだけがグループC・カテゴリー2規定に則って製作されてます。787B(R26Bエンジン)もいいですが、自分はMX-R01(V10エンジン)のエンジン音を聞きたいですね。(これは私だけでしょうか。NAエンジンの甲高い高回転ノイズ、今のレーシングマシーンには無い魅力ですよ。)
懐かしいですね。ローラT88フレームをベースとしたGC(グラチャン)マシーン。それもMCS(ムーンクラフトスペシャル)カウルでは無いレアな方とは。

社会人前の大学生時代は、富士スピードウエイ(FSWではなくFISCOの頃)にF2 or F3000などのトップフォ-ミュラ-、グループC、そしてGCマシーンを練習日(お金が無いのでレース日にはいけません。)に観に行った思い出があります。私個人としては、13Bエンジンですが、GCでロータリーエンジン最後(記憶が確かなら)の優勝車両、中嶋悟選手のEPSON・MCSⅢがあればと思いました。
前日チェックでコース上”MAZDA Legend Cars”参加車両はかなりの周回数を走行してました。787Bは調子は良さそうで長い時間走行を行ってました。
こちらはみん友「たら爺」さんがドライブするBG8Z・GT-X。

今年SUGOで開催のマツ耐・東北ラウンドのゼッケン21をつけた状態での走行です。
787Bに追い抜かれるときはどんな状況でしょうか。その点は伺ってみたいです。
16時過ぎにはPITの荷物を片付け、そして宿泊先のサーキットロッジへ。

ネット環境に難有り(有線&無線LAN無し)ですが、宿泊するには充分(サーキット・パドックへの移動時間の少なさと睡眠時間が多く取れる点で)です。
夕方はマツダファンサンクスパーティーに出席しました。
マツダの幹部陣の挨拶後は武智さんとともに寺田さんの乾杯でサンクスパーティー開始です。
その直後、常連さんたちは、バー側の席取りに一目散。そしてブッフェエリアは大混雑となりました。
1人で参加なので、立食側のテーブルで会場イベントを一通り観てました。
最初は寺田さんの現役ドライバー生活50周年の紹介。
スカイラインGT-Rの連勝を阻んだシーン、そして岡山国際サーキットから寺田さんへのサプライズ。50周年ケーキーの入刀シーンにカメラが群がります。
次にデザイン本部長の前田さんからグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでのスカルプチャ-についての説明がありました。

特に三次元曲線のタワー最上部に787B(レプリカ)とLM55ビジョン・グランツ-リスモを展示した話は知らない内容でしたので楽しく伺うことが出来ました。
R100クーペに魅せられた加藤さん(中央マイクを持った方)がR100レース仕様を仕上げ、FIA/JAF・HTP(ヒストリック・テクニカル・パスポート)を取得。そして2015年9月スパ「70’sセレブレ-ション」参加の活動報告を伺いました。
1970年のスパの仇を1981年のスパで晴らす。1981年のスパ24h、RX-7総合優勝の話が出たところで寺田さんが再登場。
優勝する前年1980年にTWRのRX-7を乗ったところ戦闘不足を確認し、グループ2のレギュレーションでの部品変更を提案したとのこと。
パーティー中、みん友のたら爺さんやましゅ~さんに席上声をかけていただき、ありがとうございます。大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。
パ-ティ-はPM20時過ぎには自由解散の形でお開きに。
私はPM20時10分頃会場を後にし、宿泊先のロッジへ歩いて行きました。
明日AM6時にはPITに入れるよう、PM23時過ぎには就寝しました。
ここまでが大会前日の行動内容、前編です。
今回利用した写真は下のフォトギャラリーにあります。
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その1)
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その2)
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その3)
そして12月6日(日曜)マツダファンフェスタ当日の行動については後編で記します。