
今日の作業予定。
①SCギアオイル補助タンク完成
②Defiセンサー移設・配管交換
③インタークーラー清掃
④リスローン注入
①補助タンク完成
先週末に位置決めしたSCギアオイル補助タンク。
SCドレンボルトをバンジョーに置き換え、補助タンクまでの配管を取り付け、ギアオイルを注油したい。
まずは、先日交換したばかりのギアオイルが勿体ないものの、油差しに排出すると約120cc程度。
その後、給油口側と同じ部材でバンジョーを取り付け、一旦透明ホースを接続する。
規定量の120ccを注入すると、透明ホースには当然ながらオイルが排出されてくるが、端部を上向きにしてあるためオイルがホースを上る。
油面が安定したら「透明ホース断面積×オイルが満たされたホース延長」分のオイルを追加で注入し、もう一度油面安定を待つ。
透明ホース内の油面が安定したら地上からの油面高さを計測し、この計測値をギアボックス内の油面高さと考え、今後の油面管理値を決める。
厳密に考えれば追加注入したオイル体積と、ホース上昇分の体積からギアボックス内の容積を計算して・・・
多少の誤差はあるものの、致命的な差は無いと思われる。
計測結果は「685mm」。
※リジットラックに上げた状態での数値
次に仮付けした補助タンクの「685mm」の位置を確認。
メジャーを伸ばし補助タンクに当てると、685の目盛り位置がMAXラインに重なるという奇跡?なのか何なのか・・・
補助タンクの油面管理位置はMAXラインと定まったので、再度オイルを排出して最終作業。
まず補助タンクステーをステン材に交換。
仮ステーのタンク高さをズラさないようにしてボディー側の取付部にマーキング後、穴開けしてボルト・ナットで固定。
耐油ホースに保護用のスパイラルチューブを巻き、バンジョーから補助タンクまでを配管。
ホース経路はずっーと悩んでおり、現車合わせ出来るよう、色々な部材を取り寄せていたので、ここからが長かった。
試しに組んでは色々考え、バラすの繰り返し。
例えばバンジョーの代わりにこのニップルを使えば口径は太いし経路も最短。
ただ、E/Gの揺れを考えると、ホースへの負担が心配になってくる。
ドライブベルト、プーリーとの離隔確保、ホース固定方法も重要。
ステンメッシュホースなど、用意していた部材を並べ、一人であーでもないこーでもないと。
最終的には、ホースのRを少しでも取れるよう、バンジョーを20度上げからストレートタイプに交換。
一旦車両前方、ほぼ水平に伸ばしてから後方にUターン。
補助タンク近くで再度Uターン。
ウィンカーバルブへの配線に沿う経路でタンクに接続しています。
経路途中には使われていないM6雌ねじがボディー側にあるため、後日ホースクランプで配管固定を行う予定です。
何とか配管接続も終えたので、オイル容量を計算。
規定量 120cc
配管分 45cc(約90cm)
補助タンク 50cc
合計 215cc
REDLINEと丸山モリブデンを混合したら、補助タンクのMAXレベルまで注入。
残りを給油口から注入したら、給油口にバンジョーと仮ホースを取り付け、空気入れでギアボックスを加圧する。
バンジョーボルトを拡径してはあるものの、経路としては細いため予想通り補助タンクからはエアがボコボコと湧いてくる。
エア抜きが終わったら、油面がMAXにあることを確認して蓋を取り付け。
給油口バンジョーにキャッチタンクへの配管を接続。
キャッチタンクOUT側を閉塞して内圧測定を行っていたが、補助タンク側へのオイル逆流を起こさないよう、プラグを外して大気開放に変更。
これにて補助タンク取り付けは一区切り。
全ての作業終了後にバンパーを戻し、最終確認。
バンパーやウィンカーソケット、ボジションバルブソケットとの干渉は無く一安心。
ホース取り回しとしては、もう少しタンクを前方に取り付けたいものの、隙間ゼロ。
樹脂隔壁側を加工するかは今後の課題。
さらに、蓋ロック金具のネジが回し辛い点と、車体へのステー固定がボルト1本な点は改良の余地があるので、今後、ステーを作り直そうと思います。
とはいえ、補助タンク取り付けで、ギアボックスオイルレベルの確認と給油が簡単に出来るようになったので、今後、安心してアクセル踏めます。
何よりそれが嬉しすぎる。
②Defiセンサー移設・配管交換
エキマニの高温にさらされていたDefiのセンサー。
キャッチタンクを取り付けたスペースに避難させました。
インマニからのホースは長さが足りなくなったので、Juranの4mmに引き直しつつJTCのツイストチューブで保護。
③インタークーラー清掃
ホース引き直しの際、インタークーラーを外したので内部をパーツクリーナーで洗浄。
サランラップと太ゴムで片側を塞いでパーツクリーナーを大量に注入後、反対側もラップで塞ぎシェイク。
茶色の洗浄液を排出後、あらためてクリーナーを噴射。
④リスローン注入
思いつくシール、ガスケット類は交換したつもりですが、先週のブラックライト照射で光ってしまったため、一旦リスローンを注入して止まるかどうか試すことに。
どこでリスローンが硬化(変質)して漏れを抑えたのか、漏れが収まったら分解して経路確認しようと思っています。
補助タンク取り付け時に漏れたオイルを含め、パーツクリーナーを噴射して一旦リセット後、20分程アイドリングしてから各部にブラックライトを照射して滲みが無いことを確認したらジャッキダウン。
補助タンクへの配管取り付けで結構な時間を費やしたため、試走まで進まず。
来週末、リスローンが効き始めるらしい160キロ以上走行して、色々と確認しようと思っております。
ホースバンドで配管をあと一箇所固定するのと、ステーの作り直しを忘れないようにメモメモ。
追記
2023.2.18(土)
ステーを改修しつつ、タンク位置を修正。
キャップ固定金具は不要なため取り外し。
ホースバンドは、フェンダーのインナー取り外しが必要なので持ち越し。