昨日実施した、オルタネーター交換作業。
作業後の試走で電圧は13.8V程度で安定し続け一安心。
だがしかし、PAでバッテリーテストを実施したところ、嫌な結果が。
更に帰宅後、作業写真やサービスマニュアルを確認したところ、B+ターミナルの樹脂パーツ位置が変な事や、取り付けボルトに使用するスペーサーの存在が???
という事で、気になる色々を解決するために作業を開始。
①エキマニ横で見かけた、表面が溶けたケーブルの確認
②バッテリーケーブル外観確認
③バッテリーケーブル電流値・抵抗値測定
④オルタネーターB+ターミナル確認
⑤オルタネーター取り付け部確認(スペーサー要否)
⑥バッテリー排気パイプ取り付け
①エキマニ横で見かけた、表面が溶けたケーブルの確認
車体をリジットラックに上げ、エキマニ遮熱版を外して上下から覗いたら、あっさり判明。
ATシフトケーブルでした。
表面のちくわみたいなゴム材が溶け落ちてます。
シフトケーブルよりもパワステホースの方がエキマニに近いのですが、断熱材の有無でここまで違うのでしょうか?
追記
パーツカタログ確認したら「ヒートシールド シフトケーブル」という部材が載っていた。
なんだよ。
やはり断熱材あるんじゃない。
ショップで勝手に撤去したとしか思えない。
まぁ、スペース確保の為、仕方なかったのかな?
②バッテリーケーブル外観確認
心配していたバッテリーケーブルを確認すると、シフトケーブルよりもエキマニから遠いルートで助手席側サイドステップに向かって伸びているので、外観の異常は感じられない。
念のためトランクまでの経路を辿ってみたものの、異変は見当たらず。
保護カバーを全線外してケーブルを直接確認するにはマフラーなどなどを外す必要があるが、結構な時間と労力が必要。
抵抗値測定結果をみてから要否を考える事にして、一旦先延ばし。
③バッテリーテスト・バッテリーケーブル電流値・抵抗値測定
まず最初に、昨夜悲惨な結果となった、バッテリーテストを実施。
外出中の計測方法は、こんな感じでバッテリー直接ではなく、E/Gルーム内で計測。
今朝は、バッテリーに接続して計測。
へ?
どういう事??
昨夜の結果は何???
ミニのバッテリーケーブルって、そんなに影響あるの????
という事で、昨夜と同じ環境で再度計測。
結果は電池交換とな。
しつこく、もう一度トランクルームで計測。
測定する場所で、結果がこんなに違うとは。
念のため運転席側のアースケーブルに接続しても結果は変わらず。
そういえば、自宅でフル充電した後など、バッテリー単体、もしくはトランクルームで計測した時が「良好」だったのかも?と思い出す。
_| ̄|○
がっくり。
テスター繫いだついでに、色々計測。
アイドリング運転中にバッテリーマイナスターミナルを外した際の電圧確認。
アイドリング時の電流値を計測。
続いてケーブル抵抗値の計測。
E/Gからトランクルームに戻り用2.0sq線を這わせますが、はじめに戻り配線単独の抵抗値を計測したところゼロΩ。
アース側は0.5Ω。
プラス側は0.7Ω。
測ってはみたものの、電流値も抵抗値もどうなんでしょう?
勇み足でバッテリーケーブルセットを注文済みのため、届き次第抵抗値を計測して数値を比較してみよう。
その後は、しばらく様子見かしら。
【追記】
勇み足で注文してしまったバッテリーケーブルが翌日に到着。
せっかくなので、ケーブル単体の抵抗値を計測してみた結果、0.4Ωとなりました。
0.7Ωなら大丈夫かな?
④オルタネーターB+ターミナル確認
昨夜の画像確認で気付いたB+ターミナルの樹脂パーツの違い。
組付け不良かと思ったら、パーツの形状が違っていた。
HELLAだとそれなりに確保されていた突き出しが全く無くなってしまう部材変更を行う意味が分からない。
HELLAのパーツを移植しようと思いましたが、点検したらヒビがある。
そのため、MAGNETIのパーツを突き出しが増えるようにヤスリで加工して使用しました。
緩む事はないとは思いますが、もう少し突き出しが欲しい。
あるいはねじロック剤を使うか。
次回のバンパー外しまでに考えよう。
⑤オルタネーター取り付け部確認(スペーサー要否)
昨日の作業時には締め付けトルクの事ばかり考えていて、パーツ構成図を気にしていなかった。
あらためてサービスマニュアルを確認していたら、上部ボルトにはオルタとSCの間にスペーサーを取り付ける事になっている。
説明図のコネクターやターミナル位置が微妙に違う点はオルタの機種が違うの?と考えたりもしたが、自分でオルタネーターを外したのは先日のHELLA点検が初めてなので、作業ミスの不安しかない。
オルタネーター取り付け部周辺をライトで照らし、スペーサーが落ちていないかを一応チェックするも見当たらず。
オルタネーター取付面の段差と車体(SC)側取付面の段差を比較するも、正確に計測出来ないためスペーサー要否が正直判らない。
という事で、オルタネーターを下側ボルトで仮固定して、スペーサーが入る隙間が上部ボルト位置にあるのかを目視で確認する方法に変更。
合わせ面は諸々のパーツに遮られるため僅かな隙間から覗くしかないものの、何とか見ることが出来、結果、スペーサーが入る隙間は無かった。
SC形状が違うと思われますが、不要という事がはっきりしたのでホッと胸を撫でおろしました。
ただ、補助タンク耐熱ホース保護のスパイラルチューブ、溶けてるじゃん。
ラジエターからの熱風が原因と思われ、素材変更を考えないと。
⑥バッテリー排気パイプ取り付け
バッテリーを外したついでに、排気ホース用のエルボを取り付け。
車体にホースはあれどバッテリー排気口に接続するエルボが無かったので、これまでは接続していませんでした。
が、室内で充電中にオーバーフローして床が濡れていた事から、車体保護も兼ねて取り付ける事に。
キジマ製のホースコネクターを切断・研磨しつつ、バッテリー側の排気口を加工して無事取り付け完了。
充電系統に不具合があるのか、ないのか。
今だモヤモヤしてはいますが、暫く様子を見てゆこうと思います。