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2021年08月17日 イイね!

もらったものを有効活用しました。

もらったものを有効活用しました。









エンジンも直ってご機嫌になったジムニーさん。
そこで!
春先に後輩君から押しつけられた頂いた例のアレを取りつけることにしました。


そう、2.5インチアップサス!
・・・目の前にブツがあるとどうしても使いたくなりますよね (゚∀゚)
このバネ、調べたらAPIO製のよい品でした。
これは尚更取りつけないと勿体ない!


ということで早速他の必要部品を調達しました。
写真はリア用の部品。
CLLINK製ショック、モーターファーム製調整式ラテ。
もらい物APIOサス、格安50mmロングブレーキホース、そして純正スプリングシート。
機能部品は中古はイヤなので新品を調達しましたが、基本的に安い商品で構成しました(笑)
安いと言っても信頼のあるショップの製品をチョイスしています。

交換作業自体は割愛しますが、別に難しいところはないです。
強いて言えばリアはブレーキホースを切り離さないとバネが外せないのがちと面倒。
今回はロングホースに替える必要があったのでいいけど。


リアでクソだった場所。
バネのアッパー側に取り付くスプリングシートなんですけど、


取り外してみたら内部にが溜まってました|д゚)
なんでこんなところに水が入るんだ???


それはシートが取り付くフレームに穴が開いているからデス☆
赤矢印がその穴。
穴の上から巻き上げた水とか洗車時の水とかが入るんだと思います。
そしてスプリングシートには穴が開いてないので水が溜まる、という図式。
おかげでシートが被さるフレーム(黄色矢印)は錆びついてました(´Д`)
こりゃどう考えても欠陥構造だよ、スズキさん。
今回、シートは新品を用意したけど穴開け加工必須だな。


・・・と思ったら、購入した新品はしっかり穴が開いていました。
これはメーカー側も欠陥に気づいた証拠ですな。
いつから穴あき版になったんだろう?
少なくとも6型は穴開いてないですしね。
新品シートはサビた部分にジンクコートを吹き付けてから組みました。


なんやかんや3時間でリアの作業完了。
大分カラフルになりました(笑)
なぜかジムニーの足周り部品って赤色が多いんですよね。
青とかも選べますが受注生産で時間がかかるとか、そんなのが多い。



続いてフロント。
フロントはすでにブレーキホースをロングに替えてあるのでホース作業がない分楽です。
実は先日のブレーキO/Hは、リフトアップ作戦の先行作業の一環です(笑)
ブレーキホース交換でホースを切り離すならついでにキャリパーOHしちゃお、っていうノリ。


用意した構成部品はリアと同じです。
フロントのショックにはアッパーブッシュとロックナットが付属していました。
こういう細かい部品を買い忘れると地味に面倒なのでありがたい。


さっくりと純正ショックとバネを外してアップサスを組み込み。
ちなみにフロントショックは完全に死んでました。
リアショックはまだ生きていたのが不思議。

リフトアップをするとホーシングの角度補正が必要になるので、赤矢印のリーディングアームのブッシュを偏心ブッシュに打変えたりする必要があります。
フロントはステア機構があるので補正必須らしいです。
厳密にはリアも補正するべきでしょうけど、とりあえずフロントだけ補正をしておきます。


ブッシュ打変えるにも油圧プレスなんて持ってないし、純正アームは残しておきたかったので、ここは奮発して角度補正済み強化リーディングアームを購入しました。
比較的お安かったモーターファーム製。またしても赤色(笑)
左右のアームをごっそり交換すれば角度補正も一発です♪

・・・なんてこの時は楽勝気分でいたんですが、これが苦難の始まり
ジャッキアップ状態で片方ずつ強化アームに交換しようとしても・・・アームが嵌まらない!
ボルト穴が3箇所あるんですが、1カ所は入るにしても残りの2カ所がどうしても入らない。
ホーシングを前後に動かしたり、車体フレームを持ち上げたり色々やっても全くボルトが嵌まらない!!!
1時間ほど格闘したところで二進も三進も行かなくなったので、某先輩氏にヘルプ要請。

そしたらなんとわざわざ我が家まで赴いて頂き、アドバイス&手伝って貰いました(多謝)。
タイヤを取りつけて前後タイヤをラッシングベルトで固定、ホーシングの位置が動かないようにしてからジャッキでホーシングを微調整したら・・・あらビックリ、あれだけ苦戦していたアームがなんとか収まりました。
敗因はタイヤを外した状態で交換しようとしたことでした。
タイヤがあることでホーシングの角度をある程度維持できるみたいです。
ちなみに反対側のアームはあれだけ苦戦したのが嘘のようにものの30分で交換できました(爆)
ボルトの入れる順番も重要で、真ん中→前→後ろの順番でやるとスムーズでした。
力の掛かり方を考えれば当たり前の順番なんですが、作業中はそこまで考えが及びませんね~。
いい勉強になりました。
某先輩氏には後日昼飯を奢って作業工賃としました(笑)


リーディングアームでまさかの大苦戦を強いられましたが、6時間かかってなんとかフロントも組み上がりました。
アームのせいで2時間はロスしましたね、間違いなく。


そして最後に各部を調整。
まずはラテラルを調整して横にずれたホーシング位置を補正します。
M8ボルト+水糸で自作した下げ振りを用い、ホイールセンターの出幅寸法で調整しました。


続いてステアリングセンターの調整。
リフトアップするとご覧の通りステアリングセンターがずれます。(写真は分かりやすいように大袈裟にしてあります。)
ジムニーってドラッグロッドを介して左ナックルを押したり引いたりしてステア操作するんですね。
ラック&ピニオン式しか知らなかったので、ジムニーはこんな原始的な(失礼)ステア機構だとは思いもしませんでした。
で、車高が上がる分ドラッグロッドが下方向に引っ張られるので、ステアセンターがずれるという構図。


赤矢印がドラッグロッド。
(ちなみに黄色矢印はラテラルロッドの調整部分)
タイヤを真っ直ぐにしてドラッグロッドを前or後ろ方向に回すことでステアリングがセンターになるように調整します。
3回ほど調整→試走を繰り返してステアリングセンターが出せました。
調整はさほど難しくないんですが、ドラッグロッドの固定ナットが固着していたのが最大の難関でした。(最後は工具に蹴りを入れてなんとか回った)

軽く脱水症状になりつつ、朝9時から始めて片付けまで終わったのが20時過ぎ。
ガレージ内で直射日光は食らわないとはいえ、暑くて暑くて。
いやはや疲れ果てました。

精根尽きたリフトアップの成果がこちら!


Before


After
2.5インチ(約60mm)のリフトアップですが、目に見えて高くなりました (゚∀゚)
純正タイヤだと大分貧相に見えます(苦笑)
溝も大分減ってきてるし、次はタイヤ替えないと。
ちょうどいいタイミングかも。

さて、軽く試走でもしてきますか。




シミー キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
噂には聞いてましたが、いざ遭遇すると恐怖そのものですた(´Д`)
リフトアップするとシミーが出やすくなるとは聞いてましたが、まさかすぐに症状が出るとはorz

とてもじゃないけどまともに乗れないので、なんとかせねば(´Д`)

つづく・・・
Posted at 2021/08/17 22:52:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | JB23 | クルマ

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「操作間違って昨夜あげた整備手帳消えてしまいました…m(__)m」
何シテル?   09/06 08:32
16年連れ添った'93年式のニッサン・プリメーラ(P10)と'09年にお別れをし、現在は'03年式のBMW 320i Msport(E46)と'09年式のスズキ...
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