2019年12月05日
新劇三部作目銀河英雄伝説
三部作のラストを見てきました。
いつものレイトショーです。
巨大スクリーンにど真ん中に座るほぼ私だけ。
最高です。
キルヒアイスの死と、結果的になにも変わらず、
国力を落としただけの同盟。
そんなラストです。
ま、まだまだ長いんですけどね~。
ドラクエで言ったら、ライアン編の終わりくらいですね。
我らが頼れる兄貴のポプランさんの活躍はまだまだ先の話。
で、新劇二部でふと思ったのは、
ヴェスターランドの悲劇の本の少しだけど、
大きな改編に三部を見て思い出したのです。
新劇では、オーベルシュタインの提案を受け入れる事で、
見逃すことをラインハルトが自身で決めています。
旧作では、オーベルシュタインから映像を見せられて、
知ります。
これは、全然違う話です。
キルヒアイスに詰め寄られた時の感情がかなり異なるはずです。
故にキルヒアイスとのやりとりもまた、少しばかり違いますね。そこは整合性をちゃんとやったのでしょう。
旧作のやり取りの場合、あれはオーベルシュタインがやったことで、俺は関係ないと、逃げることができるのに、性格上逃げれない葛藤。勿論其れをやると門閥貴族と同じになる。
故にそれができない。それを見越してのオーベルシュタインの謀略であると解ります。これにより、事実上のナンバーツーがオーベルシュタインだと読者に印象付けます。
新劇では、あくまでもオーベルシュタインの提案に乗る形で、ラインハルトが能動的に決定します。
特に三部では、オーベルシュタインがまるで執事かのような印象です。イメージは、黒執事のセバスチャンです。
キャラデザインや、声優さんの演技からもそんな印象です。
また、完全にラインハルト艦隊において、頼れるクールな兄貴に描かれています!
ミッターマイヤーや、ロイエンタールなんかも、やんちゃな弟たちくらいな描きかたです。
常に何かあれば、ラインハルトから王座を簒奪しようとするような不適さがロイエンタールから無くなってます。
ただのチャラ男ですよ。
何故か女がよってくるようなタイプじゃなく、
ウェーイ!系ですよ。
自分から女にアタックするタイプですよ。
朝起きたら何故かバーにいた、女性がいるって、
ハードボイルドな大人ではなく、
大学生が飲み屋で、合コンの帰りにラブホ行っちゃう~ウェーイ!
って感じなんですよ。
だから、オーベルシュタインも閣下!というよりは、
オーベルシュタイン課長。みたいな描き方なんですよね。
若手社長のIT企業の中間管理職オーベルシュタイン課長の憂鬱な日々がしっくりきます。
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Posted at
2019/12/06 00:19:52
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