2025年12月17日
レイトショーで、エヴァ破の再上映を観ました。
いやね、なんというか、GAINAXの破産処理のニュース見た後だと、
エンドロールで泣けるんですよ。
庵野監督がなんとか、GAINAXを再建させようと足掻いた痕跡があってさ。
特に、版権管理でクレジットされていた神村さんの名前がでると、すすり泣く声があちこちから…。
シンエヴァと、庵野監督とGAINAXの話が、がっちりリンクしますから、この破のあと、現実世界では修羅場になっていったわけです。
Qが何故中途半端な形になったのか?シンで描かれていた希望の物語は、庵野監督たちにとって、なんとかベターな着地ができそうになったから、後半の生き生きとしたかつてのGAINAXが得意としたダイナミックで緻密な作画が再び見れたのです。そして、ラストの意外なカップリング。
全てに決着がつき、もう、かつての友人には戻れないという暗示だったのかな?
Posted at 2025/12/17 23:21:58 | |
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映画 | 日記
2025年12月03日
押井守監督の天使のたまご4Kリマスターを映画館で観てきました。
とりあえず、完全なアート作品、天野画伯の展覧会で上映すべき作品です。遥か昔に観たような記憶はあるのですが、きっちり観たのは実は初回です。
感想は、多分これ観た後に果てしなきスカーレット観たら、大絶賛するくらいの感想です。
旧劇エヴァ好きなら、ああ、エヴァの原型だわ。と思うかもしれません。というよりも、案外エヴァの解説としてみたら、かなり納得かと。というのも、製作スタッフに、エヴァシリーズで見た人ばかりクレジットされてます。
エンドロールは、会場で盛り上がりますよ。
みんな、なんだエヴァを分かりやすくしたもんやん。って、話していました。
単体では正直難解に見えますが、押井守監督ですから、ストーリーは、よくよく見ると、普遍的で大したことないものです。普通の話を小難しく演出してるだけなんで。
パトレイバーや攻殻機動隊なんかも、やたら小難しく表現してますが、ストーリー自体は案外わかりやすいもの。攻殻機動隊なんか、原作の漫画の方が、欄外の説明読まないとしんどいですもん。
天使のたまごも、意味がありそうで話は三行で終わります。
荒廃した世界で生きる少女は、たまごのようなものに異常な信仰をもっています。このままでは、信仰に飲まれてしまう。それをたまたま遭遇した青年がたまごを破壊して彼女を精神的に救いだします。以上。
普通に映像作品にしたら、5分くらいで終わります
それを約90分近くまで、意味のありそうで意味がない映像で引っ張るんです。
最後まで、意味のありそうなものはスルーですからね。
多分エヴァではさらに細かく分けて、引用しまくって構成されています。
膨大な情報の9割りが多分意味がないという
押井守監督らしいといえばらしい作品ですね。
Posted at 2025/12/03 15:03:56 | |
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映画 | 日記
2025年11月30日
果てしなきスカーレットの客数が伸びなかったのか?
内容が若干支離滅裂ではありましたが、
実際のところ、凡庸なプロットで爪の甘い脚本でしたが、
まぁ、そこまでではありません。なんせ、序と破以外の劇場版エヴァより遥かにマシです。最後のシンも相当カオスですし、宮崎駿監督の君たちはどう生きるか?も相当なもんです。新海誠監督のスズメの…も、中盤からツッコミしかないし。
その辺と比べたら、マシなレベルです。
多分、聖というキャラクターをうまくやればこんなことにはならないと思います。
で、宣伝もしてたし、予告編も期待をそそるものばかりでした。
映像も音楽もキャラデザもしっかりしていた。
普通にそこそこ客が、入りそうな映画です。
それが殆どガラガラ。
まず、おかしいと思います。
理由の一つは、鬼滅、チェーンソーマン、呪術廻戦、などのビッグネームと、
エヴァの再上映が続く中、また、よりによって、ガルパンと同日上映という地雷。
また、11月の終わりの三連休というのも、厳しい。毎年これでもかってイベントがある日だし、なんせ紅葉のハイシーズン。細田監督の得意とするファミリー需要が厳しいです。例えば今週からだったら、割といい線行ったかもしれません。
Posted at 2025/11/30 12:31:34 | |
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映画 | 日記
2025年11月18日
エヴァ新劇場版序ね再上映を観てきました。
すべてがリメイクされた、今の人が思い描くエヴァの始まりです。
流石にこの時代だとデジタルCGで、1アニメーターまでしっかり、超一流スタッフが集結した、まさにドリームチーム。
エンドロールが一番の見所で、
なんと、中国人や韓国人が一切クレジットされていないんです。
錚々たるスタジオの当時から名を馳せる最高の人材が1兵卒扱い!
当然完成されたモノは二十年の時を経ても細部まで一切の手抜きの無い、最新作と言われても納得の、世界のアニメ史に残る名作となったんです。
特に、この序は旧作のエヴァの汚い所を徹底的に排除した結果、エヴァシリーズ屈指のエンターテインメント全振り作品であり、特に改めて、ゲンドウが頼もしい司令官としてカッコいいんです。
主人公はしっかり成長し、ラストは全画面のヒロインの満面の笑顔で締める!
構成も含めて完璧で、なんで、シンまでの間にあんな事に…。
とにかく、序のクレジットされた人々、作り手の気合いは半端なく、コレ以降は…あまりオススメはしません。ドリームチームでなくなると、こうも変わるのか?と。
庵野監督自体が道筋を見出だせない、迷走していくんですね。
シンで再び纏まり、というより、庵野監督自信が、シンのゲンドウと同じように救われたのかな?
Posted at 2025/11/18 23:47:21 | |
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映画 | 日記
2025年10月26日
エヴァ映画二作目のリバイバル上映を観ました。
割と若い子ばかりでしたが、あの結末には驚いていましたね。
って、逆に観てないのか?と思いました。
たまたま始まる前に、隣のカップルと話をしたのですが、
新劇からのファンで、今回初見だったそうで。
旧劇はあんまり良い映画ではないよ。とリアタイ人としては、
アドバイスをしました。
見終わった後に、なんか意気投合して、チネチッタのサンマルクで
当時の話をしました。
旧劇二作目は、あの超名作のもののけ姫と同時公開で、
映画のチケット売り場で、エヴァに並んでいた人たは、
正直キモい人ばかりでした。
リアルに一緒にもののけ姫を見に行った妹が、お兄ちゃんあの人たち気持ち悪いって言ってしまって黙らせた記憶があります。
今と違って市民権無かったですからね。
もっと言えば、これの完全上位互換が、もののけ姫でもあります。
なにしろ、アシタカとシンジくんの答えが同じですからね。
更に言えば、庵野監督はスタッフ側でジブリにも参加してますから、
自分たちが作っているものを完璧なエンタメ作品として、
作っているのも知っています。
潤沢な予算…十分にある制作期間、約束された最高のオリジナルBGM、自分も含めて最高のスタッフを率いる大天才宮崎駿…。しかも公開は同じ日。
あーなっちゃいますよ。
二番煎じにもならない意味不明なラストをさらに意味不明に拗らせた気色悪いもの。
そりゃ、ラスト投げやりになりますよ。
って当時話をして新劇は、ガイナックスの空中分解時で、独立一発目に完全に綺麗なエンタメに仕上げたのです。だから、キャラデザも綾波レイやアスカはちゃんと美少女だし、リツコさんの色気はマシマシ、現実の企業とのコラボとかいろいろ新しく取り組んだ全く別の話なんですよ。って。
ちなみに、このカップルは、以前、攻殻機動隊の映画二作上映の時に、話をしたカップルで、偶然でしたね。
あと、こういうリアタイの話を纏めてる同人誌を作ってるみたいで、
エヴァリアタイがまさに中2だったことを話すと、
めちゃくちゃびっくりしていて、当時の空気感なんか話すと、
なんかいろいろネットとかの話と全然違う!って言ってました。
今の人たちに言わせると、1995年はエヴァ一色という感覚だったみたいですが、私の感じだと、当時のテレビ放送の時は対して話題にもならなかったです。アニメファンからしたら、ガンダムWですよ。トレーズ閣下の真似はなんか流行りました。エヴァは再放送から人気が出た感じでしたね。それでも、ガンダムやマクロスより下に見られていました。
旧劇特に二作目は、今テレビじゃ絶対に放送できません。
14歳の裸体出過ぎな上、14歳少女の胸は鷲掴みするは、女性器に明らかに拳突っ込むは、一つになろうとか…主人公もヤバいし、よく映倫オッケー出したなってレベルですからね。
Posted at 2025/10/26 23:45:19 | |
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