2024年03月10日
いやあ~、久々にレースを観ましたよ。
こういうのが良いんですよ。
ハースの意地でもポイント獲るためにチーム一丸となって戦う。
こういう泥臭い戦いをしないといけないのです。
ルール違反はしていません。
ハースは今年、日本人エンジニアの小松さんがチーム代表です。
そこで言われていたのが、現役エンジニアだった小松さんだから、
メカニックやエンジニア、ドライバーもいい加減なことはできない。
ごまかしは一切効かない。なぜなら、元々超現役のエンジニアでありメカニックであり、ストラジテストだから、全てを完全に理解し知っているから。
なんなら、チーム代表自ら、ここの部分が悪い良いの判断ができる。
故に、今回のような一見バカげた作戦が可能になったのです。
多分それぞれのチームはガツンときたはずですよ。
マックスを倒す方法は、原点に帰ることだと。
何のために2台体制なのか?
そもそもお前らは走行会に参加してるんじゃねぇ、レースに参加しているんだ!
頂点に立つためにギラギラしてなきゃダメなんだよ。
それをずっとここ数年やっているのが頂点に君臨するレッドブルなんだから!
最後の最後までトップチーム、トップドライバーなのに全力で手を抜かない。
当たり前なんです。
もっと攻撃的に、使える道具は全て使う!そして、何を言われようと惑わされない。絶対にポイントを奪い取る!意思をはっきりと戦場で示す。
やっていることは、まさに、みんな大好きな80年代のセナプロの時代ですよ。
変にみんな美化してますが、こういう泥臭い戦い方してましたよね。
今回のハースチームはまさにこれです。
中盤以降のチームがポイントを獲るためには、エグイくらいのことをやらなきゃだめだ。
これが、ストラテジーの仕事なんです。
RBは見習わなければなりません。
逆にハースがこんな肉を切らせて骨を断つような、とびっきりの戦略をやってくるというのは、上位チームも寒気がしたでしょう。
ケビンもニコも完全にチームプレイに徹していたのもびっくりです。
ベテラン2人故にできたのかもしれません。
さて、ドライバー連中も目が覚めたかな?
君たちがいるのは、Formula1、楽しい走行会ではなく、そもそも戦場なのだ!
Posted at 2024/03/10 23:36:38 | |
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