今週月曜にプレイステーションVRの先行体験に行ってきたので、今回はそのレビューを。
長文デス。
先週に先行体験の予約が始まり、気が付いた時点で先週中の夕方は全て埋まっていたので、週明け一発目の月曜夕方で予約を確保。
今回はプレイは出来ず、装着して5分程度のゲームのムービーを観るだけ。
10分程度毎にネット受付で数名の枠を用意しており、ソニーショップでは特に混乱とか待たされることもなく、淡々と順番が回ってくるという感じ。
当日やらせろといきなり来るクズとかもいるんでしょうね…
頭に装着するディスプレイは10月の発売まで3ヶ月程度なので、もう最終製品番なんだろうね。

当然ながら試作的な箇所はなく、このまま売り出しても全く問題ない仕上がりだった。
頭に装着すると前方に少し重みを感じるけれど、触れる箇所はソフトなパッドが配置され、頭全体で支えているので全く苦痛ではなく、頭を振ってもズレるような事もない。
メガネ使用者として気になるメガネとの相性、これも全く問題なしだわ。
3D映画観る時って、メガネの上から3Dメガネをかけなければならず、2つのメガネの重みが眉間にかかって不快だし、ズレて見えなくなる事も多いけれど、VRに関してはメガネを避けた位置にパッドがあるのでそのような不快感はナシ。
ディスプレイが内蔵された本体の下部に前後方向に焦点距離を調整するボタンがあり、調整はややシビアだけれど、簡単で一度決めれば後は調整不要なので特に問題ない。
ただ、顔付きの個人差があるだろうし今回は暗いトーンのムービーに対し外は店舗で凄く明るかったので、頬との隙間から光が入ってきて現実に引き戻される感があったのは残念だった。
あと、大した事ではないけれど、頭を振るとPS4本体と繋ぐケーブルが肩に擦れる感じがあり、配線に工夫が必要かもね。
で、ムービー。
内容は、船から吊り下げられたケージに入り水中深くに潜っていくもので、自ら動き回る要素はなく、ケージの中で周囲を見回すもの。
水中でそういう演出なのか、画的にはフルHDに見慣れているとややボヤけてシャープさは乏しいね。
これがディスプレイのクオリティだとするとちょっと残念。
ただ、僅かしか見れなかったが冒頭のタイトル画面はもっとシャープだったので、演出によるものなのかもね。
立体感は物凄く自然。
3D映画にありがちな如何にも“飛び出しまっせ!”という見え方ではなく、あえて3Dであることだけを殊更不自然に強調せず、現実世界と同じく奥行も見え方の一要素であり、より現実世界に近いと思う。
そして、頭の動きと視野の追従、これは完璧。
意地悪で素早く左右に振っても全く遅延は感じない。
そんな訳で、上を見ても後ろを振り返っても、水中の世界が広がっていて、その場に身を置いているとしか思えない。
前述の隙間から漏れてくる光が唯一現実世界を感じる要素で、あとはもうゲームの世界にズルズルと引き込まれてしまう。
ムービーの途中から危機が訪れるが、気が弱い人にはちょっとキツいかも。
現実世界でない事を頭では理解しているし、明らかにCG的な画なんだけれど、でも、今ここに実際に見えている世界は存在するとしか思えず、現実世界とゲームの間で頭が混乱すし始める程凄い。
ファミコン、もっと前のアタリやゲームウォッチどころか、ゲームという枠組みさえ凌駕する映像の大革命だわ。
映画もデッカいスクリーンで観る楽しさはあるけれど、3Dならばそんな大層な設備投資はいらず、これで観る方がいいかもね。
10月13日の発売が楽しみだわ。
先週開始された予約は、ヨドバシで全国で700番台後半を確保したので、発売日当日には手に取る事ができるんじゃないかな。
後はソフト的にどれだけの数がどんなクオリティで対応してくれるかだね。
レースや空戦はこれまでの視野の制限が取っ払われて大きく前進するし、一人称ビューの戦闘モノもこれまでの視野による酔いは起こらないしより楽しめそう。
バイオハザードみたいなホラーものは…俺には無理かな。怖すぎでしょ。
今回の体験会は全国のソニーストアでやってるので、ネットで予約して是非体験してみて下さいませ。百聞は一見に如かずです。
その内、各店舗でも体験できるようになるみたいだけれど、この興奮を誰かと共有したいね。
Posted at 2016/06/21 19:36:04 | |
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