今回は久しぶりのクルマの評価をしてみる。
三連休に北海道に行き、レンタカーで走りまわってきたのよ。
その時のクルマがこれ。

ホンダのヴィゼル…ん?ヴェゼル?どっちだ??どっちでもいいか。
ハイブリットらしい。
走行距離は3千km強程度で、こなれてきてちょうどいい塩梅だろうね。
外装や内装もまだまだ新車といっていい状態で、金額的に正規料金とは違いかなり安かっただけにもっとボロが来るのかと思っていたが、綺麗だったのはとっても嬉しい。
あ、で、最初に言っておくけど、俺はホンダが基本嫌い。
トヨタとホンダはクルマではなく、クルマ風の何かを作っている会社だと思っております。
ということで、乗り込んでみると早速ダメなところ発見。
このシート。

比較対象がC6なのは気の毒だけれど、座面の長さが短過ぎ。
日本車は昔から座面長を短くして足元広々風を装ってる(偽ってる)が、これも同様で中途半端にももの裏の途中で座面がなくなっていて、落ち着かないったらありゃしない。
せめて座面の角度が変えられれば前端を上げれば少しはマシになるだろうに、レンタカーだからかそんな調整機能もなく、ただただ落ち着かない。
あとヘッドレスト、これもダメ。
頭部と首を保護するために必要とはいえ、頭との接地面が前に出すぎてて、猫背のように頭を少し前に持っていかないと常に頭部が密着してるようで、凄く不愉快。
特に2ミリの丸刈り頭だと、マジックテープ状態でグリップしてしまって大変なのよ。。。
と、ダメ出しばかりだが、ついでに言うと、センターコンソールも邪魔で不快なんだよね…
左足の膝の辺りがシフトレバー近辺にぶつかり、常に窮屈に感じてしまう。
そして、以前に借りたステップワゴンの時にも書いたが、ホンダはメーターが異常。

設計している人が色キチガイなんじゃなかろうか。
インパネは必要な情報をわかりやすく表示するのが大前提なのに、バカみたいにフルカラーLEDを使って、ハイブリットや設定の状況に応じてメーターリングの色を変えるらしいが、視覚的にうるさいったらありゃしない。
特に虫とバカを呼び寄せる青系のLEDは嫌いだっつーのに。
そんなこんなで走り始めてみる。
あれ?サイドブレーキが解除できないじゃん…と暫く悩み、もしかして?とアクセルを踏むと解除される…
これって必要か?そんなにダメ人間なのか??
しかもどんなに丁寧にアクセルを踏んでも、トルクが掛かってからブレーキを解除するから「…ンッ…ガッ!」って感じで、走り始めにスムーズさが無くなってしまう。
走り始めてみれば可もなく不可もなくと思いきや、全然ダメ。
アクセルをスイッチが如くパカパカ踏む人用のクルマなのか、状況に応じてほんの僅かにアクセルを踏みましたりしてスピードコントロールをしていると、モーターアシストの有無やエンジン回転の有無とかの境界線に入っちゃうらしく、ノッキングしてるかのようにガクガクすることが多々ある。
これって個体の問題なのかなぁ。
いや、以前乗ったプリウスも同じようになったことあるし、その程度のものなのかもね。
エンジンやミッションはと言うと、特別な感想を抱くようなこともなく、ハイブリットシステムの一つの構成パーツ程度で、完全に裏方で面白くも何ともないね。
そして、サスペンション。
これも言わずもがなだけど最悪。
もともとフィットベースのシャシーに、重心の高い上家を違法建築しちゃったようなクルマだからか、ロールもピッチも落ち着かない。
比較的速い速度でカーブを曲がってる途中で段差を超える時なんて、フロントとリアの動きがアベコベ過ぎて怖いくらい。。。
もちろん乗り心地もただ硬いだけ。
ステアリングは電動なんだろうね。
高速ではアシストがなくなるからか、高速道路を走ってる時は下手に介在しないだけに悪くはなかったかなぁ。
ただ、街中とかはどうもしっくりこない。
切り始める瞬間とその後で手応えに変動があるんだよね。
そんなこんなで、都合2日フルに使って約600km走ったが、気に入るポイントは皆無だった。
街中で最近よく見かけて売れてるんだろうから少しはいいのかと期待したが、全くもって裏切られた感じ。
即売却して換金できないなら、もしあげると言われても全力でお断りするレベルのゴミだったわ。
燃費は20km/L位で財布に優しかったことが唯一良かった点かなぁ。
あ、そうだ 、良かった点あったよ。
北海道から戻って帰りのC6に乗った時に、C6の素晴らしさを改めて実感できたことだね♪
Posted at 2015/07/23 20:47:00 | |
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