プレイステーションのVRが来て一週間。
以前の体験会のレビューを書いたけれど、改めて所有してみた感想をまとめてみる。
先ず設置について。
TVとPS4のケーブルの間にVR用の箱を仲介させたり、カメラを設置したり、配線があちこちいってぐちゃぐちゃになるが、設置自体は難しくなく誰でもできる。
カメラはテレビの上に置く台が付属しているので、カメラの向きに注意して置くだけ。
後は電源を入れれば使えてしまうお手軽仕様な点はさすがだな。
パソコンをベースとした他商品ではこうもいかないからね。
ただ、カメラの設置については、かなりシビアな調整が必要だと思う。
最初は適当に置いていたが、どうも画面が右に僅かに傾いて見える。
ソフト的に補正をしてもどうにもならず、カメラを正確にTVのドセンターの上に置き、左右の向きも傾かないように設置しなおしたら解決した。
そして、以前の体験会で気になった画質について。
これはやっぱり残念な感じだったよ…
フルHDを見慣れた目には、ブラウン管のSDか!っていう程ドットが荒く、少し懐かしいとすら思ってしまう。
そういやこんな画面で昔は見てたよな、と。
実際はSD程荒くはないんだけどね。
ゲームだけでなくまるでIMAXの映画館にいるかのようなバカデカイスクリーンで動画を観ることもできるけれど、こりゃ使い物にならんわ。
寝ながら映画でも見ようと思ってただけに残念。
あと、ピント合わせがかなり繊細でスイートスポットがかなり狭い。
画面が映る部分が前後に移動できピントの調整ができるけれど、それ以前にレンズの中央に目がいくように被らなければならず、最初はかなり試行錯誤する。
決まっちゃえば大したことじゃないけどね。
そんな訳でPSVRが来たらどっぷりVRの世界に浸かるかと思っていたけれど、来てみるとそうでもなかった。
一週間で4回使ったかな。
あと、以前から懸念されていたけれど、動きが激しいゲームだとあっという間に酔ってしまって、長時間なんてとても続けられないね。
ここらは慣れで解消するところもあるんだろうけれど、元々一人称のFPSは苦手なのでなかなか厳しいところ。
とマイナスな感想ばかりだけれど、実際どうかというとやっぱり凄いのよ。
現実と仮想の境目が危うくなるどころか、ちょっと崩壊しかけてる。
これは映像の革命だと思う。
思ってた程VRを使わなかった一因は対応ソフトがあまりに少ないこともあるんだな。
現状、専用ソフトは10本程度しかなく、それもただ10秒程度のムービーを見るだけのものも含めてだからね。
自分で操作してのゲームとなると、体験版程度の軽いものしかなくやり込む要素があるものは皆無なので、軽く遊んで十分っていう感じ。
少ないながらもいろいろやってみると、ソフトやその中の場面によって画質の悪さが気になるものと気にならないものがあるので、今後VRの癖のある画質をどう使いこなせるかも鍵になるんじゃないかな。
うまくハマると本当に凄くて、現実としか思えない。
座ってる隣にカバンが置いてあるシーンなんて、現実以外の何物でもないのよ。
あと、VR内にもコントローラーが映ってて、しかも現実に置いてある場所と全く同じところに映っていると、絵は仮想だけど現実に物はあるという状態で疑いようがない位の現実になってしまう。
これは説明しきれないわ。
そして、一番コーフンするのは女子高生に対する家庭教師を演じるゲーム。
いや、アニメとかは1ミリたりとも興味ないですよ…
が、リアルに存在するとしか思えないのよ、これが。
ゲーム自体は選択式の単純なものだれど、現状一番VRを使いこなしているゲームだと思う。
音もイヤフォンを通じて連動するし、距離感が近くてオジちゃんちょっと照れちゃうよ。。。
これはいかんわ。
まだエロの世界まで突入していないけれど、これがもっと進めばこっちの世界に入り浸っちゃう人が続出かもね。
少子化待ったなし。
これから対応ソフトは続々と出てくるんだろうし、むちゃくちゃ楽しみだわ。
前にも書いたけれど、この感覚はやってみないと言葉ではわからないので、ぜひぜひ体験してみてちょーだい。
Posted at 2016/10/19 20:19:32 | |
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