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-りょ-のブログ一覧

2017年11月22日 イイね!

Workshop -M1A2- <7>

今回は汚し等のウェザリングに使う材料の紹介。
次回以降に使用する予定のものね。


先ずはこれ、ウェザリングカラー。

化学戦隊的な壮観な並びだな。
種類が多過ぎて圧倒されるが、後で整理して説明するので大丈夫。
このシリーズは泥や砂の汚れの他、サビ、退色等の表現に使う塗料ね。
ベースは油彩で前に使ったエナメル系とも違うが、同様に下地を侵さないので好きなだけいじくりまわすことができる。
中身は普通の塗料よりややユルい程度だけれど、底に溜まった濃い所は砂っぽい表現に使えたりする。
なので、使用前によく振るのが前提だけれど、あえてあまり振らず底の部分をすくって使うという手もある。
それと溶剤は専用の物があるので必ず調達すること。

このウェザリングカラーのいいところは無臭なこと。
前回まで使ったエナメル系のスミ入れ塗料は結構強めの匂いがするけれど、これは鼻を近づけて嗅がないとわからないレベルに臭わない。
一応使用時は換気した方がいいんだろうけれど、俺は寒くなってきたこの時期にも締め切ってぬくぬくの部屋で全く気にせず使ってる。


で、このシリーズの整理。
大きく3つのグループに分かれる…と、俺は思って使ってる。


1つ目、泥砂グループ。

白は調色用として、他は砂→泥の順の色味になってる。

2つ目、みんな大好きサビグループ。

左から新鮮な順になってでしょ。
一番左は次の3グループ目という説もあるけれど、俺はこっちがメインだと思う。

3つ目、フィルタリンググループ。

説明がややこしいので説明はパス(ググレカス)。
と言うか、まだ俺も使ったこと無いんだな。
今回使ってみようかと思っているので、その時に報告します。

こうしてグループ分けすれば、それぞれの使いどころが見えてくるでしょ。
一度に全部揃える必要はなく、都度必要な物を買い足してみればいいかと。


続いてこちら、ウェザリングペースト。

さっきのカラーが塗料なのに対して、これはネッチャリとしたペースト状のもの。
色の種類が数種類あり、目的に応じて揃えれば良いかと。
乾燥すると色が白くなる傾向にあるけれど、気になるようであれば乾燥後にカラーを上塗して色調を調整できる。
なので、泥んこ遊びで形を整えることに専念し、後で色を調整してもいいし、カラーと混ぜて使うこともできるので調色しながら使ってもいい。


最後、ウェザリングパステル。


3本が1セットで2種類売ってて、中身は砂や土、サビ色の粉状のものでピグメントと呼ばれるもの。
前述のカラーやペーストと混ぜて使ったり、ピグメントだけ対象物にまぶして適当に筆で払い落とした後、ツヤ消しクリアーで塗装して定着させたりもできる。
特にサビの表現をカラーで作った後に、ほんの僅かにピグメントを置くと浮きサビが表現できて大変おいしそうに見える。
ただ、無理に調達する必要はないかな。


今回はクレオス製のみの紹介で、他にもタミヤや外国メーカー製等、最近はウェザリング関係がむちゃくちゃ充実して種類が多いのでどれを買うべきか、そしてどこにどう使えばいいのか悩んでしまうけれど、今回紹介した物の中から調達するだけで十分だと思う。
あとはどういう汚し方をするか次第で色を絞って調達しよう。
自衛隊の車両なら赤土っぽいのが似合うのでそれに近い物で揃えればいいし、中東での車両ならば薄い色の砂に近い物といった感じ。

次回、これらを使ってエイブラムスを汚していこう。
Posted at 2017/11/22 21:58:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | Toys | 日記
2017年11月20日 イイね!

Workshop -M1A2- <6>

続いて車体上面。

作業前はこんな感じ。

どう見ても失敗作にしか見えないな。
特にフロント側は雑すぎてしょ。

リアも同じ様なもんだけどね。



でも心配無用。
道具ややり方は前回と同じで、スミ入れ塗料を溶かして筆でぬぐっていく。
今回は重力方向と言うより車体の進行方向を意識し、前後に筆を動かしていく。

どやっ。

これだけでもかなり美味しそうになってきたよ。

リアも同様に。

ラジエターグリル?だかメッシュの表現になっている所はあまり塗料を落とし過ぎないのがオススメ。
筆だと難しければ綿棒を使ってもいいね。
例えばフロントフェンダーの凹み、こんな感じに塗料が残ればいい感じだな。


ただ、この作業は特に正解はなくて、自分の納得できるところまで塗っちゃ落としを繰り返してればいいのよ。
今回は結構あっさり目になる位まで落として終了。
あっさりにしたのは、次以降で汚しを入れるからね。
ここまでで完成とするならもっとしっかり目に残してもいいのかも。

と言うことで、スミ入れと拭き取り作業は終了。
次回は汚しに入る予定。
その前にやり過ぎた砲塔のリカバリーやらにゃ…
Posted at 2017/11/20 20:21:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年11月16日 イイね!

Workshop -M1A2- <5>

前回にスミ入れ塗料を塗ったくったので、今回は拭き取り作業をやります。


具体的には、塗料が溜まってたりスケール感を損なうムラは拭き取り、モールドの凹部は残す他、雨だれ風の線状の筆跡も表現してみよう。

使う材料と工具はコチラ。

エナメル溶剤と筆、塗料皿とティッシュだね。

エナメル溶剤と筆のアップ。

筆先がマッドサイエンティストの頭みたいな酷い状態だけれど、全然問題なし、いや、むしろこれがいいんだな。
溶剤はスポイトで取り出し、適宜必要量を塗料皿に出して使う。
皿に最初から沢山出しちゃうと揮発してもったいないし、途中でやめたくなっても出した溶剤は汚れて瓶に戻せないしね。

前回説明した通り、エナメル系は下地のラッカー系を侵さないので焦らずじっくりやる。
もし落とし過ぎたら、再度塗料を追加すればいいだけなので、失敗を恐れずガンガンやっちゃってOK。
この作業は気楽でなかなか楽しいです。

先ずは筆を溶剤で軽く湿らせ、右上の塗料溜まりをコチョコチョとなでる。

溶剤が足りなきゃ追加して、多過ぎたらティッシュに吸い取らせ、溶け出してきたら下方向へ引っ張りながら筆でぬぐってしまう。

塗料溜まりは消えたね。

少し落とし過ぎたかも知れないけれど、気にせずどんどん進めていこう。
筆に塗料がついたままだと、また作業箇所に塗料が戻ってしまうので、定期的にティッシュに擦り付けて落とそう。

落とし過ぎて物足りなくなったら、他の溜まってる箇所を筆でコチョコチョして乗せ、足りない所に塗りつけちゃってもヨシ。

サスペンションの付け根のプレートは、車体とプレートの間とかボルト周辺に塗料が残っていい感じになってきたね。


あと、車体も僅かだけど均一な色じゃなく、ムラがある感が出てきたでしょ。

それと転輪、こっちも溜まってないけど、クッキリとムラになってる所ね、ここ。

これはおかしいので、コチョコチョやってぼやかしてしまう。

この作業のポイントは、塗料溜まりやスケール感を損なうムラは適度に落としてごまかすことと、筆の動きは常に重力に沿って上下に動かすこと。


画像が多いので、車体上側は次回に。
Posted at 2017/11/16 21:58:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | Toys | 日記
2017年11月14日 イイね!

Workshop -M1A2- <4>

最低限の塗装が終わったので、いよいよウェザリングに入る。
と言っても、今回は汚しというよりディテールをより際立たせるスミ入れという方法をやってみよう。


使う塗料はこちら。

定番のタミヤ製スミ入れ塗料でございます。
左のダークブラウンは超絶万能なのでマストで入手すべき物だね。
右のブラックもあると便利なので、余裕があれば調達をオススメする。
もう一色薄いブラウンもあるけれど、これは必要ない。
ただ、エナメル溶剤も同時に確保しておくこと。

作業に入る前にこの塗料の特徴を理解してから進めよう。
今回のスミ入れ塗料はエナメル系で、タミヤカラーのちっこくて四角い瓶の塗料と同じもの。
要は溶剤でシャバシャバに薄めて、塗りやすいようにキャップに筆をつけただけなんだよね。
昔はこんなのなくて自分で塗料を薄めてスミ入れしてたんよね。
で、このエナメル系の大きな特徴は、ラッカー系や水性(アクリル系)塗料を侵さないこと。
なので、本塗装はラッカー系や水性で進めた後、塗装への影響を気にせず塗りたくったり溶剤で落としたり好き勝手できるのよ。
今回のエイブラムスで製作者にデカール貼った後にクリアを塗装しておくよう指示したのも、ラッカー系でデカールが保護できるのが一番の目的だったんだな。


それではダークブラウンを塗っていこう。
と言っても、細かいことは気にせずバシャバシャと大胆に塗りたくっちゃえばヨシ。
先日の教室で製作者に塗ってもらったけれど、まだまだ遠慮気味過ぎて塗りが足りなかったので、追加でバンバンかけておいたよ。

塗り跡とか塗料溜まりができても全然問題ナッシング。
何ならバケツにたっぷり入れたスミ入れ塗料にドブ漬けしてもいいくらい。

で、転輪のゴム周辺だけはブラックを使ってみた。

これで塗り分けの境界もごまかしが効くのでね。
あと、シタデルで塗ったゴム部にもダークブラウンを塗っておくと、少し汚れた感が出るので忘れずに。


このスミ入れ塗料を使うに当たっての注意点は2つ。
使用前によく振って、最初の一塗りはティッシュに吸い取らせて捨てるのがオススメ。
色の濃ゆいところが底に沈殿して筆にもたっぷりついているので、このまま使うと最初のひと塗りだけが異常に濃くなっちゃうのを避けるためにね。
もう1つは、このエナメル系は若干プラを侵すので、ジャブジャブに塗ると接着が剥がれることがある。
剥がれりゃ再接着すればいいだけだけれど、内部から接着し組み立て後に再接着が難しいような所があれば、そこは軽めに塗るに留めること。

今回はここまで。
乾燥させて次の拭き取りの作業に入ろう。
Posted at 2017/11/14 20:56:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Toys | 日記
2017年11月12日 イイね!

Workshop -M1A2- <3>

さて、塗装です。

シタデルカラーの蓋を開け、爪楊枝の持ち手側を塗料の中に入れて少しかき回してから、ヨーグルト蓋のパレットに必要量を取り出そう。
最初は少な目に出し、様子を見ながら足りなければ追加すればよし。
塗料はビン生のそのままだと濃くて塗りにくいので、アルミの皿に用意した水に筆を浸してから、塗料の一部をこねくり回して少しゆるくする。

準備ができたら転輪のゴム部に塗っていこう。
一度でムラなく塗れればベストだけれど、それよりムラを気にせず塗って、二度塗りで仕上げた方が楽チンなので、適当にバンバン塗っていく。

転輪表面のデザートカラーとの境界も、塗り残しやはみ出しはあまり気にしない。
どうせ後で汚して気にならなくなるからね。
途中で塗料が濃くなってきたら、都度、筆に水を含ませて塗料をこねくりわまして塗り続けよう。

そうして一度目の塗装が完了。

ご覧の通りムラが出まくり。

転輪は数が多いので、次々に流れ作業でこなしていく。
シタデルは乾燥の早さも長所の一つで、全ての塗装が終わると、最初に塗ったものは既に乾燥してるので、2巡目の塗装を進める。

2巡目を塗って乾燥すればこうなる。

問題ないっしょ。


ちなみに塗装には持ち手をつけて、立てかけるスタンドを使用。

持ち手自体はプラモ用の先端にワニ口がついた棒で、掴めないような物は竹串に両面テープで固定しておく。
スタンドはホームセンターで買った小さめのコンテナに、ダンボールを帯状に切って断面が上になるように敷き詰めた物ね。
プラモ作成にはとっても便利なので、塗装するならば用意しておくことをハゲしくお勧めする。

乾燥後、車体に組み込んでみるといい感じだね。

塗り分けの境界がイマイチだけれど、次の工程をやれば気にならなくなるよ。

そして、如何にいい加減に塗ってるから、これを見ればよくわかるかと。

見えない裏側はこんなもんでいいのよ。

次回はスミ入れをやってみよう。
Posted at 2017/11/12 18:14:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Toys | 日記

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