
深夜のアベックのせいで少し寝不足で目覚めたのが5時過ぎ。
今日はゼロ地場の分杭峠と中央構造線露呈を見てみたい。
去年、来た時は分杭峠はタッチの差で冬期通行止め。構造線露呈は雪で覆われて見ることができなかったのです。
テントを撤収して分杭峠に向けて走り出します。
しばらく走ると、
車を数台停めておけるスペースがありますので、矢印に従って降りていきます。
川の対岸、右側の土手の色と左側の色が違いますが、これが中央構造線が地表に現れた露呈地点だそうです。
もうひとつ、
こちらは大型バスも駐車できるスペースがあります。
と言っても国道152号線を50人乗りの大型で走るのは勇者だけでしょう。
こちらも崖の色が左右で違いますが、崖の上からダンプが建設残土をぶちまけたわけではありません。
中央構造線を説明する看板がありましたが、九州から四国、紀伊半島を横断して、渥美半島を過ぎてから浜松辺りで北へ向きを変え、諏訪湖近くで東へ折れ曲がり、そして最も東側の?マークのある辺りは千葉県の成田市でしょうか。
諏訪湖から関東地方にかけてのカーブは利根川に沿っているように感じるのですが。
私は地質学に関しては全くのド素人で、ただ理科系人間といだけで興味があるだけです。
これほどたくさんのプレートがひしめき合っていれば、そりゃあ地震が多いのも頷けます。
ところで、関東でも地震はしばし起きていますが、埼玉県が震源地という地震は少ないように思います。
それは震源地が無いのか、あるいはそれだけ地震のエネルギーが蓄積されているのか。
後者だとしたら怖いですね。
さて、去年行けなかったパワースポットの分杭峠です。
ゼロ地場の働きで「気場」が体に作用して病気を治す的なことがホームページに書かれています。
どこかの有名温泉地もそうですが、そこまで言ったら薬事法違反だろうと思うのですが。
ゼロ地場とは地球の磁場が無いのではなくて、N極とS極の磁力線がぶつかって相殺され、結果磁力が弱く、あるいは無くなった地域のことを言うようです。
要するに、磁力線が「行って来い」、「ツーペー」、「トントン」、「プラマイゼロ」な状態なのです。
話は脱線しますが、マイナスイオンを発生する家電製品がありますが、プラマイゼロのところからマイナスイオンを発生すると、必ず副産物的にプラスイオンも発生すると思うのですが、それはどこへ行ってしまうのですか?
私の考えすぎですかね。
分杭峠周辺は駐停車禁止です。必ずシャトルバスを利用しましょう。
私が通過したときには、品川ナンバーのプリウスと原付バイクが停まっていましたが、道幅が狭くて離合が困難なところがあるので絶対にやめましょう。
シャトルバスのホームページによると、始発は8時に出発します。その後はほぼ30分から1時間間隔で出発すると書かれています。
私は始発を見送って、次の2便に乗ることにしました。
しかし、実際にバスが出発したのは1時間近く経った9時少し前。
バスが満員にならないと発車しないとのこと。
バスを降りてから看板に従い谷へ降りていきます。
静かな森の中で瞑想するにはいい環境です。
前の方に座っている女性達の話では、両手を広げて目を閉じていると、「気」が左手から入って右手に抜けていくそうです。鈍感な私は何も感じませんでした。
谷底へ降りられるようにロープが垂らしてありますが、ドロっだらけのロープを素手で掴むのはためらいがあり、下へ降りるのはやめました。
30分ほど座っていましたが、飽きてきたので帰ろうと思いバス停に戻ります。
しかしなかなかバスは発車しません。
そうです、満員にならないからです。
そのうち、下から上がってくる方のバスが満員になったようで、こちらからの下りバスは満員を待たずに発車しました。
再び走り初めて国道152号線を北上します。
反対車線になりますが、
ドキッとしますね。
信号が無い、交差点がない、住宅もない、障害物もない、ほぼ直線の道路。
ついついスピードを出しすぎてしまいますが、気を付けましょう。
一時停止の所でも徐行はするけど、キッチリ止まって行くドライバーは少ないように思います。
でも私は、踏切や一時停止場所では必ず停止線の直前でカッチリと止まります。
交通規則を守るとか、安全運転というよりも、おまわりのヤローどもはどこに隠れて見ていやがるのかわからないので、捕まりたくないという気持ちで止まっています。
それが結局は安全運転になっているわけですが。
後半はほぼノンストップで走りまくって終点間近の杖突峠です。
展望台に登ると眼下には茅野市の町並みと、左には諏訪湖が見えて来ました。
いよいよ終点。
いや~、ひとり旅もいいものですね。
またチャンスがあったらひとりで気ままにドライブにしたいです。
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Posted at
2015/09/02 15:28:56