
みなさん、こんにちは!
2月に入り仕事でアップアップでしたが、やっと一段落。ということで久しぶりのブログアップ(笑)です。
14日、みかりん☆さんご夫妻とW夫婦で楽しいドライブに出かけてきました。
事前の場所決めで無理を言って「熊野に行きたい」とみかりんさんにお願いしたところ、熊野三山すべてを巡るコースを組んでいただきました。訪れた場所のほとんどが世界遺産でした。
「熊野本宮大社」「熊野速玉(はやたま)大社」「熊野那智大社」の3社を「熊野三山」と呼びます。和歌山県の南東部にそれぞれ20~40㎞の距離を隔てて位置しており「熊野古道(熊野参詣道)中辺路」によって、お互いに結ばれています。タイトル画像は本宮旧社地にそびえ立つ日本一巨大な鳥居とV40を絡めたショットです。
南紀方面へは高速がだいぶ繋がったと聞いていましたが、所要時間がつかめないため朝7時に亀山PAで待ち合わせました。が、夏靴一本勝負で路肩に雪を見ながらの緊張ドライブのせい?かPA入り口を通過してしまい次の安濃(あのう)SAに変更してもらいました。初っぱなからご迷惑をかけてスミマセン(^^;)

伊勢自動車道から初めて紀勢自動車道に入りました。現在は尾鷲北ICまで繋がっており片側1車線ですが渋滞もなくすんなりと行けました。いったん下道を走りますが3kmほどで直ぐに尾鷲南ICから熊野尾鷲道路に入れます。そして終点の熊野大泊ICを降りると直ぐに第一目的地の「鬼ヶ城」に到着です。安濃SAから約1時間30分です。


鬼ヶ城は三重県熊野市木本町にある海岸景勝地で国の名勝の一部です。 熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が、地震による隆起によって階段状に並び熊野灘に面して約1km続き、志摩半島からのリアス式海岸の最南端です。写真の洞窟の先から眺めた海は朝日を反射した水平線が広がりとても綺麗でした。

景観を楽しんで、いよいよ和歌山新宮に向かいます。昔は国道42号しかなかったようですが、紀宝バイパスが全線開通したため、三重・和歌山をつなぐ新熊野大橋までは一気です。ただし、この橋通過はやや渋滞します。

橋を渡って直ぐに右に折れて熊野速玉大社に到着です。熊野川河口に鎮座し、境内には神木とされる天然記念物の「ナギの木」の大樹があります。現在の社殿は明治16年9月に炎上し、その後再建されたものだそうです。

当日は天気も良く透き通るような青空、温暖な気候のためか木の緑も濃く、そして朱色に輝く社殿の組み合わせが本当に綺麗でした。

そしてお楽しみのランチは紀伊勝浦の
竹原へ。
こまでも那智勝浦道路という自動車専用道路が整備されており、スムーズに到着。超人気店のようですが、着いた時間が開店5分前だったので一番乗りでした。目立つように?唯一赤字で書かれた「名物まぐろ定食(1620円)」を4人とも注文。まぐろは厚切りでとても美味しかったです。私たちが食事を終える頃には満席となりました。

そしてお隣太地町の燈明崎(とうみょうざき)に向かいました。太地湾の東にある岬で、古くから航海の目印とされていたそうで、捕鯨が盛んなころには沖にやって来る鯨の群れを見張る山見台が置かれていて、写真はその跡に登り撮影しました。

ここで下の海の水を見て、あまりの綺麗さに驚きました。かなり上から見ているのですが底がはっきり見えます。この岬とくじら博物館のハイドラバッジをゲットしましたが、落合博満野球記念館はパスしました(笑)

そして那智山へ向かいます。ここは那智滝、熊野那智大社が隣接しており、それぞれ階段の上り下りがあって回り方が難しいのですが、さすがみかりんさんのご主人!中間地点の駐車場に迷わず駐めました。両方巡ると「なるほど」です。V40越しの那智滝も素敵です。

まずは熊野那智大社に向かいます。入口の鳥居をくぐると待ってました?の長い階段。W夫婦ドライブには欠かせないハードルです(笑)

那智山の中腹に鎮座し、那智大滝(那智の滝)に対する原始の自然崇拝を起源とする神社です。階段を上りきってゼイゼイしている私にとって社殿は写真以上に美しく見えました(笑)

青岸渡寺本堂後方の三重の塔と那智滝を絡めた「お約束ショット」です。ここからはひたすら下って那智滝に向かいます。

那智滝は石英斑岩からなるほとんど垂直の断崖に沿って落下し、落ち口の幅13m、滝壺までの落差は133mで一段の滝としては落差日本一です。日本三名瀑の一つとして華厳の滝とともに不動の存在ですが、私個人の感想としては華厳の滝より臨場感があり迫力が伝わってきます。

御瀧拝所までの入場料を払い「延命長寿の水」をいただきました。長生きできるかな・・と思いつつ最後の難関の階段を上って駐車場に戻りました。那智大社まではひたすら上り、滝はひたすら下って帰りは上り。中間地点に駐めた理由はここにあります。

そして最終目的地の熊野本宮大社へ。車での移動は現在、熊野大橋まで戻って熊野川沿いをひたすら走るしかありません。道は空いていましたが1時間強かかりました。熊野三山の中でもとりわけ古式床しい雰囲気を漂わせる聖地です。

本宮では八咫烏(やたがらす)の紋章が目立ちます。八咫烏とは熊野の大神(素盞鳴尊)のお仕えで、日本を統一した神武天皇を大和の橿原まで先導したという故事に習い、導きの神として篤い信仰があるそうです。サッカー協会のマークにも使われており、天武天王の故事に習い、 よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められているそうです。ここには黒い丸ポストが設置されており、投函すると八咫スタンプを押印してくれるそうです。

門をくぐって、向かって左手の社殿が牟須美(むすみ)・速玉(はやたま)の両神。中央は主神の家津美御子神(けつみみこのかみ)。そして右手は天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。一応すべて参拝しました。社は「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にあったのですが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた社を移築したものです。

そしてその大斎原へ向かいました。現在そびえたつ鳥居は高さ35m、幅約42mもあり日本一の大きさです。鳥居の後ろが旧社地です。思ったより人が少ないこともあり、ベストショットが撮れました(^^)v

16時近くになり帰路に着きました。またまた熊野大橋に戻り42号線へ。海沿いにはパームツリーが散見でき、南紀の暖かさを改めて感じます。距離はありますが亀ちゃんとのランデブーは下道でも高速でも、いつも楽しく疲れを感じません。

ここまで来たら夕食もご一緒にということで四日市ICまで一気!この日は奇跡的に亀山-鈴鹿間の渋滞にもはまらず、
「キャナリィロウ」というイタリアンのお店でパスタディナーをいただきました。前菜はバイキング、カルボナーラの盛りつけ実演、ピザ、ケーキと至れり尽くせり。そして何よりも「次回はここに」など楽しいお話。9時ごろに名残惜しくも無事解散となりました。朝から15時間、私の走行距離は560kmとハードな日帰りツーリングでしたが、本当に充実した1日となりました。
みかりんさんご夫妻にはお世話になりっぱなしで本当に感謝です。
また是非ご一緒によろしくお願いしますm(_ _)m
みかりん☆さんのブログもどうぞ!
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VOLVO22 | 日記
Posted at
2015/02/15 20:31:22