最近寒い日が多いですね、そんな中今日は暖かい
車をいじるには良い日かと思います
さて、今日は今年最後のオイル交換をします
前回の交換から2000㎞弱と少々距離は短いですが、今年も1年間頑張って走ってくれた愛車の為にも交換しておきます
まずはエンジンオイル
何時も通り下抜きします
この時期はあまりオイルも熱くなりませんね
距離が短いだけに汚れはそんなにないですね
だけど色の感じがいつもと違う、モリブデン系の添加剤を入れたからだと思われる
エレメントも確認、特に異物はなし
問題はないでしょう
今回使うオイル等はこちら
エンジンオイル BARDAHL XTC S9 5W-50 SN/CF
オイルフィルター NISMO 15208-RN021
試しにニスモのを買ってみました
元のよりだいぶ小さいですが、取り付け部のネジ、パッキン等は同じです
レンチはΦ65とΦ79.5なので全くの別物
細い、そして短い
でもRB26で使えるぐらいなので、A12でもいいのでは?
自己責任ですけどw
ん~小さい
添加剤をオイルにまぜまぜ
エンジンへ入れる
オイル量OK
お次はデフオイル
マイカーは機械式LSD搭載なので、エンジンオイル交換2回に1回変えます
多少の手間と維持費がかかっても、それ以上の価値があると思う
こいつがあると坂道でアクセルが踏めるんですよ!
特に未舗装路で効果抜群
フィラーを緩めてから、ドレンを外します
パット見は汚れていない
トレイに出してもそんなでもない
当たりはついたのかな?
ドレンプラグを閉めて、オイルを入れる
オイルは何時もの日産純正
フィラーも閉めたら完成
マイカーはノーマル車高なので潜るのも楽でいいです
さて、ここから少しネタ話~
エンジン改造とオイルについて
最近のエンジンって省燃費とかオイルのロングライフ化等の意味でもいろいろと改良されているかと思います
それ以外でもあると思いますが、昔のと構造上大きな違いってありますよね
一つはフリクションロスとかにかかわる所、極圧を受けるところを無くすとか
その中で今まで感じてきたことの一つに、カムや補器の駆動方法があります
最近のエンジンって、歯車ってほとんど使いませんよね?
騒音の意味などもあると思いますが、明らかに歯車でつないだ方が簡単で信頼性が高いと思うような距離でも、今では避けられている様に感じます
もしかしたら、オイルへの負担を減らすために、境界潤滑を必要とする歯車は少ない方がいいのかもしれません、歯車の潤滑って意外と大変なんですよね
この辺のことは、技術者の人に聞いてみたいです
前置きはこの辺にして、エンジン改造とオイルの話にしましょう
今回の注目は、エンジン内部の歯車について
A型エンジンには2か所に歯車が使われています
一つ目は
カムからデスビを駆動するところ
もう一つはカムからオイルポンプを駆動するところ
つまりはカムシャフトからデスビとオイルポンプを駆動している訳です
この歯車、ねじ歯車というのですが、強度や耐久性的にあまり使いたい機構ではないです
歯面が点接触なので、滑りが大きく、摩耗しやすい
つまりはオイルへの負担も大きい訳ですね
これが相手側のオイルポンプの歯車
使っているとこそこそ摩耗するんですよこれが
意外と力がかかってるみたいです、デスビ側はそんなでも無いのに
なにが言いたいかというと、オイルポンプをやたらと高圧化したり
大容量にすると、歯車の摩耗が早くなるという訳です
この辺は改造するという意味では仕方がないことかと思います
なのでオイル交換は早めにして対応
ハイカム入れると、リフターが摩耗しやすくなるのと同じですね
L型エンジンも同じで
オイルポンプとデスビを駆動するスピンドルを回すのに使われています
L型のが摩耗は激しいです
ポンプの容量とか減速比を考えれば仕方が無いとは思うけど
これはかつてマイカーに使っていたスピンドルですが
大容量高圧のオイルポンプを使っていたため、摩耗が早かったです
なのでL28制作時に圧力を落としました
やはりレース用と同じ考えでストリートはやらない方がいいです
部品への負担を減らして、耐久性を確保するのも重要かと
そうすればオイルへの負担も減るはず
もしくはオイルに頼るとか
Posted at 2021/12/30 23:50:36 | |
トラックバック(0) | クルマ