今回のネタ
旧車によくある?フルトラ+CDIの組み合わせ時のトラブルチェック
旧車乗りで、オリジナルのケタリング式(ポイント式)で乗っている方はそんなに多くは無いのではないのでしょうか?
私自身はほぼ乗ったことは無いです、トラブルや調整が面倒なのでw
速攻でフルトラやフルトラ+CDIに交換してしまいます
これが最良かと言うと一概には言えませんが、定番ではあるでしょう
当然半導体を使用していますので、壊れる時は簡単に壊れます
今回はLumenitionの光学式とMSDの6Aを組み合わせたと仮定して、簡易的に原因を特定する方法を考えていきます
最初に考えるのは、点火系の回路をどのように繋ぐか?からです
今回はこのようにします、6Aは半導体スイッチを持っていて本来このように繋ぐ必要はありませんが
オルタの電源の回り込みや、暗電流、点火系の電源を分離する意味から
リレーを使ってバッテリーから単独で、独立して引き直します
今回は簡略化のためにヒューズとノイズサプレッサーを書いていませんが、当然付けるべきでしょう
また必要に応じてタコアダプターも付けることもあるでしょう
電源や配線が正常であるかから調べてみましょう
まず初めに、①アースの部分のテストをしておきます
テスターでバッテリー端子と①部分のすべての接点が導通することを確認する
アースがしっかりしていないとまともに動くはずがありません
次は③の部分、+側電源をテストしてみましょう
イグニッションスイッチをONの位置にセットして、①と③の間の電圧が12V(バッテリー電圧とほぼ同等)であるか確認する
ここに電圧が掛かっていないと動きません
次はイグニッションスイッチをstart位置にして、同じく①と③の間を測る
繋ぎ方にやトラブルによってはONの時は問題なくても、start時だけ問題が起きることもある
ここで電圧が掛からない場合は④の部分もテストしてみましょう
ここまでで問題がなければ、電源は問題ないでしょう
次はフルトラ側をテストしてみましょう、フルトラの出力は今回の回路では紫色の線になります
イグニッションスイッチをstartの位置にして①と②の間の電圧を測ります
12Vと0Vを繰り返しに表示すれば問題ないでしょう
次は6A側のテストをする、白色の線がアンプからの信号を受け取る線になります
一度切り離し、①アースと②白色の線を接触させオンオフさせましょう
オフした瞬間に火花が飛ぶはずで、プラグを取り外し確認してみましょう
簡単にですが、、このテストで 電源 フルトラ CDI のどれに問題があるか判別できるはずです
少しはトラブル時の参考にはなるかと思う
Posted at 2023/08/23 23:37:49 | |
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