2015年01月16日
私事で恐縮ですがふた月前に誕生日を迎え62歳となりました。昔転移がんで死にかけましたが今は健康です。ワタクシには以前から心に決めていることがあります。それは古稀(70歳)を迎えたら運転に自信があっても運転免許を返上することです。引き算するとあと8年しか残っていません、車の運転を楽しめる時間が、です。もっともそれすらもし古稀まで生きることが出来れば、の仮定を満たせばの話ですが。ここまで生きると何となく見えてくることがあります。それは誰でも例外なく時が来ればいなくなるということです。どんなに健康でも裕福でも立派でも知恵があっても人間には寿命という制限があり、古来これを逃れた人は一人もいません。なので人は年を重ねると引き算で生きるようになります。これをするのもあと何年、と言う風に。 今風の言い方なら「カウントダウン」です。例えば70歳になって美味しいものを食べて楽しめるでしょうか?旨味を感じる舌の味蕾の数は年齢と共に減少してゆくのでどうせなら還暦前後の今のうちにウマイものを堪能しておいた方が得です(あ~やっぱりそれが出たナ)。ずっと先の話ですが70になって頂く珍味美味の感動は今ほどではないでしょう、もしまだ健啖家でいられて食べられたらの話ですが。
クルマの運転も同じです。加齢による反射神経の衰えは誰にでも平等にやって来るし例外は無いでしょう。私はある程度以上の高齢者の方は自動車の運転をやめるべきだと考えます、ひとつ間違えると凶器になるものですから。ただ問題は一概に年齢で線引きが出来無いことでしょう。そこで自分で自分に引いたリミットが古稀でした。8年など過ぎてしまえばあっという間に迎える日かもしれません。公共交通の発達した都市に住まう身なので以後すべての移動をバス、タクシーや電車に委ねてしまえる環境に感謝して毎日を過ごすと思います。 とにかく今は行動の基本がカウントダウンの引き算人生となっていることにいつしか気付いた(定年退職以来?)SamSの独り言でした。なので今後クルマも思い切ってスポーティなヤツに乗ることもあるかもしれません、何しろ自分に残された時間がたった8年なので。笑)
......あ、今のところnarrow Porscheなんかもロック・オンしてたりします。爆) 最新型のケイマンも実に魅力的ですが、今の自分に似合うのはむしろ数十年の時を経て尚かつ丁寧に手入れがなされた個体なのかもしれません。もっとも別名が"widow maker"(後家製造車)なのでカミさんを嘆かせないような運転をする必要がありますけど。かぶと虫と同じ「バタバタバタ」という例の空冷ボクサーエンジン音が、ああ実に懐かしいゾ.... 長文大変失礼しました。
今回よりたまに書くマジな自分の意見表明を「独り言」として独立させてみました。無論のこと、異論正論反論何でも大歓迎です。実は唯の年寄りの繰り言なんですが。汗)
業務連絡あり。↓
1月25日(日)19時 横浜大桟橋有料駐車場奥
Posted at 2015/01/16 17:26:24 | |
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