ついに海外ではC43も発表され今後の行方が悩ましいAMGですが、先日のブログ(1/22付けの
ドイツ商法?)に寄せられたコメントやその後の海外の反応を基にして現在までをアップデートしてみました。先の拙文と比べながらお読み頂ければより分かりやすいと思います。まだ正式に確認された訳でも無く、あれは反応を見るための会社からの「観測気球」であった可能性すらありますが心配された拒否反応はどうやらあまり目立たなかったようです。なお長文となったため3回に分けて掲載します。
現状でAMG信者を分類するとこうなります。↓
1.
AMG原理主義派 ラジカルで純粋?
(エンジンは独アファルターバッハにあるAMG本社内の工場製に限る。これ以外はAMGとは認めんゾ。→45シリーズはAMGじゃないぜ)
2.
AMG中道穏健派 まあまあ内輪の喧嘩は止めようぜ....
(ワンマン・ワンエンジンの車だけがAMGと名乗れるゾ。→昨年前半までのシリーズ全車)
3.
AMG大乗仏教派 何でもありだってば!
(は?何言ってんのメルセデスがAMGバッジ付けた車は全部AMGでしょ! →今後のシリーズは全車がそうなります)
えーと、宗教でも御教えでも何でも良いのですがとにかく「
AMG教」を広く布教する時に一体どんな方針(ポリシー)でやって行くかを決めるのが本部です。宗教だと権威が集まっている処で、会社だと重役が集まってポリシーを決定する役員会などがそれに当たると思って下さい。報道が正しければ今後のメルセデスの方針は前述の拡大解釈(大乗仏教)派が唱えるポリシーに基づくということです。これが最終決定であればそれ以外は単に「異端派」と見なされ弾圧すら受けかねませんが、複数の解釈が存在する余地を残せば矛盾が拡がってゆき会社や宗教の存続にとってリスクとなります。ラジカルな原理主義者はテロに走ることによってのみ自分の主義主張の正当性をアピールするしかなくなるでしょう(おぃ)。
現在のアラブの神様の御教えでもあれだけ「正統」の解釈が分かれてしまいスンニ派とシーア派が相争っていることを思い出すだけで皆様には事態の難しさが容易にお分かりでしょう。今後は広く衆生を救うことを打ち出していろいろな人を
AMG教というキャパの広い乗り物に乗せてしまおう(これ即ち
大乗仏教の教え)、これで貴方を極楽浄土、第七天国、ヴァルハラと呼び名はいろいろあれどAMGの楽園まで運んで差し上げようとポリシーを決めたということです。ちょっとどうかとも思いますが布教自体は上手く行きそうですね。(^0^;)
(この項続く)
Posted at 2016/03/19 19:09:40 | |
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