
ニュージーランド(長いので以後は
NZと略)は北島と南島に分かれた国で北島にはオークランド(前首都)やウェリントン(現首都)など海沿いの都市に人口が集中し、南島は人口密度が薄く自然が豊かな土地です。緯度で言えばオークランドが宇都宮、南島は北海道くらいに当たります。南半球では季節が逆ですから今は厳冬期を過ぎて春を待つ頃です。南島には富士山ほどの高さの山マウント・クックもありアルプスと呼ぶ中央山脈は今は雪で真っ白です(図参照)。おいおい説明してゆきますが日本と同じ左側通行の国です。
炎熱の夕日に映える搭乗機@成田出発時↓

さて飛行機は出発の翌早朝に
オークランドに到着し出迎えの旅行会社の人の案内で国内線に乗り換えです。空港は海岸の間際にあり緑の多い都市でした。エアNZがフラッグ・キャリアで日本からの直行便はこれのみ(ANAとコードシェア)で競争がないから旅行代が隣の豪州よりずっと高いです、トホホ.....(昔は豪州もそうでしたが今は直行便が入り乱れ競争激化で大幅に飛行機代が低下しました)
朝の冷気に映える搭乗機@到着時↓

乗り換えた国内線はエアバスA320で座席は前から7列目という好位置でエンジン位置よりも前なので音が気になりません。シートは全席本革張りで日本だとプレミアム・シートに相当? 離陸して暫く飛んでいるとやがて機は南島に入り背の高いアルプス山脈が南北に走っているので真っ白に雪を冠した山並みが下方に見えて来ました。

徐々にこんな景色が見えてきた。↓

SamSはNZ到着時に機内で半袖シャツにL.L.ビーンのシェルジャケットとカンタベリーのスエットを出して着込んでます。外気温が5~6度でしたが出発時は37度の日でしたから全く真逆の世界です。(^0^;)
やがて我々は無事に南島最大の都市
クライストチャーチ(それでも人口45万だゾ)に到着しました。何年か前の大地震で邦人の方にも犠牲者が出ました。NZも日本のように火山活動やプレートの移動で地殻変動の歪みの貯まり易い場所にあります。隣の豪州は古くから地殻の安定した場所ですが.... 出迎えてくれた旅行会社の方の話では北島より物価も安く人もノンビリした気質でとても暮らしやすいそうですが復興はまだ道半ばだとか。本日の客は我々だけで彼のトヨタ車も貸し切り状態でここから200キロ以上離れた山の中まで送ってくれる間にイロイロと話を聞けました。最近は無差別テロが怖くて欧州から旅行先をNZに替える人も増えているそうです。
ここで彼から教えてもらった
NZの仰天交通規則をちょっと披露します。↓
まず
線路を渡る時に車は一時停止が不要です(マジですか)。その訳は鉄道網が発達しているわけではないから(スゲー理由だゾ)。あ、でも
街中は歩行者優先が行き届いています。いつもちゃんと車が停まってくれました。(^▽^)
NZ仰天交通規則その2
市街地を出ると制限速度が100㌔/mなので楽に飛ばせます。雄大な景色なので飛ばしても速度感がまるでありません。だって平気で10㌔先の山々まで見えるんですから.....平地だとどうしても
直線道路なので居眠り事故も多そうでした。平地は田園風景の連続で日本だと北海道の風景に似ています。(続く)
Posted at 2016/08/27 21:54:38 | |
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NZ | 日記