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2016年09月02日 イイね!

無常な日常(行ってきましたニュージーランド・Day2-3)

無常な日常(行ってきましたニュージーランド・Day2-3)さてNZ滞在2日目はテカポ湖から世界遺産のマウント・クック(NZ最高峰/3724M)までのバス移動です。約2時間の旅ですが現地のバスツアー(GreatSights社催行)を日本の旅行会社が買って組み込んでいるようです。バス運転手がマイクで解説(英語)をしながらのツアーで邦人の添乗員が乗って我々だけにヘッドホン経由で訳してくれます。我々親子は英語でも可ですが日本語なら聞き逃す事も無いのでやはり便利かな。本日のバスで日本人乗客は私達親子を除けばもう一人乗っているだけでほぼ貸し切りです。
泊まったリゾートホテルからテカポ湖を望む。ここの朝食ビュッフェは絶品でした。↓

これで見納めの景色。今朝も良い天気だ。

所々でカメラ休憩でバスを停めてくれましたがその時にも女性の添乗員がサービスたっぷりにカメラのシャッターを押してくれます。

バスの中から遠くに何か白いものがちらっと見えた。

ズームしてみると雪を被った山脈だった。

メチャ雄大な景色でした。

 昨日のテカポ湖を後にしてすぐ見えて来たのが隣のプカキ湖(Lake Pukaki)でこれが実にデカイ! そして湖の色が五色沼みたいな色でミルキーブルーです。これはロック・フラワー(rock flour)といって流入する川の中で岩が砕かれて細かい粒子となり水に色を付けてしまう現象で実に神秘的な色です。湖面には濃い霧も湧いてます。

遠くの真っ白い雪山とスカイブルーの青空と絵の具を溶かしたようなミルキーブルーの湖の色のコントラストが絶妙でした。

これが典型的な氷河地形で奥がU字型に抉(えぐ)れていて最奥部に氷河が残る。十万年前はこの辺り全部が氷で埋め尽くされていた訳です(何と!)。
今まで進んできた国道8号線から分かれ湖沿いの国道80号線を更に北に進み目指すThe Hermitage(ハーミテージ・ホテル)に到着したのは昼過ぎでした。ここは本格的な山岳リゾートホテルで日本で言えば上高地帝国ホテルでしょうか、元々は富裕層の夏の避暑地でアオラキ/マウント・クック国立公園の中にある世界的に有名な絶景ホテルです。我々が泊まったのはその新館プレミアムルーム(9階)で目前に雪化粧したマウント・クックと周りの山々が見えています。

まさに絶景が眼前に.....

ここにして良かった......幸せ。

これに匹敵する景色は欧アルプス・モンブランの山岳ホテルくらいでしょう。翌昼バスに乗るまでずっとこの雪の山々を眼前に眺めていました。宿泊先をちょい贅沢なチョイスにしておいて本当に良かったです。娘の卒業記念だけに良い思い出になりました。
 さて部屋でひと息入れていると電話が掛かってきました。取ると現地日本人ガイドの方からで本来は翌日午前中に半日トレッキングの予定が入っていたのですがどうも明日は雲が多くなりそうで到着すぐで恐縮ですが今から如何でしょうか?との由。断る理由はないし雨の中を歩くのも泥だらけになって大変なので快諾しホテルのカフェで待ち合わせることとして遅めの軽ランチを取っていると現れたのが40代の男性でここに暮らして15年というガイドさん。カフェの階下はヒラリー卿の博物館になっている。このセスナで氷河中腹まで行ったらしい。

例によって客は我々親子だけで完全な貸し切りです。(夏は観光客が押し寄せるが今はヒマだそうです) 彼にガイドを頼み途中まで車に乗って駐車場からトレッキング開始です。一番奥がマウント・クックでここはかなり登った地点。この先に最後の氷河湖がある。

時刻は午後3時過ぎで持ち物はカメラくらい、スイスイ歩けます。ガイドさんから山のことをイロイロ教えてもらい、ここに棲む野生動物のことなども歩きながらレクチャーを受けました。

避難小屋(Shelter)から眺めたマウント・クックですが窓がマンマ写真のフレームとなってます。(*^▽^*)

来し方を振り返ると数㌔先に我々のホテルが小さく見えた。
彼が初めてここに来た15年前、氷河(Glacier)は近くまで押し寄せていたそうですが今ではかなり後退して見た処わずかに山にへばりついている程度にまで減ってしまってます。氷河が押しのけて出来た土手をモレーン(Moraine/堆石)というそうですが彼が指したものは巨大な石で出来た土手状の高台、いやはや雄大なことです。そう言えば昨日のテカポ湖もプカキ湖も氷河の跡に水が貯まった氷河湖(Glacier lake)でなんとも大規模な話です。地図を見れば長方形だったりしますからすぐ分かりタモリさんなら一目で言い当てそうです。プカキ湖とテカポ湖水系のダムだけで南島の水力発電の半分を占めるそうで余剰電力は海底ケーブルで北島に送られているとか。
 さて山を歩いている内に日没となりました。山の稜線が高いのですぐに日が落ちます。まだ4時前ですが向こうに見えるマウント・クックは燦々と日の光を受けたままでまだまだ1時間以上は眩しいままでしょう。こちらはそろそろ引き返しましょうということになり、元来た道を戻ります。しかし日本では3000㍍くらいまで登らないとお目に掛かれない地形がホテルから少し歩いた程度で見られるのは大きなメリットであり観光資源です。まだ気温は下がらず風も皆無で絶好のトレッキング日和だったのは幸いです。(確かに翌日は雲が出て来ていました) 日没は過ぎましたがまだまだ空は日の残りで明るくホテルに戻った時にようやく薄暗くなるところでした。ガイドさんに感謝して分かれました。

 夕飯はホテルのレストランでビュッフェ、天井が高いので明日の朝は山々が目の前に迫る席で朝食を頂けそうです。前菜の皿。↓

料理はどれも美味で種類も多くシェフが切り分けてくれるSouthern beef(南島牛/アンガスビーフ)のローストは絶品の出来でした。こちらは肉と温野菜の皿。↓

デザートも沢山あってどれもとても美味しかったです。満腹になって部屋に戻りNHKテレビを付けると子供番組だったのでローカルのTV局(Ch.1-3)を見ました。NZ滞在2日目(旅程3日目)はこうして終わりました。明日はクイーンズタウン(Queenstown)へ向かいます。
Posted at 2016/09/02 23:26:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | NZ | 日記

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