
さて本日は午後に素晴らしいマウント・クックの景観を後にして300㌔くらい離れたワカティプ湖(Lake Wakatipu)に面した小さな町クイーンズタウンまでのバス道中です。午後ずっとバスに乗り詰めというのも大変ですが飽きさせない景観で助かりました。昨日と同じGreatSights社のバスで日本人添乗員による解説付きです。日本の旅行会社がNZの観光業者の提供するバスツアーを購入しているようです。ちゃんとそのようなシステムが確立しているのはツーリズム(観光業)に力を入れているNZという国のお陰でしょう。日本人旅行者はかなり減っていて(だって隣国の旅行者ばかりだゾ)過去の遺産のお陰でまだ日本人の添乗員が雇われていますがその内にChinese Speaking Staff(つまり中国語による解説がメインになるってこと)に取って代わられるでしょう、残念ながら。数年後にはヘッドフォンで聴けるのがマンダリン(中国語)になってるかな?(^0^;)

朝目覚めてこんな風景が部屋から望めるのが素晴らしい。本日は雲が多い。

これはやや暗く写ったがレストラン前の談話室でピアノあり。
順序が逆になりましたがホテルのレストランで頂いたビュッフェの朝食はやはり景色が抜群で食欲も進みました(おぃ)。なにしろ高い天井の大きく開いた硝子窓の外が全部絶景です。これならどんなマズイ飯でも極上になります(そういう言い方はマズイんじゃないか?)。パンケーキもヨーグルトも卵料理もハム&ソーセージも実に丁寧に出来ていましたのでお代わりもしちゃいました(おぃおぃ)。部屋に戻りスーツケースをバスに乗せる手配(baggage out)をしてチェックアウトしてから娘とホテルから歩いて少し下ったガバナーズ・ブッシュ(Governor's Bush)という山道にハイキングに出掛けました。 ホテル前庭より。↓ 後ろの新館に泊まって後悔無し。

ここから下りに入る。反対側だがこちらも絵になる。↓

後ろを振り返りホテル全景を。

。元々トレッキングはこの時間でしたが前日にすませたので昨日ガイドさんから勧められたこの原生林(自然保全区)に登りました。ここだけが原生林のまま残されています。

山道は所々雪も残り滑らぬよう慎重に進みました。山の中では二人に出会っただけでした。地衣類とか羊歯(しだ)類、苔類が多かった。

木で日差しが遮られて歩くのは問題無い。

この薮は棘が実に痛そう。昨日のガイドさんの話では羊の毛が棘に引っかかってからって死ぬ事もあるので嫌われているらしい。↓

汗はかきましたが山の空気は清々しいものでした。2時間ちょっとの山歩きで元の道に出たのでホテルに戻る途中でこの村唯一のカフェ&バーを見つけて一休み、ここは地元山岳倶楽部の資料館にもなってました。

休憩所のサインに誘われてついフラフラと......

↑中はこんな感じ↓

フラット&ホワイト(珈琲)でひと息ついていると動くのが嫌になり、結局スープやBLTサンドなどを追加で注文してランチをここで取ってしまいました。

ここも景色が抜群ですがシーズンオフで客がほとんどいません。窓際にはこの二人と....

この二人だけ。↓

その後、隣にある観光案内所(展示がイロイロある)にも入って時間をつぶしながらバスの出発時間を待ちました。山の成り立ちや地形の展示。ここにも先に山が....

階下では昔の避難所の復元模型や登山の服装の展示などが......

最後にここから撮ったマウント・クックの様子。昨日歩いた場所からは見えない最高峰らしきピークが真ん中に見える。↓

ここから歩いてホテルに戻ります。

こうしてみると本当に素晴らしいホテルでした。絵になってるゾ!

バスは私達が泊まった新館ロビーから出ました。昨日とは別の日本人添乗員が乗車してました。ここからプカキ湖よりさらに大きな(長さが80㌔もある)ワカティプ湖畔にあるクイーンズタウン(Queenstown)まで4,5時間掛けての移動です。道中ドライバーが長い長い金掘りのことを唄った10番くらいまである歌を全部歌い終えて皆から拍手を受けたりしながら移り変わる外の景色を眺めてました。
指輪物語(The Lord of the Rings)とか派生の
ホビット・シリーズ(The Hobbit)、
ナルニア国物語などの雄大な景色はここNZで撮影されました。はるか遠くに雪を抱いた山々が見晴らせる風景は確かにスクリーンで見た様な気がします。但し本日はあまり湖のそばを通るということはなく延々と牧草地を見続けた気がします。国道8号線をバスは進み、途中クロムウェル/Cromwellという町で6号線に乗り換えてあとはそのままずっと一本道を進むと遠くにやっと街の灯が見えて来ました。山の上が明るく照らされているのは近くのスキー場のナイター照明(週末だけ営業)で日本からスノボで来る人もいます。やったー!遂にクイーンズタウンに着いたゾ。ホテルでは旅行会社の人が待っていてチェックイン代行をしてくれました(実は英語は問題ないんですが英語苦手デスてな顔で向こうの親切に答えた)。明日行く世界遺産ミルフォードサウンドの一日ツアーのチケットを渡されて当地のウマイ店を列挙したマップをもらい、オススメの店など教えてもらって帰って行きました。遅くまで待ってくれてどうもありがとー! 我々は寒い中を街に繰り出し教えてもらった美味しいシーフードのお店(歩いてすぐ)で夕食を頂きました。とても大きなサーモンステーキ(輪切りだがバカでかい)でした。養殖の鮭ですがカリカリに焼かれた皮がトロけるようなアブラが沢山乗った柔らかい身を守っています。ああ、もうその味といったら!!........(長くなるので以下略)
こうしてNZの3日目(旅程4日目)は終わりました。明日は早起きしてバスで300㌔弱離れた世界遺産ミルフォードサウンドへの日帰り往復旅行です(ひえ~!)。
Posted at 2016/09/06 18:52:25 | |
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NZ | 日記