SamSのブログ一覧

　昨日は喪中欠礼の葉書が届き驚きました。毎年一、二度は会っていたかつての勤務先の同業者の一人でSamSより4歳年長の先輩格の方の奥様からでした。その先輩は3月にお亡くなりになっていたそうです。


え？　そういえば今年は夏に招集のお声が掛からなかったゾ、と思い至りました。毎回その方が音頭を取って皆に声を掛け、大抵はSamSが頼まれて会場設営の責任を受けていたのです(単なる予約係です)。
今年はSamSと同年の元同業者が海外旅行中に重傷を負って現地で入院後帰国すぐ手術という経緯があったので彼に遠慮したのかと思ってましたが、その時には既にこの世の人ではなかったことになります。
早速彼に連絡を取るとまだ訃報を知らなかったので、より親密だった彼に奥様と連絡を取ってもらいました。
一寸複雑な事情がありここでは明かせませんが、先輩が亡くなった時には奥様が気が動転して友人達に連絡をする余裕が無かったみたいです。そのうち同年齢の彼と共に線香でもあげに行こうと思います。

今日になって先輩のFacebookにアクセスしてみると、そこには笑顔の写真が何事も無いかのように載っていました。
ただし自らの更新は昨年末で終わっていて、本年夏の誕生日に何も知らぬ友人達からハッピー・バースデイ！と書き込みが見られました。
SamSもイイね！を付けてました。(当然本人からのレスはありません)

何だかとても不思議な気分でした。私は今春既にお亡くなりになっていた方からの連絡を今夏ずっと待っていたのです。そしてFBにアクセスすれば先輩の笑顔がまだ其処にあるのです、まるで生きているかのように....私と友人と先輩の三人がハードロック・カフェで笑っている写真もトップに置いたまま。

ご家族の方が先輩のメールアカウント等は閉めた、と聞きましたがFBは閉め忘れたようです。引退後に自宅で学習塾を開き、毎週テニスクラブで汗を流していたエネルギッシュな先輩の突然の死はSamSには受け入れがたいのです。
確実に私の方が先に死ぬとばかり思ってました。


こうやって人は世の中からいなくなってゆくんだと、
否応なくこの世の無常を感じさせられた小寒い秋の日でした。