
本日はそれほど経済に詳しくない方を対象に、プロもしくはプロもどきが何に注目しているかの解説を大胆に試みます(^_-)-☆
プロの方々には笑って見逃して頂ければ幸いです(^0^;)
丁度正月なので今年投資家の注目する
レポートを一つご紹介します。
(1.64MBの大きなファイルなのでPC等で落としてご覧下さい↑)
表題を訳せば「今年のトップリスク」となり意味が分かりませんが、つまり今年起こりそうな出来事('risk'とあるのでホントは「起こってもらいたくない(けど起こりそうな)」が正しい)トップテンだと思って頂ければ良いでしょう。
各市場参加者は皆これに目を通した上で参加していますから、
共通認識となっている.....筈です。
つまりは
チャート上のクリティカル(チャート)・ポイントと同じ役目を果たしているものです。
これを知らずして取引を行ない損失を出されても笑われるだけでしょう(おぃ)。
発表したのは
ユーラシアグループで、発表翌日の3日の主要日刊紙上にこのトップテンリスクに言及した紙面も見受けられましたのでマイナーなものでなく、既に十分メジャーな媒体となっていると思います。
(駆け出し以上の投資家なら聞いたことがあるかもしれませんが、イアン・ブレマーという名前をご存じでなくとも気にする必要など全くありません)
レポートは英語なので各リスクの抄訳をお題目と超訳だけ。
(○○さん、ありがとうございます)
(1)
China loves a vacuum(中国は空白がお好き) 米国に代わり世界秩序構築に乗り出す
(2)
Accidents(偶然による事故) サイバー攻撃や北朝鮮情勢などで
(3)
Global tech cold war(ハイテク冷戦) AIやビッグデータの進展で覇権争い
(4)
Mexico(メキシコ) 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や大統領選が市場リスクに
(5)
US-Iran relations(米-イラン関係) 核合意の命運次第で地域危機にも
(6)
The erosion of institutions(空洞化する組織) 政府や官僚、メディアの信頼が低下
(7)
Protectionism 2.0(進化する保護主義) 農業や工業のほか、デジタル知財にも保護主義が拡大
(8)
United Kingdom(英国) EU離脱問題が内政にも影
(9)
Identity politics in southern Asia(南アジアのアイデンティティ・ポリティクス) イスラム主義や嫌中感情などの台頭
(10)
Africa’s security(アフリカの安全) テロや内戦への対応に国際社会が距離
詳しくは本文に当たって貰うこととしてまずはこれらが
今年市場参加者間で意識され共有されるリスクということになります。
ふーん、今メキシコがキナ臭いのか....とか今年英国のブレグジット交渉の前途は多難なんだなぁ....などを頭に入れておくかどうかで今年の投資実績が変化することは保証します。
例えば英国の変調の報に接した際に、先に動いた方が損失を最小限に留めることが出来て遅く反応するほど傷口を拡げることとなるかもしれません(あくまで可能性の話です)。
生き馬の目を抜く市場の動きの中では
レイト・カマー/late comer(遅参者)はカモられるだけの対象でしかありません。怖) 涙)
最後にある
Red Herringsとはトップテン入りはしなかったけれど十分心に留めておくべき事柄(リスク)で、
トランプ政権、ユーロ圏、ベネズエラの3つが挙げられています。
多分今年が株で儲ける最後の機会かと思いますので、お小遣いで相場を張りたい方は最低でも上のレポートを隅から隅までよく読んでおくことをオススメします。(PやFを手に入れられるカモ?)
なお、読んで意味が分からなかった方はそのまま忘れてしまって下さい。きっと幸せに暮らせます(*^▽^*)
注:相場の話なのであくまで自己責任(At Own Risk)
で願います。
Happy Profitable 2018 !! (儲けてチョ!)
Posted at 2018/01/08 22:54:14 | |
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