今日は娘の期末試験も終わったので三人で新橋にある第一ホテル東京のメイン・ダイニング「
アンシャンテ」でランチをしてきました。元々は小林一三のつくったホテルでここ新橋が本家、しかし戦後はずっとビジネスホテル指向で遅めにラグジャリー化を進めてバブルの崩壊に遭遇、結局2000年に倒産(ワタクシも株主でした)し、小林一三が創設した阪急電鉄傘下入りして現在に到ってますから
本卦還りですね。当時は接待することもあったので優待目当てで手当たり次第に株を買ってました、ハイ。汗) レストランはいくつかありますがメインのここはややクラシックで本格的な仏料理が楽しめます。バブル破裂以降は閑古鳥が鳴いてましたが最近はそこそこ客も戻りつつあるようで、今回は1年ぶりくらいの訪問です。先週予約を入れておいたのですが昼のピーク時でも席は少し空いていました。

ここは内装がマホガニーウッドのニス塗りで壁の鏡使いとともに落ち着いた空間を演出しています。近くの帝国ホテル地下のラ・ブラッセリーほどカジュアルではないのはさすがにメイン・ダイニングだからでしょう。サービススタッフは優秀でさりげなく客を見ていましたから気配りは一流ホテルのそれに近いでしょう。
メニューは前菜とメインを5種類くらいから選ぶのですがものにより追加料金も付きます。私は前菜にノルウェーサーモンのガトー仕立て、メインは豪州牛フィレのポアレにしました。家内と娘はメインが魚で大きな海老、帆立、飯蛸と鯛のグラタン仕立て(ウマそうだった)で見た目も量も十分でした。

前菜

魚のメイン

私のフィレ肉
供された皿は昔からの作法で作られた(新工夫がないとも言う)ものです。材料が良いのかどれも美味しく頂けました。

デザートが出ておしまいと言いたいところですがこの日はさらに追加でデザートのワゴンサービス!

手を抜いていないプチ・デザートが何種類も選び放題となります。

ドリンクも種類は替えられませんがお替わり自由です。

抹茶を使ったり苺を載せたりの小品を結局は5,6種類ほど頂いちゃいました。

細かいところまでよく作られています。

クレム・ド・ブリュレも旨かったしフランボアズのアイスも良かった....幸せな気分となり席を後にしました(ちと食べ過ぎた)。
そうだ、今度は久々に帝国ホテルを訪れてみようか。この歳になると行動が保守的になりクリスマス・イブに冒険(新しい店に行くこと)などは出来ません。そこで本日のように
十年来の定点観察地点を巡ることになりますが時々は新店を開発していかないとレパートリーが乏しいままになりますので悩む処です。Andaz(アンダーズ)とかの新ホテルも入ってはみたいのですが.....夜の食事はごく軽いものにします。皆様も良いクリスマスを。笑)
Posted at 2015/12/25 00:40:06 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記