本日のランチは
オーシャンズクラブ葉山まで遠征しました。大学卒業後に家を離れる予定の娘が
海の見える場所が良い、などとノタマワッタので。"┐( -""-)┌ ヤレヤレ"
名前に葉山がついてますが実は場所は
秋谷でそんな地名は初耳の方が多いでしょう。地元の人以外なら当然ですが、泉鏡花の「
草迷宮」は秋谷から話が始まります。幻想的な話なんですが昔はそれ程鄙(ひな)びた場所でした(明治時代の小説なので仮名遣いを読み下すのも大変ヨ)。実際の場所は関東百名山の最後、大楠山の麓、皆さんご存じ湘南国際村を下って海に突き当たったT字路を右折してすぐで実はこの辺はもう
横須賀市(葉山じゃない)。

昭和40年代の頃に外資系企業、特に独系の会社の保養所が増えました。普段はひっそりと寂れた海岸が週末になると金髪碧眼の背の高いYOUが多くなる、そんな場所にオーシャンズクラブ葉山はあります。みんカラだと恐らく逗子マリーナの某レストランの方が有名でしょうが、実は他にも良いレストランはイロイロあるのです。
長い前置きはそれくらいにしてレストランの中に話を進めます(SamSはすぐ説明したがるゾ)。

1階はエントランスでエレベーターで3階に上がります。海が良く見える窓際席に案内されました。

下に海岸が見えますが風が台風並みにあるので高い波が真っ白になり砕け散ります。外の木々の揺れ方からかなりの風(
強風警報+波浪警報発令中)ですが二重窓の防音は完璧で
室内はとても静かでした。

時々雲の切れ目から日の光が海面に届きます。

英語で
Angel's radder(天使の階段)と言いますが狙っても結局うまく撮れませんでした。食事中なので仕方ないです。

さて第一の皿は前菜でまるでパレットに絵を描いたような出来、ねっとりと美味しいノルウェーのスモークサーモンと鎌倉野菜の盛り合わせ。とてもカラフルに彩(いろど)られています。

お次は魚で鯛のポアレ、下にはラタトィユが敷いてあります。これを岩のりのクリームソースで食します。ふわり優しい味のソースでした。

サード・プレートは肉でイベリコ豚ロースのグリルと野菜の盛り合わせ。バルサミコ酢ではなくポルトワインベースの甘いソースが豚と実に良い組み合わせでした。薩摩芋もちゃんとブランデーで下処理をしているのでとても甘い出来です(お前さんは何でも甘けりゃ良いんだろ)。

最後のデザートは生チョコ、ナッツのアイスクリーム、そして桃のコンポートにカシスピューレ。娘の皿には"Happy Graduation!"(卒業オメデトー)の文字。
家内の話によると最近中井貴一がTV番組中ここで食事をしたらしい。丁度私達が座った席だったようだ。やれやれタレントの食レポに出てくるようでは店もスポイルされたかな?と思いましたがスタッフの躾が良かったのが救いでした。到着時も出発時もスタッフが入り口で出迎え&お見送りしてくれました。

サービスぶりも上々で、某マリーナのレストランよりイイんじゃないかと思います(恨みでもあるの?)。
波が風で飛ばされて内陸まで運ばれるのを
潮(しお/うしおとも)といい湘南にはつきものです。
海岸から数㌔離れても届きますからTVアンテナとか車はすぐに錆びてボロボロになります。潮には塩が含まれていて潮解性により空気中の湿気を吸って電解液となり錆を誘発します。ずっと以前は塗装技術も未発達だったので
湘南の車は5~6年でボンネットに穴が開きました。特にホ○ダとマ○ダの車は塗装が弱く最初に穴が開くとの定評がありました。今は各社カチオン電着塗装を採用し、しかも1ペイント(塗装)・1べーク(焼き)工程も増えたのでさすがにそのようなことは無いでしょうが。
本日のドライブで潮がMINIのボディにかなり付着しましたので帰路GSのノンブラシ・オート洗車の最上級版でオプションの下回りも追加して洗い流しました。半額券があって良かった.....笑)
ちなみにSamSは西湘バイパスのような
潮の飛ぶ道路は決して使いません。もう四半世紀以上通っていません。
本日も長いブログとなりましたが、ここまでのお付き合いどうもありがとうございました。m(._.)m
Posted at 2017/02/20 19:30:07 | |
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