• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

SamSのブログ一覧

2017年02月26日 イイね!

無常な日常(ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ・三上延/メディアワークス文庫)

無常な日常(ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ・三上延/メディアワークス文庫) 数日前の新聞にやっと7冊目(完結編)が登場との記事を見ました。今日本屋に行くと村上春樹氏の「騎士団長殺し」のハードカバー本が山積みでしたが文庫化を待つことにして本書を探すとすぐ見つかりました。

 文庫本書き下ろしという形式で発表され「栞子さんと果てない舞台」が今回の副題でついに完結ですが物語上の時間の経過はほんのちょっと(2011年の数ヶ月)です。その間にいろいろなエピソードが積み重ねられた訳で、ほぼ同時期に読み出した仁木英之氏の「僕僕先生」シリーズがほぼ同数の文庫数でこちらは近年一気に世界が広がった感があり、ますます話のスケールが大きくなったのと比べると対照的です。一言で言えば古書を巡る事件を解決するライトミステリに恋愛噺をミックスした若者向けの本で主人公の一人栞子さんが巨○という属性に惹かれて読み出しましたが(マジですか)実は超の付く天然でもう一人のバイトの主人公(俺)との恋仲の進行具合がじれったいほどゆっくりなんです。SamSなど「えい、もう早く押し倒してしまえ!」と何度心の中で叫んだことか(おぃ)..... 他にも同業者との競争や親子の相克などを話に絡ませて遂に本作で完結。
もっとも今後スピンオフ作品も考えているそうでSamSはフォローしませんでしたが以前テレビドラマ化されていて今度は実写とアニメの両方で映画化されるとか。(文庫の帯に書かれてました)
 
 実はワタクシもJR北鎌倉駅に乗った電車が到着すると、いつしか窓外を見やり栞子さんの座るビブリア古書堂をつい探してしまう一人であります。笑)
Posted at 2017/02/26 23:01:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2017年02月25日 イイね!

無常な日常(世田谷砧公園・続)

無常な日常(世田谷砧公園・続) 昨週に引き続き世田谷文学館主催の「夢と綺想の球体・澁澤龍彦」第3回に行くので本日はMINIで出掛けました。先週下調べして駐車場もキャパに問題無いのを確認済みで楽に美術館の駐車場に停められました。急いでレストランに向かうと昼時で既に7~8人が行列待ち、しかし丁度入れ替え時だったのかやがて呼ばれて窓際席に。
先週が初会、そして今回無事に裏を返したことになるので次回はいよいよ....(もうその話はよせ)
 失礼しました、今日は娘も私もシェフのオススメメニューを選び、待つことしばし前菜が到着、ザワークラウトやらピクルスとポテトと白身魚をリエットのようにしたモノ(すみません、名前忘れました)。

つけ合わせのカリカリのパンに塗って頂きます。しっとりした食感がパリッとしたパンと合って口の中に味が広がります。

メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮込みでここの定番みたいです。長い間煮込んであり、切るのにナイフなど全く不要で舌の上で溶ける感覚です。

あとは飲み物とプチ・デザートのマカロン。イチゴ味でした。

 さて腹を満たした後は渡り廊下を通って美術館の講堂に向かいます。本日の講師は女流作家の中沢けいさん。SamSはよく知らないので娘に聞くと中学受験の入試に出るので読んだそうです。後で調べたら松浦理英子氏(親指Pの修業時代等)、山田詠美氏(ベッドタイムアイズ等)、川上弘美氏(神様、蛇を踏む等)と同世代だったんですね。以上挙げた作家は皆澁澤龍彦氏の影響を受けているそうです。日常と幻想が入り交じる川上作品、サド/マゾを描く山田作品などは明白だそうです。ついでに挙げた伊藤比呂美氏は最新刊の「切腹考」で松浦作品同様に中沢氏はエロスとタナトスの関連に触れてました(格調高すぎてSamSにはよく理解出来なかったゾ)。SamSとしてはずっと昔にサド作品の翻訳を巡りわいせつ裁判で負けたことくらいしか思い浮かばなかったんですけど、何でもありの今の世の中ならどこをどう間違っても敗訴の可能性などなさそうなのできっと時代が悪かったのでしょう。なかなか聞いて面白い講演でした、しかし恐るべし世田谷区の文化の高さ、お隣さんですが時々はお邪魔させて下さい。

 その後でまた公園内をのんびり散歩しました。写真は付けませんが先週コメントでクレームの付いた庭園内の芸術作品もじっくりと拝見しました(アレだよ)。さらに足を伸ばして公園の一番奥のバード・サンクチュアリまで足を伸ばしましたが水場の見える小さな観察場が設けられています。大田区の野鳥公園と比べると数分の一のサイズですがアオサギなどが羽を休めていました。

ここを占拠していたのがトリ撮りのおじさん達で邪魔そうな目で見られたのですぐ撤退しました。

隣では一面に菜の花が咲いていました。

公園内には幹周りが3メートル以上の巨木が多く、遠くからも目立ちます。
イイですね~、SamSは巨○(アナタの好きな一字を入れて下さい)等の言葉が好きです、根っこ以外なら何でも好ましいゾ(コンプレックスあるの?)。
ちなみに結構巨木の桜が多かったのでひと月後にはここはスゴイことになっていそうです。

先週見た色とりどりの梅の花はもうお仕舞いでした。

本日も皆様におかれましては最後まで格調高くお付き合い頂きましてありがとうございました。(SamSはちっとも格調高くなかったゾ)
Posted at 2017/02/25 19:58:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2017年02月23日 イイね!

無常な日常(MINI一年点検)

無常な日常(MINI一年点検) 本日の一年点検に備えてSamSは先週からMyMINIに乗り出しました。
昼に家を出てみなとみらいのMINIへ行き一年点検を受けてきましたが特筆することもなく終了。前後ワイパーを交換してもらい、オイル交換、タイヤの前後ローテーションを済ませて必要なさそうな燃料添加剤をお付き合いで入れてお仕舞いで3時間ほどで運転チェックと洗車まで終えました。TLCで払ったのは添加剤代金のみ。呆れるほど遅れる時計を半年点検でGPS連動にしてもらいましたが今日確かめた結果ECUアップデートは来ていないそうですからそのまま。次の点検まで主要アップデートが来なければECUは放っておきます。しかしCLAはラジオの時報と同時に時計の分が変わりますがMINIだと例えば3時の時報をラジオで聞いた時の時刻は3:01になっているのが解せません。本当にGPS連動と言えるのでしょうか?(まぁ良いじゃないですか、そのくらい)

 クルマをMyDに置いて皆でランドマークまで歩き良く行くシェフズ・Vへ行きかけましたが先日もランチに来たのでさすがに今日は違う場所を探し、選んだのが「ハードロック・カフェ」。懐かしい名前ですが平日に行くとリーズナブルな値段のランチセットがあります。ずっと来ていなかった娘が入りたいと言い出しSamSは喜んで。笑) 一番奥の方の席まで案内されました。ユニフォームの黒いミニの尾根遺産が注文を取りに来てSamSは思わず鼻の下が伸びます(こらこら)。二人はビーフハンバーグ、SamSはハンバーガーを注文しました。私のはチキンをフライにしてタルタルソースをぶっ掛けてトマトとオニオンを挟んだモノ、これにフレンチフライという実にアメリカンでジャンキーなフードです。

これが元病人の食事とはとても思えませんね(胃腸は丈夫なワタクシ)。店内は相変わらず大音量のロック演奏が掛かりやかましいのですがハードロック・カフェはこうでなくてはいけません。
 たまに食べるジャンキーな食事は普段美食に飽きたSamSには丁度良い日常のエッセンスになります(ウソ)。ああ美味しかったゾ、これで明日は加賀の懐石料理を上品に味わえるというモノです(さすがにそれはないだろ)。


(本日は一部ウソを散りばめたブログを書き散らし、大変失礼いたしました)
Posted at 2017/02/23 22:02:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2017年02月21日 イイね!

無常な日常(年次強制デートと滂沱の涙の訳)

無常な日常(年次強制デートと滂沱の涙の訳) 表題の写真、昔からの読者にはもうすっかりおなじみでSamSが今日何処に行ったかお分かりでしょう。築地市場のすぐ向かい、がんセンター中央病院最上階のレストランからの風景です。目の前を隅田川がゆったりと流れます。
(本日のSamSの属性は「元・瀕死のがん患者」です)


強制デートとは勿論パンダカーにナンパをかけられた訳ではありません、CR(Complete Recovery/完治)済みですが以前入院して多大なお世話になり無事こちらの世界に戻れたSamSでも年に一度は主治医からのデートの誘いに応じます。血液検査とX線およびCT撮影が初会(初回じゃない?)のデートメニューで1週間後にまたCT読影結果を知りに行く(これを「裏を返す」という.....ナンチャッテ)都合2回の顔合わせでセット満了です。無事**(チョメチョメ)が....あれ、いつから吉原の話になったの?

CTで5年くらい前にもう100㍉シーベルトの被曝制限は越えました。どこかで働く作業員でも越えない放射能をこの身に受けてなお増加中で、本日も更に追加して将来がんになる可能性が数%アップしたでしょう。がんのメンテナンスでがんのリスクが増えるのは自身複雑な思いです、トホホ.....

CT撮影も終わりレストランの窓際席に座りレインボーブリッジ方面を飽きずに眺めながら一服します。良い眺めだ.....   レインボーブリッジがぼやけた?(後述)

でもSamSはタバコを吸いませんし、アルコールもダメなので軽く甘い物も。笑)

来週再訪した時に主治医からもし「SamSさん、残念ですが.....(オィオィ)」などと言われればすぐ入院が待ってますからSamSの身は「執行猶予付の保釈中」と評した方が良いのかも。今のところ収監されてません。汗)

 昔入院中にこの眺めの良いレストランで一人佇み涙を流しているご老人を別々に何度か見ました。SamSは勘違いして深く彼/彼女を憐れみました。多分奥(旦那)様が入院されていて余命幾ばくも無いのかと......なぜ同じシーンに何度も出会うかに何の疑問も抱かずに。
 その真相はSamSが退院してメンテでここに通うようになって分かりました。数年後何を隠そう私自身が同じ境遇になって理解出来ました。ここでお爺ちゃんやお婆ちゃんがよく涙を流してたよなぁ、とふと思い出したのは4~5年経ってからでようやく病の再発の恐れが消えていった頃でした。ああ、俺はこの下の階で明日をも知れぬ境遇で抗がん剤の点滴を受けていたんだなぁと思い外ののどかな景色を眺めていると........あれ? レインボーブリッジが急にぼやけだしました。
..........................そうです、SamSもいつしか滂沱(ぼうだ)の涙が流れるがままになっていたのです! その心は「自分はこの世にいて実にハッピーな日を過ごしているんだ」という幸福感で一杯でした。あの辛い治療の日々があったからこその幸せの涙でした。信じようと信じまいと人は幸福すぎると涙が流れるんです。とめどなく流れる涙を拭きもせずSamSはしばし圧倒的な幸福感に浸(ひた)っていました。そしてふと理解したのです。ああ、あの人達は悲しいのではなく実は幸せに浸っていたのだと。そして奥様や旦那様が入院していたのではなく、自身がかつて入院患者であったのだと。
(解説:身も蓋もない話ですがここで患者さんがお亡くなりになる事はまずありません。後で分かりましたが初診時にトリアージュがあり、余命幾ばくもないと判断された患者さんはホスピスを紹介されるとかで治る患者さんは診て貰えます。なので入院患者は原則自分で歩いて退院します。)

それ以来SamSは他の先達と同じように年一度ここに来て油を流したように静かな川の流れを見やりながら涙流れるままに外を眺めています。生きている幸せを感じながら.....アレ、どこかで見た光景だゾ?

本日は長文かつ一部の重い内容を失礼いたしました。<(_ _)>
Posted at 2017/02/21 22:25:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2017年02月20日 イイね!

無常な日常(オーシャンズクラブ葉山でランチ)

本日のランチはオーシャンズクラブ葉山まで遠征しました。大学卒業後に家を離れる予定の娘が海の見える場所が良い、などとノタマワッタので。"┐( -""-)┌ ヤレヤレ"
 名前に葉山がついてますが実は場所は秋谷でそんな地名は初耳の方が多いでしょう。地元の人以外なら当然ですが、泉鏡花の「草迷宮」は秋谷から話が始まります。幻想的な話なんですが昔はそれ程鄙(ひな)びた場所でした(明治時代の小説なので仮名遣いを読み下すのも大変ヨ)。実際の場所は関東百名山の最後、大楠山の麓、皆さんご存じ湘南国際村を下って海に突き当たったT字路を右折してすぐで実はこの辺はもう横須賀市(葉山じゃない)。

昭和40年代の頃に外資系企業、特に独系の会社の保養所が増えました。普段はひっそりと寂れた海岸が週末になると金髪碧眼の背の高いYOUが多くなる、そんな場所にオーシャンズクラブ葉山はあります。みんカラだと恐らく逗子マリーナの某レストランの方が有名でしょうが、実は他にも良いレストランはイロイロあるのです。

 長い前置きはそれくらいにしてレストランの中に話を進めます(SamSはすぐ説明したがるゾ)。

1階はエントランスでエレベーターで3階に上がります。海が良く見える窓際席に案内されました。

下に海岸が見えますが風が台風並みにあるので高い波が真っ白になり砕け散ります。外の木々の揺れ方からかなりの風(強風警報+波浪警報発令中)ですが二重窓の防音は完璧で室内はとても静かでした。

時々雲の切れ目から日の光が海面に届きます。

英語でAngel's radder(天使の階段)と言いますが狙っても結局うまく撮れませんでした。食事中なので仕方ないです。

さて第一の皿は前菜でまるでパレットに絵を描いたような出来、ねっとりと美味しいノルウェーのスモークサーモンと鎌倉野菜の盛り合わせ。とてもカラフルに彩(いろど)られています。

お次は魚で鯛のポアレ、下にはラタトィユが敷いてあります。これを岩のりのクリームソースで食します。ふわり優しい味のソースでした。

サード・プレートは肉でイベリコ豚ロースのグリルと野菜の盛り合わせ。バルサミコ酢ではなくポルトワインベースの甘いソースが豚と実に良い組み合わせでした。薩摩芋もちゃんとブランデーで下処理をしているのでとても甘い出来です(お前さんは何でも甘けりゃ良いんだろ)。

最後のデザートは生チョコ、ナッツのアイスクリーム、そして桃のコンポートにカシスピューレ。娘の皿には"Happy Graduation!"(卒業オメデトー)の文字。

 家内の話によると最近中井貴一がTV番組中ここで食事をしたらしい。丁度私達が座った席だったようだ。やれやれタレントの食レポに出てくるようでは店もスポイルされたかな?と思いましたがスタッフの躾が良かったのが救いでした。到着時も出発時もスタッフが入り口で出迎え&お見送りしてくれました。

サービスぶりも上々で、某マリーナのレストランよりイイんじゃないかと思います(恨みでもあるの?)。

 波が風で飛ばされて内陸まで運ばれるのを(しお/うしおとも)といい湘南にはつきものです。海岸から数㌔離れても届きますからTVアンテナとか車はすぐに錆びてボロボロになります。潮には塩が含まれていて潮解性により空気中の湿気を吸って電解液となり錆を誘発します。ずっと以前は塗装技術も未発達だったので湘南の車は5~6年でボンネットに穴が開きました。特にホ○ダとマ○ダの車は塗装が弱く最初に穴が開くとの定評がありました。今は各社カチオン電着塗装を採用し、しかも1ペイント(塗装)・1べーク(焼き)工程も増えたのでさすがにそのようなことは無いでしょうが。
本日のドライブで潮がMINIのボディにかなり付着しましたので帰路GSのノンブラシ・オート洗車の最上級版でオプションの下回りも追加して洗い流しました。半額券があって良かった.....笑)


ちなみにSamSは西湘バイパスのような潮の飛ぶ道路は決して使いません。もう四半世紀以上通っていません。

本日も長いブログとなりましたが、ここまでのお付き合いどうもありがとうございました。m(._.)m
Posted at 2017/02/20 19:30:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「長い間ありがとうございました http://cvw.jp/b/2116426/43313586/
何シテル?   09/28 09:55
SamSです。よろしくお願いします。主な愛車歴はVW1302S→サーブ900Turbo→同9000CS→Honda Avancier→MB B200→CLA45...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/2 >>

    12 34
567 89 1011
12 13 14 151617 18
19 20 2122 2324 25
262728    

リンク・クリップ

無常な日常(今月二度目の入院) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/05 06:21:32
トヨタのアルミテープチューンをアルファロメオ4Cで試してみた!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/10/03 12:36:33
フクロウに会える店 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/06 21:40:06

愛車一覧

ミニ MINI でかミニ (ミニ MINI)
家内用の車。しかし送り迎えとか買い物の運転はほぼ私の仕事である。運転はやんちゃで面白そう ...
メルセデスAMG CLAクラス シューティングブレーク SamS号 (メルセデスAMG CLAクラス シューティングブレーク)
MY2013のCLA45からの箱替えで、今度はシューティングブレークを選んでみました。二 ...
AMG CLAクラス AMG CLAクラス
2013年12月からCLA45 4MATIC AMGに乗っています。よろしくお願いします ...
フォルクスワーゲン ビートル フォルクスワーゲン ビートル
帰国したスイス人外為チーフ・ディーラーから買い受けた自身初の外車でした。業者に前席シート ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation