
SamSにはイロイロな顔があります。ある時は年金生活者、またある時は恐妻家(あいさいか、と読んでね)、まあ普通にクルマ好きだったりもしますが(唯のスケベなオッサンてのもありそーだゾ)。
本日のSamSの属性は表題の写真でお分かりでしょうが一年ぶりの元がん患者です。
レインボーブリッジを遙か正面に望み、真下に築地市場を睥睨(へいげい)するこの場所はすっかりお馴染みになったがんセンター中央病院最上階のレストランです。
いつもだとここでCT撮影の後で
お茶しながら思う存分涙を流すのですが.....アララどうしたのか本日はそんな気分に浸れません。ひょっとして毎日の日常に慣れてしまったのか....?
それが悲しくて涙が出そうになりました(泣きたいのか泣きたくないのかどっち?)。
とりあえず今日はパフェを止めてスフレパンケーキのセットを選びました。

勿論クリームには手を付けてません(一体どうした? 病気か/最近内臓に負担を掛けてるので自重です)。
明日をも知れぬ気分でここに入院していたのはもう十年以上も前の話。
生きて戻ったらアレもしたい、コレもやってみたいと思っていたかなりのことを既に実現してしまいました。もはや思い残すこともない.......アレアレ、これじゃ死んでしまうゾ(おっと話の展開を間違えたw)。
神様、もう少しだけ生かしておいて下さいと話を修正して下界の築地場外を歩くと昨年の火事の場所だけすっぽり抜け落ちた箇所が痛々しい(火元の中華は店をたたむそうです)。

築地から日比谷線でアキバに出て定時巡回コースを歩く前に腹ごしらえはヨドバシAkibaの
うな匠に寄りました。
数ヶ月前に行った時は人気メニューだったランチ限定の櫃まぶしが消えてて高い鰻重を注文しましたが、それが原因で人気離散したようでまた復活してたので注文。

これは二千円で串胆、う巻き付きなのでリーズナブル。一応は十名限定とありますが、な~に皆が注文してました(おぃ)。確か肝吸いがただの吸い物になってましたが、串から一つ引き抜いて落としてやれば良いのです。鰻は3切れとケチな使い方ですが値段を考えれば文句は言えません。

三杯目は出汁を掛けて海苔や山葵、あさつきを沢山使って頂きました。
これで元気が出ました。
しかし最近のアキバはJK風や冥土いやメイド服を着た若い女性が辻ごとに立ってたり新宿の盛り場風に下品になったのを嘆いてましたがさすがに昨年お散歩ビジネスを摘発ついでに自重したのか目立たなくなってました。風俗街にならなくて良かった!(地下に潜っただけ、の声アリ)
SamSが通い出したのが中学の頃、真空管アンプ作成でジャンクショップを巡りだしたのが始めです。その頃の中心は駅前のラジオ会館とかラジオセンター、ガード下の狭い店を回るのはディズニーランドを歩くようなモノでした。純喫茶古炉奈(ころな)ではIRで隣同士電波飛ばしてたモノでした。真上は総武線なのでひどい騒音でしたが。
真空管がトランジスタに替わり、やがてコンデンサ、抵抗器とトランジスタを組み込んだIC(集積回路)が出ると単に端子にリード線を繋ぐだけでほぼ何でも出来てしまい興味は薄れました。
でも今日も歩いているとかつてのThinkPadの殿堂、若松通商も元気だしドスパラも見てきました。SamSの定期観察路は今は裏通りのジャンクショップ街です。
近年パーツの価格競争が行き過ぎてかなりのパーツ屋さんが店を閉じてそこにフードショップが進出しました。でも時々面白いパーツも見つかります(大抵は安物買いの銭失いですが)。
本日は発見が一つ。それがこれです。↓
なんと老舗のカレーショップ、ベンガルが店を閉じてました!数ヶ月前は営業していたのに.......トホホ。

胸騒ぎがして近くの牛丼店サンボに行くと営業していてほっとしました(黄色い看板の店)。

(ここはBSE騒ぎで吉野屋が牛丼を売れなくなった時にも普通に営業していたので大いに応援しています) この店、そのうち閉店するかもしれませんが。
鰻の後なので食べられませんでしたがきっと今度はサンボの牛丼を食べようと固く誓ったSamSであった......(終)
Posted at 2018/02/19 22:34:10 | |
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