
BMWのCEOハラルド・クルーガー氏と言えば以前お知らせしましたようにその指導力を疑われています。ここ数年目立った活躍がない、株主からは株価下がった、利益が低下したと批判を受けています。独紙ハンデルスブラットによると彼の任期は来年5月までで6月まで延長があるかも。
そこで
彼の将来について来月の役員会で決定するようです。来年になっての泥縄では困るので早めにスッキリさせようということです。(もっとも決定結果は来年までは極秘事項です) もし来年の任期延長がなければ彼の任期はそこまで。
もう既に新CEOの人選は進んでいるそうですが、内部昇格に限っていうと開発部門のヘッドであるクラウス・フレーリッヒ氏か生産部門のヘッド、オリバー・ツィプス氏がどうやら最有力とみられているようです。
なかなか
キビシイ話ですなぁ.......(≧∀≦)
(
こんな話が実名入りで新聞に出るんですよ! おかわいそうに)
閑話休題
そのBMW、先日もEVが十年も経てば主役の座を内燃機関エンジン車から奪い取っているだろうとの報道がありましたがミュンヘンで行われたBMWの次世代イベントで反論・否定しました。
ディーゼル車は20年は残るしガソリン車も30年は生き残っているだろうというのがBMWの見解ですが、一方で小排気量のディーゼルと大排気量のガソリン・エンジンは製造中止にするようです。
ただ大事なV12とV8ユニットについては毎年厳しくなる排気規制に適合させるために投資を継続し、6気筒と8気筒のディーゼルも開発を継続すると断言しました。
内燃機関エンジンよ、今後も栄光あれ、BMWはやるゾ!ということです。
グループを揚げてEVに突き進むVWGとは違うアプローチを取るということですね。
以上のことを報道記者の前で話したのが実は上述のクラウス・フレーリッヒ氏です。
なんとなくアナクロで守旧派的な印象を与えなければ良いのですが.....(^0^;)
追加情報:
7月5日(金) 21:21の何シテル?をご覧下さい。結局次期CEOは生産部門トップと決まりました。現CEOの契約延長は無し。次期生産部門トップ決定は18日の役員会で。
折しも数日前VWGが2022年にはEVのコストはエンジン車と同じくらいに下がるとの予想を出したばかり。もう一人のライバルにはキツイ情勢となったかな?
21:36 追加
Posted at 2019/06/30 17:45:27 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ