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オクムラのブログ一覧

2013年01月27日 イイね!

薪ストーブについて 5

薪ストーブについて 5昨日は東海地方も雪が降り
風も強かったので吹雪模様。
夜は路面も凍結していて
スタッドレスを履いているコペンも
滑りまくり。。。
危うく電柱に接吻するところでした(汗)

一夜明けた今日は晴れてましたが
朝の出勤時、日陰はまだアイスバーン。

慎重に安全運転してました。

今日の勤務は14時に終了。
太陽のおかげで路面はドライ。
気温は低いのですが、オープン走行が気持ちいい♪

ドライブがてら薪ストーブ屋さんに行ってきました(^^)/

行ってきたのは 『 さくらプランニング 岐阜展示場 』 

目的は、薪ストーブ 機種選定の最終決断 です。

第一候補は ハースストーン社のヘリテイジ(ブラック)

やっぱり石(ソープストーン)の重厚な感じが良いです。
ガラス面も大きく、炎が綺麗に見えます。
鋳鉄のフレームはブラックが落ち着いていてgood♪


すぐ横に置いてあった ドブレの640CB

こちらもガラス面が大きく、炎が綺麗に見えます。
鋳鉄製なので石に比べると、、、

ヨツールやネスターマーチンの鋳鉄製薪ストーブも実物を確認しましたが
やっぱりヘリテイジが一番好みだと再認識しました。

今日は、たまたま?居た社長さんから、それぞれの薪ストーブの特徴を教えて頂き、勉強になりました。

アメリカ製の鋳鉄は、鋳型の粘土産出量が減少しており、鋳型の配合を変えてから性能が低下しているとか。

ヨーロッパの鋳鉄は大丈夫だとか。

スキャン社はヨツール社の傘下に入り、鋳鉄はヨツールの物を使っている(ヨーロッパ製)とか。

ハースストーン社の鋳鉄部分もヨーロッパから輸入しているとか。(国名失念)

長野総商がハースストーン社の輸入代理店をしているが、もともとイチ薪ストーブ会社なので細々と販売していたとか。

昨年5月に、初めてハーススト-ン社の取扱いブローカーの全国大会があってから、各ブローカーが積極的に販売し始めたとか。


ヘリテイジの炎を眺めながら、いろいろ教えて頂いてたら、あっという間に2時間半(^^;

オフと同じで、楽しい時間はあっという間に過ぎます。

やっぱりヘリテイジが良いなと再確認しながら、オープンで帰路につきました。
帰りは日が暮れていて、満月に向かって走行。

さすがに寒かった(苦笑)


良ければ フォトギャラ もどうぞ。



Posted at 2013/01/27 23:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 夢のマイホーム | 日記
2013年01月14日 イイね!

薪ストーブについて4

前回、触媒機はヤメて、クリーンバーン機にしよう(^^;
と決めました。今回はその続きです。

クリーンバーン機は触媒機とは異なり、色々なメーカーが複数の機種を販売しています。これはアメリカの排ガス規制緩和、クリーンバーン機の改良による性能アップ、クリーンバーン機はシンプルな構造なので製造コストが低く抑えられる、シンプルな構造なのでコンパクトな薪ストーブが作れる、などの理由が考えられます。さらに、巡航運転時に空気を絞ると美しい炎が見られる(オーロラの炎)機種もあり、それを機種選定の第一条件にするユーザーも多いようです。

クリーンバーン機を販売する主なメーカーは
アメリカのダッチウエスト、バーモントキャスティングス、ハースストーン
ノルウェーのヨツール
デンマークのモルソー
フランスのアンヴィクタ
ベルギーのネスターマーチン などが有ります。

触媒機を販売しているダッチウエストとバーモントキャスティングスは、触媒機やリーンバーン機をメインにしているのでクリーンバーン機の性能は他メーカーに比べて低めです。カタログで触媒機がクリーンバーン機に勝っていると謳っているので当たり前なんですけどね。

北欧では触媒機を販売しているメーカーは無いですし、アメリカにおいてもバーモントキャスティングスのアンコールは,クリーンバーン機と触媒機が合体した2in1という機種になっています。これは購入時に搭載している触媒が崩壊してもクリーンバーン機としてそのまま使えるという機種です。構造は複雑なのでメンテナンス費用は掛かるけど、触媒を交換しなければ性能はクリーンバーンになるという2重苦のような製品だと思うのですが。。。
現在、アンコールの触媒専用機は日本でしか販売されていないようです。それも2013年3月までに終了して2in1に入れ替わるとのこと。触媒は小さくなって触媒機としての性能も多少下がり、それに反比例して薪の使用量が少し増えるらしいので、今のアンコールが欲しいなら早めに決めて欲しいと薪ストーブ屋さんFに言われました。触媒機が日本以外では不評なのが良く分かります。逆に日本人はメカニカルで理屈っぽい感じの触媒機が好きみたいですね。オクムラもそうでしたから・・・(苦笑)

クリーンバーン機を選択するに当たり基準とするのは

①排気煙量が4.1g/h以下(出来れば2.5~3g/h)

②燃焼効率が良い

③45cmの薪が入る

③については、45cmの薪が入らないコンパクトな薪ストーブでは家1件を丸ごと暖房するには能力不足であり、薪が短いと火持ちが悪くなり薪使用量も増えるからです。

それぞれのメーカーと機種についてはフォトギャラにまとめましたので
そちらを参照して下さい。

リンク先

薪ストーブ クリーンバーン 機種選定1

薪ストーブ クリーンバーン 機種選定2


薪ストーブ屋さんSで実際に触れられた機種は
ヨツール F400


ネスターマーチン S43

デザインが好みな事、オーロラの炎が美しい事、薪に針葉樹だけを使うことが出来る事などの理由で、触媒機を候補にすると決めるまでは第一候補でした。価格が高めな事と排気煙量が不明な事がネックです。

ハーフストーン ヘリテイジ

石造りという珍しい薪ストーブ。画像は鋳鉄(枠部分)のカラーがシーフォームという青色なので派手に見えますが、実際に見たのはマットブラックで落ち着いた雰囲気でした。光沢のあるソープストーンという灰色の石で造られているので暖炉のような重量感や高級感があります。
石は鋳鉄に比べて熱しにくいので、焚き付け時の立ち上がりが遅いとのこと。実際に焚きつけてもらった所、鋳鉄製が立ち上がり15分程度に対してヘリテイジは25分ぐらいでした。10分程度の差だったので、許容範囲内だと思います。石は逆に冷めにくいので薪の火が消えても暖かさが持続する時間が長く、薪の消費量も節約できるそうなので、利点の方が大きいと思います。
天板が200度ぐらいまでしか熱くならないので、水をグツグツ沸騰させることは難しそうですが、煙突を後方から出すようにすると天板の一部に円形の鉄?部分が出来て、そこは石部分よりも高温になることが期待できます。しかし、その分 薪ストーブを手前に設置しなければならず、部屋は少し狭くなりますが・・・。
石から出る熱は鋳鉄からの熱に比べて柔らかく感じたのですが、鋳鉄やガラスからは紫外線が出ていてヒリヒリ感じるのに対し、石からはそういった紫外線放射が少ないからのようです。
燃焼効率73%と少し低めなのが気になりますが、排気煙量2.7g/hはクリーンバーンとしてはトップレベルに入るので好感が持てます。


今のところ、最有力候補は
ハーフストーンのヘリテイジです。

石造りによるどっしりとした重量感、薪ストーブというよりは暖炉のような高級感、四角い前面ガラスなどのスッキリとしたデザインがオクムラ好みなのと、何より珍しいものが大好物なので(笑)


まだつづく。。。




Posted at 2013/01/14 11:38:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 夢のマイホーム | 日記
2013年01月13日 イイね!

薪ストーブについて3

薪ストーブについて3薪ストーブの選択基準は以下の3点でした。

①煙突からの煙や匂いが少ない事

②薪の使用量が少ない事

③メンテナンス性が良い事

キャタリティックコンバスター(触媒)搭載機が①と②に有利であると考え、触媒機の中から選ぶことにしました。

触媒機は「バーモントキャスティングス」と「ダッチウエスト」の2社からしか販売されておらず、
必然的にこの2社のどちらかにするべく検討していたのが前回のブログです。

検討を続けてネットを徘徊していたら、見たこともない薪ストーブに出会いました。
その名は「AGNI(アグニ)」
なんと岐阜市の岡本という会社が製造販売している純国産の薪ストーブでした。
このアグニはクリーンバーンと触媒のハイブリッドタイプ。
針葉樹で焚くことを目的に開発されたようです。

針葉樹は、広葉樹に比べると成長が早いので木としての密度は低く、薪ストーブで焚くと早く燃え尽きます。また、寒さに対応するために油分を多く含み、高温燃焼になりやすく薪ストーブ本体や煙突を傷めやすいと言われています。高温燃焼を抑えるためには空気量を抑えればよいのですが、あまり抑えると不完全燃焼をおこします。従って、薪ストーブでの使用においては焚きつけ時にのみ使われることが多いようです。

アグニは、針葉樹燃焼時に空気量を絞っても触媒で完全燃焼させようというシステムです。

ストーブトップ(天板)にはクッキンググリドルが3つも配置されており、デザインもオクムラ好み♪

これはもう決まりかな!?なんて感じで、実物を見に行ってきました。


結果は・・・・残念。


まだ完成品では無いとのこと。
実際に薪を焚いていましたが、サイドロ-ディング(横の薪入れ用扉)を開けるときは大丈夫なのですが、正面扉を開けると灰が手前に舞います。これから改良されいていくとのことでしたが、改良品を待っている時間はありません。2月までには決めないといけないので。

落胆を隠せない状態でしたが、触媒機を検討していることを理由付きで薪ストーブ屋さんに説明したところ、触媒機はお勧めできないとの意見を頂いたので、以下に要点を記載します。

そもそも触媒機の誕生は、1988年にアメリカ環境保護局(EPA)が薪ストーブに厳しい排ガス規制をかけたことに始まります。これをクリアできた触媒機だけが生き残ったのですが、のちに規制緩和されて基準がゆるくなり、クリーンバーン機が普及しました。

ちなみに現在の排ガス規制値は、触媒機4.1g/h  それ以外は7.5g/h です。
(アメリカお得意のダブルスタンダード)

触媒の技術自体は25年以上も前のものであり、改良点は触媒の材質がセラミックスからステンレスに変更されたぐらいしか無く、その触媒も高温に曝されているので(800度程度)徐々に崩壊して能力は右肩下がり。針葉樹ばかり焚くと1000度を超えることもあり、触媒の崩壊は顕著である。

クリーンバーン機は改良を重ねており、触媒機と比べても遜色ない性能を持ったものも多い。

触媒機やリーンバーン機は炉の内部構造がクリーンバーン機に比べると複雑であり、炉内の部品点数も多い。炉内の温度が800度を超える薪ストーブにとっては炉内の全ての部品が消耗品である。焚き方次第ではあるが、アンコール・エヴァーバーン(リーンバーン方式)を3シーズン使用していたユーザーが炉内の部品を全て交換しなくてはならなくなったが、その見積もりを見て修理を断念しクリーンバーンに買い替えたぐらいコストが掛かるらしい。

メンテナンス費用については心配事の一つだったので、やっぱり・・・という感じ。
2~3年に1回の触媒交換で25,000円程度はみていましたが、薪の使用料を節約できるのでその差額でお釣りが来る計算だったのですが、炉の内部部品を全部交換となると薪代の差額だけでは足が出るのは明白。


ここでちょっと休憩して、薪の使用量を計算してみます。

薪価格は1立米で送料も込みで考えると26,000円ぐらい。
(楢以外の広葉樹であればもう2,000円ぐらい安いようです)
1立米を65束とすると1束は400円。

平日(月~金)は夜間のみ焚くとして、1日1束として合計5束(2,000円)
土日は1日中焚くとして、1日3束として合計6束(2,400円)
1週間で11束(4,400円)
1ヶ月を4週とすれば44束(17,600円)
11月後半から4月前半まで焚くと考えて5ヶ月で220束。
1シーズンで薪代として88,000円かかる計算になります。

現在はエアコンを使用していますが、月に4,000円程度。
1シーズンで20,000円。
エアコンを2台にしても40,000円なので薪ストーブは2倍コストが高いです。
薪ストーブが趣味の暖房だと改めて実感しました。

話しを戻して、触媒機で薪使用量が15%削減できたとして、1シーズンで13,200円の節約。
3シーズンで39,600円、触媒が25,000円なので差額は14,600円。
メンテナンス費用を3シーズンで14,600円以下に抑えることは、どうやら難しそうです。

ちなみに薪を3.3立米保管する薪棚も必要。
薪は45cmの長さの物を使うとして、積み上げれる高さは1.3mまで。
薪同士の隙間も考えると長さは6mは必要になる計算です。


触媒機は薪の消費量が抑えられるのは事実ですが、
メンテナンス費用がかさむのでトータルではコスト高であると結論付けました。


次に最大の特徴である排煙のクリーン化について。
乾燥した薪を使い、巡航運転している状態では触媒機に軍配があがります。
排気煙量は、ダッチウエストのFA225が1.1g/h
バーモントキャスティングスのアンコールが1.6g/h
クリーンバーン機は機種やメーカーによって幅広く2.5~6g/h

EPAの触媒機への規制値が4.1g/h なので、これより低い値であれば
実際の使用においては差はほとんどないとのこと。

触媒機も焚き付け時は触媒が働かないため、このような数値にはなりません。
焚きっぱなしにすれば触媒の性能を十二分に発揮できますが、週末と平日夜間しか焚かないような使い方では、焚き付けの回数もその為に必要な時間も多くなり、排気煙量も比例して増えます。

薪ストーブの性能よりも重要な事は、十分に乾燥した薪を使うこと。
18ヶ月以上かけて乾燥させた含水量20%以下の薪を使用すれば、クリーンバーン機でも煤はほとんど出ない。逆に、十分に乾燥させていない薪を触媒機で焚けば、排気煙量は数十倍にも増加する。
煤の量は煙突から出る白い煙の量で判断でき、白い煙が見えなければ煤はほとんど出ていないと判断して良いようです。

以上のことから、クリーンバーン機でも排気煙量が4.1g/h以下(出来れば2.5~3g/h)であれば、
触媒機との排気煙量の差はほとんど無いであろうと結論付けられる。



『参考資料』
アメリカ環境保護庁(EPA)は、薪ストーブや暖炉をこの冬も利用する人たちに向けて、より効率的かつクリーンに薪を燃やすためのヒントを提案している。薪を燃やして発生する煙には、子どもや高齢者、肺疾患や喘息を抱える人たちに特に健康リスクのある微粒子汚染物質やガスが含まれるが、よく乾燥した薪をEPA認定薪ストーブで燃やすことで、こうした煙の排出を抑制できるという。具体的なヒントは以下のとおり。
1)未認定の旧式モデルをEPA認定の薪ストーブや暖炉用インサート(暖炉埋め込み式ストーブ)にグレードアップする。煙の量が約70%減少し熱効率も約50%良くなる。
2)色が黒っぽく木目に割れ目があり、叩くと中が空洞の音がする薪を使う。こうした薪は含水率20%以下に乾燥している。塗装や化学処理された木材は燃やさない。
3)年一回の点検・保守サービスを受ける。
4)開放型の暖炉は、ガス暖炉などに転換する。


以上が薪ストーブ屋さんで聞いたことを、オクムラなりに裏付け調査したものである。

≪今日の結論≫
触媒機はヤメて、クリーンバーンにしよう(苦笑)

薪ストーブ機種選定は、まだまだ続くのであった。。。


Posted at 2013/01/13 16:19:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 夢のマイホーム | 日記
2013年01月03日 イイね!

薪ストーブについて2

薪ストーブについて2薪ストーブは排煙や薪節約の観点から触媒機にすると
前回書きましたが、その続きです。


候補は2機種


①バーモントキャスティングスのアンコール
天板が一枚板なので、炉の上部から薪の補充が可能で便利。
天板は炉の炎が直接当たるので高温になりやすく、料理に使いやすい。
炉も横長なのでグリル料理(ピザやハンバーグなど)には使いやすい。
触媒が炉の背面にあるので、メンテナンスはしにくい。
2次燃焼室が消耗品と位置付けると、交換の難易度は高い。
定価 546,000

②ダッチウエストのFA225
触媒が炉の上部に付いているのでメンテナンスはしやすい。
輻射熱と対流熱の両方が期待できる。
アンコールよりサイズが小さいので料理には不向き。
アンコールより重いので、熱しにくく冷めにくい。
定価 325,500

ダッチウエストはバーモントキャスティングスと合併し、現在はMHSC社の薪ストーブのブランド名にすぎないが、日本への輸入代理店は合併していないため別会社となる。バーモントキャスティングスの輸入代理店はファイヤーサイド、ダッチウエストの輸入代理店はダッチウエストジャパン。両社の薪ストーブを扱うにはそれぞれの代理店契約が必要となる。



Posted at 2013/01/03 13:25:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 夢のマイホーム | 日記
2013年01月02日 イイね!

薪ストーブについて

薪ストーブの燃焼方式についてまとめました。

●キャタリティックコンバスター(触媒)搭載機

触媒を持たない高気密ストーブでは、薪の持つエネルギーの5~30パーセントが未燃焼ガスとして煙突から排気されている。 触媒は煙と一緒に排気されてしまう未燃焼ガス(エネルギー)を有効に燃焼するとともに、クレオソートの付着と大気汚染を減らす働きをする。薪から放出される未燃焼ガスは約550℃にならないと燃焼しないが、触媒を使えばその作用で約260℃の低温域で燃焼させることができる。 それによってストーブの総合的な燃焼効率が向上し、薪の消費量も減ることになる。排出される汚染物質を90%まで削減。クレオソートの蓄積量が90%減少し煙突火災の危険性を減らす。

ストーブに火を入れてから触媒が働くために必要な温度を得るまでには通常20~30分、長ければ1時間程かかることがある。その間は排煙に未燃焼ガスが含まれる。 20~30分間は中・高温を維持し、ストーブ本体、触媒、そして薪の温度が触媒の働く約260℃以上になり、その温度が安定してからバイパスダンパーを閉める。 時には2~3分で約300℃以上にもなるが、一時的に得られた温度ではバイパスダンパーを閉めた後に急に温度が下がり、触媒が働かず薪の火も消えてしまう可能性がある。

利点:排煙が比較的クリーン
欠点:消耗品である触媒が高価、バイパスダンパーの操作が必要

●クリーンバーン(非触媒)機

クリーンバーン燃焼方式は、薪から放出される煙や微粒子に熱風を吹きかけて二次燃焼させる仕組み。触媒が必要ないため、キャタリティックコンバスター方式の薪ストーブよりも構造がシンプルで、価格も比較的安い。この二つの違いは簡単に言うと「使用する空気の量」。つまりクリーンバーンは薪にたくさんの風を吹きかけることで完全燃焼を促しているということ。 炎は風を送ると力を増し、たくさんの熱量を発生るが、その分早く燃え尽きてしまう。この2つの燃焼効率の差を数値化すると、およそ12%~15%となり、薪の使用量がかさんでしまう。

利点:操作が簡単、構造がシンプルでメンテナンスしやすい、消耗品である触媒がない
欠点:排煙に未燃焼ガスが含まれている可能性あり、薪の使用量が多くなる傾向

●リーンバーン(エヴァーバーン)機

リーンバーン燃焼とは、自動車エンジンなどに採用されている希薄燃焼システムのことで、通常より少ない燃料で高い燃焼効率が得られるシステム。通常の燃焼は薪から発生する可燃ガス1に対して空気が14の割合で燃えるが、リーンバーン燃焼では空気が20~25の割合で燃えるように設計されている。つまり、燃焼用の空気を多く採り入れて熱効率を高め、それによって燃料(薪)消費を低く抑える。さらに、完全燃焼に近づくために排出ガスもクリーンとなる。

利点:消耗品である触媒がない、排煙が比較的クリーン
欠点:薪の使用量はクリーンバーンより少なく触媒機より多い、リーンバーン燃焼移行にはコツが必要


建築予定地は住宅地なので、排煙が比較的クリーンであろう触媒機にしようと考えています。
近所からの苦情で薪ストーブが焚けなくなることが一番の心配事なので。。。


Posted at 2013/01/02 17:06:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 夢のマイホーム | 日記

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「祝・みんカラ歴19年! http://cvw.jp/b/216559/48567102/
何シテル?   07/27 18:36
最近の趣味は洗車&ホームシアターでドラマとアニメ鑑賞です。「仕事は適当に」がモットーだったのですが、いつの間にやら仕事人間になってました。そろそろ生き方を変えよ...
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