パワードついんのブログ一覧

漢達の仕事といえばこちらを思い浮かべますが、

なぜか、最近、かつての東京証券取引所の場立ちの動画を見ています。

バブルの象徴みたいだったり、自分には縁のないマネーゲームの象徴ともされますが、経済活動のひとつである事は確かな事。

場立ちで象徴的なのが手サイン。

銘柄、金額、売買、単位などをやり取りするアナログな方法。

高校の公民の教科で少し習いました。

カタカナの「ト」と書いて、

ハンドルを意味するジェスチャーがトヨタ自動車。

学校で習った時はアルファベットの「T」と教わりましたが、場立ち共通なのか？証券会社で違うのかはわかりません。

他にも、三本指で障子を開ける仕草で「三菱商事」

カタカナの「キ」に呑む仕草で「キリンビール」

朝日が登る仕草と呑む仕草で「アサヒビール」

船を漕ぐ仕草で「日本郵船」など

100社を超える企業の銘柄を手サインで表現し、１分1秒を争う売買を正確に判断し伝達を行うには今のオンライン取引とは違う、これもまたある意味、職人芸、職人技ともいえるのではないかと思ってしまうのです。