• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

パワードついんのブログ一覧

2021年07月30日 イイね!

涙ぐましい努力でしょうか。

alt
50sアメリカンのプラモデルで、
alt
こちらの名作、
alt
NHK特集自動車に触れたところ、当時番組をご覧になられたみん友さんからのコメントをいただき大変ありがとうございます😊わかってくださる方がいて本当に嬉しいです。
で、懲りずに。記憶頼りなので一字一句正確に覚えているわけでもありません。内容も前後する事をあらかじめお断りしておきます。
alt
さて、ダットサン210も少しずつ売れていきます。
アメリカ日産セールスエンジニア、なんとか(名字忘れました)惣一氏の証言。
「210で困ったことは、朝、スタートしねえんだよ!お客から電話がかかってくる。「どうなってんだ!なんとかしてくれ!」
語る氏の手元には、ボンネットフードを開けてヤカンでエンジンにお湯を注ぐイラストが。
当時赴任したてのアメリカ日産セールスエンジニア、宇佐美昌孝夫妻の証言。
「フードを開けて仕組み点検しているものですから、「ミスターウサミは、日本から来たエンジニアで非常に熱心に点検している。きっと車は良いんじゃないかと(笑)」
「主人が仕事の時は、大きなヤカンにお湯をいっぱい入れて持っていくのが日課でした(笑)」
寒波が襲った年、210も試練の年だった。ダットサンの購入者はブルーカラーが多かった。出勤は朝早く。車が動かなければ生活に響いたのである。
日本の日産本社の指示は、
「一晩中、エンジンをかけておけ」
「当時、北海道の自衛隊がしていたらしいのですが、エンジンのオイルパンの下の小さなろうそくを灯してオイルが固まらないようにするとのこと。さすがにお客さんにそれをやってくれとはいえないですから」
で、結局最終の指示は、
「寒い日は、エンジンに熱湯をかける」
それで、ヤカンを持ってお客様宅をまわるエンジンスタートの出張サービスにあいなるわけです。
alt

宇佐美氏いわく、
「寒くてエンジンがかからない。かと思えば、別では高温多湿でエンジンがオーバーヒートする。それならばという事で、西海岸ではブレーキがダメになってしょうがない。サンフランシスコの坂道ですから。また、別ではタイヤが偏摩耗する。なにせあれだけのフリーウェイを突っ走るわけですから。また高温でパーコレーションといってキャブレターのガソリンが蒸発してカラになってますますエンジンがかからない。」
「そういった、問題を克服して、やっと安心して売れるようになったの、いわゆる510ですか、その頃になってからです。」
alt
今となっては失礼ながら笑い話になるようですが、先人たちの涙ぐましい努力によって少しづつ日本車は成長していくのですね。

Posted at 2021/07/30 22:05:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日産さん。 | クルマ
2021年07月29日 イイね!

悪路に強くハイウエイに?

最終着弾!
alt
1959年式シボレーインパラ。
alt
赤の箱に赤のボデーなので分かりづらいですが。
うーん、いいねえ♫
alt
並べてみました。あれっ?なんか変なの混じってる(笑)
alt
真上から見ると大きさが・・・。全ての同一の1/32スケールなんですが。
alt
ちっちゃいのは初代ダットサンブルーバード。
他の3台と同じ1959年式。こうも違うのね。
alt
またまたこちら。本編はYouTubeにありません。オープニングのみ。
さて、番組に絡めたアメリカ日産のお話。
アメリカ日産といえばヒストリックカーなど好きな方は、
alt
Mr.K、こと、片山豊氏を思い出しますが、片山氏が出てくる以前のお話。
それまで、自社の販売網持たなかったため、商社に販売代理店を担ってもらっていました。
当時、丸紅飯田ロサンゼルス駐在員、若槻のぶしげ氏(字を忘れました)の証言。
alt
豪州ラリーで名をはせたダットサン210を輸出。
「初めてみたときは、
alt
犬でチンっいるでしょ。チンくしゃって。
alt
見るとどうも、そんな感じで、これはえらいもの持って来ちゃったなあって(笑)」
で、試乗。フリーウェイに進入しようとギアを2段に落としたところ、
「入らねんだよ。非常に緩慢に合流するので、加速が効かない。ガタガタガタって合流できねえんだよ(笑)で、後ろの車が痺れを切らせてキーン!(クラクション)って(笑)」
やっと思いでフリーウェイに進入し走っていると、
「前、開いたか?」「おう、開いた!開いた!」
「速度が上がるにつれハンドルがカタカタと震えだし、時速70キロぐらいで、グワーっとハンドルを持っていられないんだよ。それで前を見るとバッと!ボンネットが開いて、バーン、バーンっと(笑)」
「振動で、ボンネットの留め具がずれてボンネットが開くんだよ(笑)」
若槻氏に冗談のようなホントのお話。
高速道路なんて日本に無かった時代。ラリーで優勝するほどの頑丈な210でも、慣れないフリーウェイはほろ苦いデビュー。
エンジン回転などが上がるにつれ、その振動が車全体に共鳴しひどいときには運転が出来なくなる「家鳴り振動」
それを少しづつ改善していったと。次回に続く。
1950年代、黄金期のアメリカ車と、よちよち歩きの日本車。
一概に比較できませんが、プラモデルの大きさ一つみても違うものですね。
Posted at 2021/07/29 19:58:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | プラモデル。 | 趣味
2021年07月28日 イイね!

フェアレーンと言えば。

続いて着弾!
alt
1959年式フォードフェアレーン500スカイライナー。
alt
キャデラックエルドラドセビルと比べると短いですね。
それでも、堂々とした体格。
フェアレーンといえば、以前からお付き合いしている皆様の記憶の片隅にあるかどうかですが、ブログに書いています。
alt
1987(昭和62)年放送のNHK特集
alt
自動車。
ジャーナリスト、デイビット・ハルバースタム氏の著書をベースに四部構成。
それぞれタイトルが、始動。発進。加速。激突。
ヘンリーフォード氏によるT型フォードの誕生から、1981年の日本車対米輸出自主規制まで。フォードと日産を中心に描かれています。
この番組を録画すべくビデオデッキを買ってもらいました。
その中で、
alt
ハーバードビジネススクールを出て幹部候補としてフォードに入社した、ロバート・マクナマラ氏。のちにアメリカ国防長官となります。
番組での数字が全ての彼のエピソードを記憶しています。
フォード社技術担当のドン・フライ氏(間違っていたらすみません)の証言。
「あれは、フェアレーンという中型車を開発する時のことでした」
alt
「彼(マクナマラ氏)はある日、こういう車を作ってくれと紙をよこしました。そこには数字しか書いていない。そこで私は「どういう車を作るのですか?」と尋ねました。彼は「そこに書いているじゃないか」と、言いました。私は「いやいや、数字ではない、どんなフィーリングの車ですか?
alt
キャデラック?
alt
ロールスロイス?
alt
それともトラックみたいなやつですか?どんな車ですか?と。彼は困ったような顔をしてました。思っても見なかったのでしょうね」
車に夢も興味も持たない男が自動車会社を支配する。彼との論戦に敗れた古参の自動車マンは次々と会社を去って行った。
alt
自動車史上最大の失敗作と言われているエドセルにも彼はかんでいたようです。
膨大な数字の分析に時間を取られ、デビューしたときにはすでに古くなっていた。性能というよりマーケットが無かったということでしょう。
しかし、フォード社の財務を立て直し、
alt
その後ファルコンを成功させるなどの功績もあるようです。
フェアレーンという響きにはこのような事を思い出します。
Posted at 2021/07/28 21:34:21 | コメント(2) | トラックバック(1) | プラモデル。 | 趣味
2021年07月27日 イイね!

青い鳥ハドコデスカ?

ついついポチッとして届きました。
alt
1959年式キャデラックエルドラドセビルのプラモデル。
alt
1/32スケール。グンゼ産業(GSIクレオス)製。
テールフィンですねえ。
alt
U12ブルーバードハ、ドコデスカ!?
alt
まもなくこちらも到着予定。
alt
U12ブルーバーノXEアテーサハ、ドウシタノデスカ!?
alt
1959年式がもう一台納車予定。
alt
プラモデルト、カミノユウゴウハ、ウソナノデスカ!?
alt
その時その時のフィーリングで・・・。
alt
ドウシテコウナルデスカ〜!
alt
追伸。箱絵にキャデラックと一緒に写っているダグラスDC-3。
プラモデル持っています。全日空仕様ですが。
Posted at 2021/07/27 20:08:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | プラモデル。 | 趣味
2021年07月25日 イイね!

夏のペーパークラフト。

暑くて、汗が滴り落ちる夏はペーパークラフトはしない事にしていますが、
場所を変えて実行。
ただし、エアコンは無く、窓を開けてドアを開けて、風通しをよく、扇風機は作業机に当たらないように角度調整。
alt
1932年式シボレーコンフェデレイト・デラックス・スポーツ・ロードスター。
キヤノンさん無料ダウンロードキット。
1/24スケール。
alt
ただ、そのまま作るのもつまらないので、お手軽ジオラマ。
alt
さくさくっと。
alt
1930年代のアメリカをイメージ。
alt
街頭時計、ポスター、レンガ壁。
alt
車体そのものもチョコっとディテールアップ。
フロントスクリーンを切り抜き透明フィルムでガラスを再現。
スクリーンサイドのフラップウィンドウ追加。
alt
フードマスコット追加。
alt
ナンバープレート追加。
alt
ナンバープレート追加、バンパー上のラック追加。
alt
ケースをかぶせた状態。
alt
お部屋のアクセサリーに。
Posted at 2021/07/25 15:48:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | ペーパークラフト。 | 趣味

プロフィール

「働く車。 http://cvw.jp/b/2450584/47226919/
何シテル?   09/18 16:35
運転は下手ですが、物心がつく前からクルマ好きだったようです。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/7 >>

     1 23
4 5 6 7 8 9 10
1112 13 14 15 16 17
18 19 2021 22 2324
2526 27 28 29 3031

リンク・クリップ

個展「ミニカーで遊ぶ」 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/20 21:04:12
続・続・続・続・続・続・続・都市工学 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/06 08:53:02
続・続・続・続・続・続・都市工学 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/05 20:45:49

愛車一覧

日産 NV100クリッパー リオ クリッパーリオG-Limited(仮) (日産 NV100クリッパー リオ)
C27セレナからの乗り換えです。コストや取り回しを考えてダウンサイジングしました。 カタ ...
スズキ ツイン スズキ ツイン
塩カルが怖いので冬は乗らず冬眠してます。気軽に乗れるトランスポーターです。
日産 セレナハイブリッド 日産 セレナハイブリッド
ホントの平成最後、平成31年4月26日に登録された、日本でただ一台のシャイ二ングブルーの ...
日産 ブルーバード 日産 ブルーバード
ディーゼルなのに足回りはSSSと同じ。車体番号は700番台。OPのサンルーフ、リアワイパ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation